軽井沢からの通信ときどき3D

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新型コロナウィルス情報 2020/3/16-3/31

2020-03-31 00:00:00 | 新型コロナウィルス
 特に断りのないものは読売新聞からの情報。

3/16
 ・日銀が追加金融緩和 ETF購入枠倍増 感染拡大 G7会議
 ・追加経済対策 中小・困窮者を支援 感染収束後に減税案
 ・米、4年ぶりゼロ金利 1%緊急利下げ 量的緩和も再開
 ・独、一部国境の封鎖開始 
 ・中国経済統計 過去最低 1~2月 小売り売上高2割減
 ・G7テレビ会議 経済でも意見交換 コロナ対策協力一致へ
 ・日本からの入国 56か国・地域制限
 ・金融緩和 綱渡り 「試練」FRB総力戦 日銀「「V字回復」崩れた想定
  市場動揺 収まらず
 ・自衛隊「災害派遣」終了 感染症対応、装備不足浮き彫り
 ・新型コロナ対応、日英協力を確認
 ・学校休校 文科相、再開指針策定 意向、首相「専門家見解を尊重」
 ・首相 森氏と会談 五輪開催意見交換か
 ・日銀 さらなる緩和も ETF倍増 株下支え
   黒田総裁一問一答 「リーマン級ではない」
 ・FRB「危機モード」 ゼロ金利、量的緩和 総動員 マイナス金利「可能性低い」
 ・株 3年4か月ぶり安値 終値1万7002円
 ・株主総会 コロナ対策強化 ネット中継、お土産中止
 ・百貨店売上高3割減 3月前半、免税品は9割減
 ・マニラ 1か月封鎖 主要道に検問所 警察官が検温
 ・中東・アフリカも国際線停止
 ・北京 全渡航者を隔離
 ・欧州 強まる行動制限 ローマ閑散 「感染でなく経済で死ぬ」
 ・米 「50人以上」イベント中止 今後8週間、CDCが勧告
 ・感染源特定 習氏が指示
 ・仏 統一地方選投票率最低 感染懸念 決選投票 野党が延期論
 ・英 対策不十分 学者200人が批判
 ・新型コロナ・デマ拡散 「うわさ」の時代 誰もが送り手
   「お湯が予防になる」など
 ・クラスター全国15か所 厚労省 地図公表 
 ・新たな感染 42人
 ・聖火観覧 3県に自粛要請へ 組織委 福島、栃木、群馬の沿道
 ・IOC、各国と協議へ 予選延期や中止、救済措置議論も
 ・両陛下訪英延期で調整
 ・厚労省が配布ミス ダイヤモンド・プリンセス号下船乗客の一部 外出自粛届かず
 ・長野 感染者家族検査 コロナ陰性と明かす

3/17

3/18
 ・「非常事態」20か国・地域に 移動制限広がる 世界死者 中国本土超え
 ・「感染力」数値で公表へ 専門家会議 休校・自粛 判断材料
 ・IOCが臨時総会 
 ・聖火観覧 「密集避けて」
 ・株乱高下 値幅1178円 NY下げ最大2997ドル
 ・首相「五輪 完全な形で」 無観客・縮小に否定的 代表選考に影響拡大
 ・米、10人超の会合自粛要請 行動指針
 ・経済安定に関与 G7首脳が声明
 ・欧州 対策「有事」並み 全土で外出制限・飲食店営業禁止
   市民の危機管理意識 カギに 政治日程ずれ込む 英EU交渉、仏統一地方選
 ・【社説】感染拡大の阻止へ指導力示せ
 ・与野党が「連絡協議会」 追加経済対策など議論 医療・検査体制も

