大騒動

先月末の日記（追記）で触れた安上がりの周回コースに必要不可欠なアイテムが先の記事に示した青春18きっぷなのですが、一時はドツボにはまりかけました。

日曜日に駅員さんから指摘されたのは発売が２日前に終了していたこと。実は当初の旅行日程は９月１〜３日までで、その直前の週末（８月26か27日）に買うつもりだったのですが、Lindaの甥御さん一家の来訪で１週間繰り下げることになったため、きっぷの購入も先送りに。それでも18きっぷの有効期間内なので大丈夫と思い込んでいたのですが、肝心の発売期間を過ぎていたのでは話になりません。思わず「やっちまった！」と頭を抱えました。

しばらく後、「金券ショップならもしかして？」と思い当たりました。けれど検索して見つかった市内の店舗複数に駆け込んでみれば、いずれも貴金属の買い取り専門。また回数券なら、あるいは利用客の多い都市部ならともかく、最長でも40日間しか利用できないきっぷを買い取り、売れ残りリスクを抱えるような店が近辺にあるとは考えにくい。途方に暮れました。

帰宅後に一息吐いてしばし思案。そして「ネットなら売ってるかも」ということで、まずメルカリを当たりましたが、有効期間内の18きっぷの出品は皆無。

しかしながらヤフオクではこの通り多数の出品が。だいたい相場は１回当たり3000円。本来５回分が12050円なので割高ですが、これはまあ仕方ないところ。（かつては５枚綴りで断然使い勝手が良く、余ってもバラ売り可能だったんですけど、今更それを言っても始まりません。）私のようにそれでも欲しい人はいるでしょうから。（結局は需要と供給の関係ですので、期限が迫ってくれば投げ売りされるはず。）

私は少なくとも初日で使う２回分が残っていれば十分ということで、その条件を満たすものも容易に見つかりました。中から即決価格が表示され（悠長に終了を待つつもりはなかったため）、かつ速やかに発送してくれそうな出品者を選んで落札。そして発送方法には一番速く着くと思われるクリックポストを選択。あとは支払いを済ませて到着を待つだけ、のはずでした。ところが・・・・・


いつも使っている支払い方法が選べない。で赤字のヘルプをクリックしてみたらこういうことでした。要は金券類の転売を防ぐための制限に引っかかったようです。それで出品者に代わりの方法（銀行振込ほか）を依頼したものの返答なし。しかし、待っている間に最初試みてうまくいかなかった画像下のコンビニ支払いのリンクを辿っていったら・・・・・・

この払込票が表示されたので直ちに最寄りのセブンイレブンに足を運び、無事支払い完了。（手数料100円がかかったし、PayPayポイントなども獲得し損ねましたが、背に腹は替えられません。）

少し経って支払い完了と発送連絡のメールが届きました。これで旅行の必要条件はクリア。（最悪18きっぷが入手できなくとも直後に触れるフリーきっぷにより目的地までの往復は可能でしたが、それは過去２度経験済みでしたら気が乗りませんでした。）ということで、北陸おでかけパスを買うため再び駅へ。ところがここでも躓きかけました。

みどりの券売機のタッチパネルで「トクトクきっぷ」を選んでも表示されず。それで窓口の駅員さんに「もう発売されていないんですか？」と尋ねたところ、今はオンラインチケットのみになっているとのこと。（このニュースを全然知りませんでした。）その購入手順を教えてもらいましたが、嫌な予感もしました。もし専用アプリのダウンロードが不可欠なら、その立ち上げ時に撥ねられるのでは？（中国製の格安スマホを使っている私は、これまで支払い用のアプリで何度かその憂き目に遭っていました。）

けれども手続きは全てウェブサイト経由で行えたため問題なく購入完了。未使用の青春18きっぷを買っていたら中日の２枚で十分でしたが、使用途中のもの（２回分）になったため、２日目と３日目のそれぞれ二人分で計４枚必要となりました。

これで移動手段は確保できた訳ですが、依然として懸念材料があります。"tabiwa" という妙なアルファベット文字列が挿入された新チケットの詳細はこちらで見られますが、後で判ったことには従来の紙のきっぷより130円安くなった以外にも変更点が。（何とイケズなことを！）それで最終日はちょっと困ったことになります。（金で解決する話ですが。）また電子チケットゆえスマホのバッテリーが切れたらお手上げです。予備のモバイルバッテリーを忘れないようにしなければ。