3/19
 ・全世界対象に渡航注意 首相表明 38か国ビザ停止
 ・欧州・エジプト・イラン 21日から来月末
 ・米 1兆ドル景気策検討 現金給付2週間以内に
 ・EU 30日間入域禁止 外国人 速やかに国境封鎖 期間延長も
 ・米 死者100人超す 全50州5800人感染 NY市外出禁止令も
 ・株1万7000円割れ NY先物受け 3年4か月ぶり
 ・大本営の地下壕再び コロナで公開延期になっていた
 ・日銀含み損 2兆~3兆円
 ・立皇嗣の礼 縮小 饗宴の儀中止 コロナ受け
 ・20年度予算案 27日に成立へ 参院本会議に緊急上程へ
 ・財政出動 各国足並み 米、「失業率2割」に危機感、欧州、赤字規範こだわらず
 ・【社説】新型コロナの影響が心配だ
 ・日本、きょうから集中議論 与党内、20兆円規模求める声
 ・政府間協議 テレビで G7,日韓対話 コロナ感染リスク回避
 ・新型コロナ 与野党連絡協きょう初会合
 ・消費税5%下げ 国民が提案へ
 ・麻生氏 「呪われた五輪」発言 40年冬季やモスクワ例に
 ・【広告】週刊文春 完全防御ガイド・新型コロナウイルス
   福岡伸一x阿川佐和子 新型コロナウイルスは数年後に日常的な病気になるでしょう。
 ・「民放に指示可能」陳謝し撤回 18日、宮下一郎内閣府副大臣
 ・EU 苦肉の理念「破棄」 入域制限で、国境封鎖の動き抑制狙う
 ・ベルギーも外出制限へ
 ・イタリア感染拡大 「同居率」高さ要因? 独の研究者発表
 ・「中国ウイルスは正確な用語」 トランプ氏 会見で協調
 ・台湾 きょうから外国人入境禁止
 ・ブラジル 囚人1400人脱走 コロナで外出許可延長に反発
 ・トヨタ 工場停止を拡大 新たに欧州・アジア5か国
 ・地価上昇 全国に波及 住宅地・商業地 県庁所在地中心に好調
   経済危機で大幅下落 バブル崩壊、リーマンショック
   不動産投信下落 コロナの影
 ・2月の対中輸入半減 貿易統計 11年ぶり低水準
 ・個人「現・預金」1000兆円 資金循環統計・貯蓄志向 変化なし 前年比2.3%増
 ・上場廃止の基準、コロナ対応で一部緩和
 ・【広告】経済産業省 新型コロナウイルス感染症で影響を受ける事業者の皆様へ
 ・五輪 代表選考 公平さ求める声 IOC声明、競技団体 不安隠せず
 ・スペイン五輪委会長 「延期好ましい」
 ・NBAネッツ4選手が陽性
 ・全仏テニス 9,10月に 全米OPも延期検討
 ・ゴルフ 全米プロ選手権 今年後半に延期 
 ・米 スポーツ損失 2か月で5400億円
 ・新たに27人感染 
 ・デイサービス苦慮 小人数送迎 自主休業も
 ・IOC 声明 「五輪予定通り」 「現段階、決断必要ない」 
 ・北海道 緊急事態宣言 きょう終了
 ・感染「ばらまく」 愛知の男性死亡
 ・春休み短縮・補習 教委判断で可能 文科省が通知
 ・休校中の子ども 「心のケア」窓口、厚労省が開設
 ・長野 「出前・持ち帰り可」PR 佐久商議所、チラシで
 ・長野 テレワーク導入広がる 宿泊プランも
 ・長野 感染者、初の退院 南牧の女性

3/20
 ・軽症者は自宅療養 都市部 高リスク 専門家会議提案
 ・休校一部解除検討 政府
 ・家計直接支援を検討 政府 公共料金の猶予 要請
 ・「大阪-兵庫の往来自粛」知事要請 3連休 感染拡大阻止
 ・アテネ 聖火、無観客の引き継ぎ
 ・訪日客58%減 2月前年比 中国87%、韓国は79% 中韓から入国制限延長へ
 ・感染の経済影響 ヒアリング開始
 ・武漢 新規感染者「ゼロ」 世界は計20万人
 ・欧州中銀量的緩和拡大 パンデミック対応 90兆円規模
 ・医療現場危機 伊・医学生を現場へ、独・スイス 病床不足
 ・爆発的感染を警戒 専門家会議 密閉・密集・近距離会話避けて 
 ・クラスター早期発見を 長期戦備え対策要望
 ・【社説】感染抑止の過程を歴史に残せ
 ・追加経済対策へ初会合 連絡協 与党、補正予算成立急ぐ 野党側11項目要望
 ・菅官房長官見解 「中国が発生源」
 ・「五輪 無観客・縮小せず」 首相答弁「完全な形で開催」協調
 ・感染拡大防止策、知見共有で一致 日独外相電話会談
 ・議事録の作成各省庁に要請 「歴史的緊急事態」指定
 ・モスクから感染拡大 東南アジア・中東 礼拝制限の動き
 ・北京大研究院長 当局対応を批判
 ・往来規制東南アジアも 感染者急増 ビザの発給停止
 ・中国政府 国際線 北京直行認めず 一部航空機、周辺空港で事前検査
 ・コロナ警鐘の医師処分「不当」 中国政府の調査チーム
 ・米 「国防生産法」発動 大統領が署名 マスク増産要求可能 
 ・NY 相次ぐアジア差別 「なぜマスク着けない?」
 ・支払い猶予措置広がる 電話料金、電気代、保険料
 ・自粛で「巣ごもり」消費 伸長
 ・米、車大手 北米も生産停止 中国・欧州に続き 需要減受け トヨタ・ホンダも
 ・新型コロナウイルスを巡る、首相のこれまでの発言要旨
 ・観光地沈黙の春 訪日客4000万人、絶望的 1000万人割れも
 ・麻生氏 中国公表の数字「信用しない」
 ・全日空 5000人一時休業へ 客室乗務員 4月から数日程度
 ・トランプ相場 帳消し NY株2万ドル割れ
 ・FRB、MMFの運用支援
 ・2月物価にコロナの影 マスク3.7%アップ、宿泊料3.1%ダウン
 ・パラ選手、大会中止・延期で 障害クラス分け 遅れ
 ・IOC 五輪予定通りに「賛同」   
 ・選抜中止 夏へ選手始動
 ・両陛下の英訪問感染拡大で延期
 ・「ウイルスに県境なし」 往来自粛 大阪、兵庫、重い決断
 ・東大授業 オンライン中心
 ・感染、新たに39人
 ・長野 危機管理監に五十嵐氏 県人事 
 ・長野 桜ウォーク中止 「信州松本 梓川・桜ウォーク」
 ・長野 聖火アンカー小平さん
 ・長野 コロナ対策で県10億334万円専決処分
 
3/21
 ・政府 新学期に再開へ 一斉休校 延長せず イベント「慎重に」継続
 ・IOC会長 五輪「様々なシナリオ」 米紙に「中止 議題にならず」
 ・聖火 宮城に到着
 ・厚労省 重点医療機関 設置を要請
 ・政府 赤字国債の発行検討
 ・伊 死者3400人 中国超す 全世界の死者1万人
 ・日中韓 ワクチン情報共有 外相テレビ会議で確認
 ・一斉休校の弊害 考慮 学習遅れ、親の負担
 ・米 海外渡航すべて「中止」 国民に勧告 危険情報引き上げ
 ・6月のG7 テレビ会議
 ・医療維持「最悪」に備え 病床確保・役割分担 調整急ぐ
 ・各都道府県 ピーク推計 埼玉「病床4分の1に感染者」
 ・【社説】警戒緩めず長期戦に備えたい
 ・公明 「直接給付」提言へ コロナ経済対策 「バラマキ批判」念頭に検討
 ・日韓 コロナですき間風 入国制限 事前通報で食い違い
 ・「助成金」の拡充 飲食業者求める
 ・感染防止へ連携 日イランが一致
 ・サハラ以南に感染拡大 WHO,爆発的急増を警告
 ・リオ キリスト像に感染国の旗投影 終息への祈り込め
 ・中国 「封じ込め」自賛 海外支援、宣伝に躍起
 ・文政権 対外発信を強化 感染抑制「徹底検査」アピール
 ・国連事務総長、連帯呼びかけ
 ・米 感染1万人超す カリフォルニア外出禁止 NY州は「在宅勤務」強化
 ・モナコ公 陽性 健康に問題なし
 ・景気下支えへ総力 赤字国債検討 コロナで経済減速
 ・米 公的資金で企業救済検討
 ・子どもの居場所 学校活用 休校延長化 校庭開放などで心身健康に
 ・東京五輪の延期は難しい 調査研究本部客員研究員・小田 尚
 ・NFL監督も感染 北米「4大」全てに波及
 ・米選手が退団 Bリーグ・北海道 「健康優先」
 ・国内感染者1000人超 高齢者施設で広がる
 ・よみうりランド 23日から再開へ としまえんはきょう
 ・五輪どうなる・・・波紋 JOC理事が延期論 

3/22
 ・既存薬効果 検証急ぐ エボラやインフル 重症患者に投与 国際共同開発も模索
 ・米 外出規制7500万人 NY州、イリノイ州 感染拡大
 ・【広告】人はなぜ治るのか アンドルー・ワイル著 上野圭一訳 日本教文社発行
 ・米 感染急増に非常手段 コロナ外出制限 
 ・NY株「トランプ相場」崩壊 急落1か月で1万ドル超
 ・WHO 若者に警鐘 伊、死者4000人超
 ・【広告】緊急提言 日本・破綻寸前 藤巻健史著 幻冬舎発行
 ・消費減税 揺れる枝野氏 「議論の可能性否定せず」
 ・京都コングレス 国連が延期判断
 ・電動自転車 品薄に 感染拡大の余波 中国から輸入滞り
 ・ガソリン価格 8週連続下げ
 ・クラスター避け 大流行阻止 全国クラスターマップ 
 ・中伊 「一帯一路」に暗雲 港湾施設「ゼロ」 観光客途絶え 
   習政権 医療支援でつなぎとめ。
 ・NPT会議 延期提案 「今夏」「来春」軸に検討へ
 ・トランプ氏 中国の初期対応疑問視
 ・トランプ氏 マスク増産を要求
 ・欧州 広がる外出規制 英で買い占め騒動も
 ・モサド 検査キット「隠密」調達 地元報道 10万人分湾岸諸国から
   イスラエルは、感染者の携帯電話の通信データを傍受して行動を把握し、感染者と
  接触した可能性のある市民を特定して検査するなど、世界的にも異例の措置をとって
  いる。
 ・ブラジル 非常事態宣言発効
 ・バンコク 商業施設閉鎖
 ・一人暮らしのコロナ対策 専門家に聞く
 ・五輪 各国から延期論 「選手の安全優先を」
 ・米紙 「即時中止」訴え ワシントン・ポスト(電子版)五輪中止を訴えるコラムを掲載
 ・帰国者、結果待たず帰宅 感染判明
 ・宝塚、公演再開へ
 ・長野 滝沢牧場 2週間ぶり再開 従業員コロナ感染 励ましの声100件超
 ・長野 休校で不安やストレス 悩み相談LINEで 県教委が窓口開設

3/23
 ・IOC、練習影響聴取 各国五輪委に 米委声明
 ・トランプ氏 五輪開催の可否 「安倍首相次第」
 ・政府対応「評価」53% 本社世論調査 五輪「延期を」69%
 ・喝采なき賜杯 22日、千秋楽 白鵬が優勝
 ・米から入国 14日間待機 政府要請へ
 ・米 経済対策 2兆ドル規模に
 ・トランプ大統領のコロナ対応 支持55% 前週より上昇
 ・本社世論調査 「外出控え」急増81%、イベント自粛「必要」87%
 ・甘利氏 家計支援には「インパクトを」
 ・製薬会社 開発に本腰 治療薬やワクチン 検査試薬 東洋紡増産20倍
 ・英、現地報道 BAに救済策 英政府が検討
 ・武漢「収束」住民も疑念 新規感染ゼロ、外出規制緩和
 ・トランプ氏、正恩氏に親書 ウイルス対策で協力意向
 ・伊、全産業の生産停止 生活関連除き
 ・NY州 感染1万人超
 ・中国政府 北京への直行、全航空会社禁止 指定空港に一旦着陸
 ・五輪判断「数日か数週後」 世界陸連が見解 選手国際団体が開催延期を要望
 ・白鳳V 喜びより安堵 鶴竜下し44度目 異例場所「想像以上だった」
 ・理事長 無観客 協力に感謝 声詰まらせ
 ・聖火リレー26日から 観覧には制限、沿道「密集は避けて」
 ・「ペスト大流行」の著者・村上陽一郎氏 資本主義への疑念生む可能性も
 ・帰国者から感染 警戒 入国制限追加 自宅待機を要請
 ・K-1 自粛要請の中、開催 主催者「対策取る」、埼玉知事「残念」
 ・厚労省クラスタ-対策班、今後2週間で都内500人感染と試算
 ・新たに5人死亡 感染42人
 ・長野 コロナ休校中、ケーブルTVでお勉強 小諸の教員ら番組出演

3/24
 ・五輪延期検討 IOC「4週間以内に結論」 安倍首相も容認
   臨時理事会、中止は否定
 ・首相、在任中の開催目指す 中止回避へ「次善の策」
 ・五輪延期検討 首相判断 与野党「やむなし」
 ・五輪延期も道険し 年内・終息見えず 1年・世界水泳・陸上 2年・冬季五輪
 ・批判殺到 IOC急転
 ・五輪延期検討 会場どうなる・困惑 調整必要、早く決めて
 ・経済対策30兆円超 骨格判明 商品券で家計支援
 ・プロ野球 4月24日開幕目標
 ・トヨタ国内5工場停止 一部を3~9日間 海外需要減
 ・聖火 ランタンで巡回 26日聖火出発式 首相不参加意向
 ・NY州 医療崩壊恐れ 外出制限 病床不足に危機感
 ・都知事が言及 首都封鎖の可能性 
 ・中国 無症状4.3万人除外か 統計から2月末時点
 ・米から入国 14日間待機 政府要請
 ・強制隔離の対象 上海が日本除外
 ・【社説】選手や観客の安全を最優先に EUは存在価値を示せるか
 ・一斉休校対策 1年軸に 公明 給食費免除提言へ
 ・政府 自治体と連携へ 対策推進室設置
 ・政府 集中ヒアリング 観光・運輸業者振興策など要求
 ・ソフトバンク 資産売却 戦略変更の兆し ファンド事業の懸念に対応
 ・車・電機 生産停止拡大 感染拡大、需要減に対応
 ・米民主も経済対策案 与党と対立 景気減速の懸念
 ・米GDP 大幅減懸念 4~6月期 「前年比3割減」予想も
 ・G20 緊急テレビ会談 財務相、混乱収拾へ結束PR
 ・選手村マンション販売会 6月に延期 入居時期に影響も
 ・株334円高
 ・紙製品の品薄、1週間で解消
 ・北 食料不足の危機 コロナ対策で国境封鎖 対中貿易止まり2か月
 ・東南アジア 厳戒態勢 マレーシア、軍が巡回
 ・香港 全飲食店で禁酒へ
 ・豪 失業手当HPダウン
 ・国会論戦 首相、五輪・コロナ克服の証に、経済・一気呵成にv字回復
 ・欧州  猛威に医師悲鳴 患者選別「奇跡起こせない」
 ・トルコ 感染1000人超える
 ・武漢 外出禁止一部緩和を発表 条件付きで出勤可能
 ・NY 静まる摩天楼 まるでゴーストタウン
 ・コロナで苦境 「食」業界支えよう
 ・プロ野球 選手の調整考慮 開幕再延期 練習試合も再設定
 ・J 来月3日再開「困難」
 ・ラグビー トップリーグ残り試合中止
 ・五輪延期検討 代表選考やり直しか 「想定外」競技団体が苦慮
 ・IOCバッハ会長メッセージ 人名何より優先 会場や競技、調整複雑
 ・【文化】文芸月評 未知の感染症と戦う 「臆病な都市」(群像・砂川文次)など
 ・文科省 学校再開の指針 検温徹底 マスク着用
 ・受診目安 「強いだるさ」は直ちに 高齢者「発熱あれば早めに」
 ・23日、国内 死者50人に 新たに17人感染
 ・長野 聖火リレー、粛々と準備 実施方針発表、26日まで目安
 ・長野 飲食店 苦境をバネに 集客工夫 持ち帰り開始 SNS活用
 ・長野 県主催イベント 開催基準を緩和 地域経済への影響考慮
 
3/25
 ・東京五輪1年延期 首相・IOC会長合意 「来夏までに開催」 電話会談
 ・五輪延期合意 世界のスポーツ過密日程 競技団体の協力 焦点
 ・世界の感染者30万人超え
 ・北京 渡航者にPCR検査 きょうから 海外からの流入阻止
 ・学校再開へ国、指針 検温・マスク・教室換気
 ・学校再開課題山積み 給食での感染防止、学習遅れ、夏休み短縮も
 ・児童・生徒感染したら 休校など自治体判断
 ・【社説】官民で万全の支援策を講じよ、気を緩めず感染防止の徹底を
 ・コロナ 政府対策本部設置へ 改正特措法 有識者会議きょう拡充
 ・政府 欧州18か国 入国拒否へ イランも
 ・首相、赤字国債検討を説明 参院財政金融委 「規模よく見極めて」
 ・外相 北朝鮮コロナ感染ゼロ 人類史K-1上、考えられない
 ・五輪延期検討 カナダ首相賛意
 ・五輪延期 戸惑い チケット扱い未定、スポンサー不安
   米TV局、IOCに従う
 ・K-1観客の情報提供要望 市長会など    
 ・マレーシア ムヒディン政権 コロナ後手 感染者急増
 ・英 外出なら罰金 食料、薬の購入除き
 ・タイ 非常事態宣言 明日発令
 ・南ア 外出制限
 ・中国が医療支援外交 感染対策で影響力拡大
 ・武漢封鎖 来月8日解除
 ・トランプ氏、自粛緩和検討 経済悪影響 回避狙う
 ・若者よ、外出間違ってる NY知事 必死の呼びかけ
 ・ハワイ州も外出禁止令
 ・日米の感染揶揄 中国飲食店に避難殺到
 ・イベント業界へ支援要求 消費回復策求める声
 ・マスクの生産 シャープ開始
 ・各国中銀 資金供給強化 FRB 国債無制限買い入れ
 ・ユーロ圏 景況感最低
 ・株 1万8000円台回復
 ・「五輪延期」観光業、さらなる痛手も 宿泊、バスキャンセルに
 ・全国百貨店 2月65%減
 ・景気判断修正 「回復」削除へ 3月月例報告
 ・都市部中心43人感染
 ・英有力紙FT 「今こそ我々の報道 重要」 1面で声明
 ・長野 旅館・ホテル平日休館も 
 ・長野 学校再開 入学式縮小し実施へ 文科省指針、各教育委が対応

3/26
 ・都、週末外出自粛を要請 知事「観戦爆発重大局面」 1日で最多41人増
 ・五輪 来年7・8月軸 開催形態は踏襲
 ・米経済対策2兆ドルに 与野党合意 現金給付や企業支援
 ・プロ野球 当初の五輪期間に公式戦
 ・株1454円高 1万9000円台回復 過去5番目の上げ幅
 ・五輪経済効果 先送り GDP0.1%下げ試算 
 ・トランプ氏、延期支持 日米電話会談
 ・世界の感染者42万人
 ・治療薬・経済対策 G7外相議論へ
 ・全世界へ「渡航自粛」 外務省、危険情報引き上げ
 ・感染対策 緩み警戒 小池知事「一人一人が重要」 欧米広がる外出制限
 ・【社説】五輪一年延期 開催実現へ手立てを尽くそう
   経済悪化を防ぐ目配りが必要だ
 ・与党 高まる積極財政論 五輪一年延期 下振れ回避「最大の対策」要望
 ・所得制限付き現金給付案 公明、生活支援策提言へ
 ・コロナ連絡協 「緊急事態」など議題に ドライブスルー検査 提案も
 ・大使館職員が感染 米国、欧州のマケドニアの日本大使館員24日、検査陽性
 ・プーチン大統領 政権浮揚青写真に狂い コロナ対策、経済低迷
 ・インド全土「完全封鎖」 13億人に外出禁止措置
 ・国連 途上国に人道支援 感染拡大防止 2200億円規模計画
 ・内戦下のシリア 感染初確認
 ・感染急増 米政権正念場 17州独自に外出制限
 ・展開中の米空母 3人の感染確認
 ・伊の死者数 統計より多い?
 ・丸紅 最終赤字1900億円 黒字予想一転 コロナで原油急落
 ・「特需なし」対応急ぐ 五輪延期 家電大手「見極め困難」
 ・米与野党 2兆ドル対策、スピード合意
 ・資金繰り支援へ 3000億円ファンド 三井住友銀
 ・日銀 3月会合 緩和決定 景気に危機感 落ち込み長期化も
 ・東京五輪延期 「時期示唆 希望残せた」 コーツ委員長
   バッハ会長 日本との協調重視
 ・J 新日程 予防と運営 両立目指す ファンにも協力求める
 ・休館か開館か 美術館 難しい判断
 ・新たに74人感染確認 15都道県など
 ・クルーズ船 検疫終える
 ・宝塚公演 再延期
 ・五輪延期 マラソン代表変えず チケットは有効 払い戻しはOK
 ・長野 70代男性感染 経路不明 松本在住 県内確認5人目
 ・長野 終息 善光寺で祈る
 ・長野 長野マラソン中止 自転車レースも中止

3/27

3/28
 ・追加経済対策着手へ 102兆円予算成立 補正案 首相きょう表明
 ・都内 3日連続40人以上 感染者 軽症滞在に選手村検討
 ・中国依存脱却に補助 2000億円規模 生産拠点移す企業に 政府方針
 ・米の感染者 世界最多に 8.3万人 中国超え
 ・首脳電話会談で米中の連携確認
 ・政府、対処方針案を提示
 ・売り上げ減の事業者 納税猶予を検討
 ・G20「550兆円注入」首脳声明 強大な支援継続
 ・景気回復「2段構え」 困窮者支援後に消費喚起
 ・財政再建は後退 25年度黒字化 厳しい状況
 ・【社説】当初予算成立・危機対策の財政出動を迅速に、
   新型コロナ・中国の対応は模範にはならぬ。
 ・五輪延期は政治的判断 首相
 ・諮問委 感染急増に危機感
 ・世界覆う 都市封鎖 米、1.8m距離保ち買い出し
   欧州/仏「罰金44万円」・伊「通行手形」
   アジア・太平洋/死者ゼロNZ「時間余裕ない」
   中東/不適切行動 1700人逮捕
 ・楽観一転 米に危機感 検査態勢不備 初動遅れか 
 ・中国、外国人の入国禁止
 ・無症状の感染者 対策強化を指示 中国首相
 ・EU 感染対策で溝 「コロナ債」結論出ず
 ・ジョンソン首相 陽性
 ・「新型コロナ」と類似 香港大などチーム センザンコウからウイルス
 ・【解説】養老孟子さんに聞く コロナも多様性の一つ 
   欧米で感染拡大 日本と異なる習慣や文化
 ・首都圏 百貨店は休業・時短 外出自粛 コンビニは営業
 ・コロナショック 3月期影響
 ・トヨタ 長期減速に備え 1兆円融資枠を要請
 ・五輪「全面支援」トヨタ社長
 ・中国企業の利益38%減 過去最悪 工場の長期停止響く
 ・車国内生産 停止相次ぐ ホンダなど4社 業績悪化 懸念強まる
 ・球界 感染状況を共有 選手に改めて注意喚起 ナゴヤ球場 消毒を検討
   Jリーグ「対応 全て参考」
 ・米欧 選手らの感染相次ぐ
 ・学校再開 ここに注意 
   教室・2方向で換気を、密集する運動 避けて
 ・神奈川と千葉で 1日当たり最多
 ・部活での遠征 感染防止策を
 ・ディズニー 休園延長
 ・コミケ中止に
 ・東御苑きょうから休園
 ・都立公園花見 都が自粛要請
 ・転院 感染ドミノ 都「医療機能の低下も」、都「軽症者の自宅療養検討」
 ・熱・せき 眠れないほど 北海道の70代 入院19日目
   医師 治療「考え抜いた」
 ・阪神・藤浪投手 陽性 食事同席の2選手も
 ・嗅覚や味覚異常 海外でも報告例
 ・長野 中ア国定公園 多難の出発 ロープウェイ運休続く・コロナでPRならず
 ・長野 学校再開 新年度から 県教委方針 現場に留意事項提示
 ・長野 県、対策室設置へ
 ・長野 医療機関2割でマスク・消毒液不足 県保険医協会調べ
 ・長野 6人目感染確認

3/29
 ・経済対策 過去最大に 首相 困窮者に現金給付 瀬戸際の状況続いている
 ・千葉の施設58人感染 都内 最多の63人
 ・経団連 「雇用を最優先」 月末 緊急提言 財政出動求める
   中小資金繰り支援重視 経済成長へ「デジタル化」
 ・銀行資本規制 1年延期
 ・「緊急事態」慎重見極め 新型コロナ首相会見 私権も制限 影響甚大
 ・アビガンなど治験加速 複数の既存薬治療薬候補に
 ・米 感染者10万人超す 大統領 GMに呼吸器製造命令
 ・米 2.2兆ドル経済対策成立
 ・危険を軽視 世界にクラスター
   オーストリア、中国、タイ、米国、イタリア、マレーシア。
 ・密集回避が重要 外出制限 世界30億人
 ・【社説】新型コロナ 医療崩壊を招かぬ対策急げ
 ・伊 感染者8万6498人 中国抜く
 ・立民、経済対策策定せず 消費減税に慎重 孤立回避?
 ・水際対策強化へ自衛隊自主派遣 防衛省
 ・北朝鮮軍100人超死亡 2月末以降 新型コロナ感染か 中国国境付近
 ・中国 墓参りも禁止 4月4日清明節 ネット献花推奨
 ・NPT会議最大1年延長
 ・トランプ氏見舞い電話 感染の英首相に
 ・パナマ沖の客船 高齢者4人死亡
 ・NY車道開放 人と人、6フィート保つ
 ・【明日への考】長崎大学熱帯医学研究所教授・山本太郎氏
   コロナ 現代的パンデミック 文明が生む感染症 都市に密集し、発達した交通
  網で、移動・交流する人々。デジタル時代で初の脅威。不確かな情報が招いた買
  い占め。
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 ・「再検査で陽性」相次ぐ ウイルス 体内残留か PCR検査 精度限界も
   退院後また陽性 北海道・70代男性
 ・治療薬の開発 新医療戦略に
 ・五輪 「6~9月の間に」 森会長、延期の時期言及
 ・仏でショー中止相次ぐ
 ・都内 人波どこへ 外出自粛 街もバスも
 ・院内感染の疑い 茨城の医療センター
 ・新たな感染164人 全国1日最多 
 ・長野 感染男性 濃厚接触10人 うち2人に症状

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 ・都内感染さらに68人 千葉の施設新たに28人 
 ・【広告】緊急出版 新型コロナウイルス感染症ーCOVID-19-
   日本赤十字社医療センター 呼吸器内科 粟野暢康、出雲雄大監修・編集
   医療科学社発行
 ・伊 死者1万人超え スペイン6500人 欧州の感染深刻
 ・中国 感染拡大は遮断
 ・米 3州に移動自粛勧告 CDC NY州など14日間
 ・政府 緊急事態の要件 致死率・重症化率見て判断
 ・感染症危険情報 全世界引き上げ 外相表明へ
   レベル1からレベル2に引き上げなど。
 ・五輪延期 負担駆け引き 会場や人件費増大 数千億円?
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   仮説整備・札幌でマラソン 押し付け合い繰り返し
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 ・南ア 食料品店の客を銃で威嚇「前の人との距離を空けろ」
 ・【広告】日本抗加齢医学会 免疫力をアップして、健康を維持 アンチエイジング医学
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   進学で都内引っ越し、婚姻届準備で役所に
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 ・長野 新型コロナ新たに2人
 ・長野 首都圏行き「当面自粛を」 知事、感染拡大で呼びかけ
 
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 ・五輪 感染にらみ決断 コロナ猛威「春」案しぼむ
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 ・早期に資金集中投入 コロナ経済対策 リーマン時より急減速
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 ・感染防止 すべてに優先 
 ・感染拡大 外交に制約
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新型コロナウィルス(3/5)

2020-03-31 00:00:00 | 新型コロナウィルス
 WHOのテドロス・アダノム事務局長が新型コロナウィルスに対して3月11日にパンデミックであると表明して2週間余りが経過した。次の図はJohns Hopkins大学が作成し公開している世界の感染者数を示す図であるが、感染地域はすでに南極大陸を除く全大陸に及んでおり、右下のこれまでの感染者累計数推移のグラフが示すように、3月30日現在も指数関数的な増加を示している。

Coronavirus COVID-19 Global Cases by the Center for Systems Science and Engineering (CSSE) at Johns Hopkins University (JHU)
https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

 そのWHOのテドロス・アダノム事務局長が、3月16日に行われた記者会見で、「誰が感染しているか分からなければ流行を防ぐことはできません。私たちが各国に伝えたいのは簡単なことです。」とし、各国が採るべき方策は、「検査・検査・検査」であると発言している様子が翌日のTVのニュースなどで報じられた。

 この発言はさらにその翌日、「検査・隔離・追跡」と言いかえたとされるが、検査の重要性を発信した事には変わりはない。

 この検査というのは、もちろん、このところ頻繁に耳にするようになったPCR検査のことである。このことは早速日本の国会でも取り上げられ、質疑がおこなわれた

 質問に立ったのは「立国社」会派の山井和則・衆議院議員で、「WHOが『とにかく検査をしなさい』と言っている。この積極的検査という方針の真っ向から反対をやっているのが日本ではないか」と質した。

 これに対して、加藤勝信・厚労大臣は、「テドロス・事務局長からは、『日本は封じ込めをうまくやっている』と評されている。これは日本向けに言っているのではなくて、広く世界向けに言っているんだろう。」と応じている。

 日本のPCR検査の実情はTVの報じる所では、次の様であり、これまでも諸外国に比べて、PCR検査件数が少ないことは度々マスコミでも取り上げられてきた。これに対して、政府・厚労省は検査体制が整っていないことを主な理由として挙げており、順次検査能力を向上させ、検査の実施基準も緩和しているとの説明を繰り返している。

 3月28日の記者会見でも安倍首相は、「確かにPCR検査の数は少ない中において、私もほぼ毎日のように厚労省に対して、医師が必要と判断すれば必ずPCR検査できるようにしてくださいねとは重々申し上げています。」と述べていることが、翌日のTVでも報じられているのであるが。

 日本での、この検査数の少なさが問題であるとTVなどを通じて訴え続けてきた白鳳大学の岡田晴恵教授であるが、同様の趣旨の主張は、前回(2020.3.17 公開)の当ブログでも紹介したように、文藝春秋への寄稿で繰り返されている。一部を引用すると、次のようである。「・・・しかし、PCR検査は、『検査能力』に比して、『実際の検査数』があまりに少なく、『報告されている感染者数』は、明らかに”氷山の一角”です。・・・」。この”氷山の一角”が正しいかどうかはさておくとして、これはWHOのテドロス事務局長の発言と同様の趣旨によるものととれる。

 また、これとは別に、岡田教授はTVのワイドショウで、国内での感染拡大状況を把握する目的で、各地で1000人程度のランダムサンプリングを行い、PCR検査を実施してはどうかとの提案も行っている。

 一方、PCR検査については、検査精度の低さを指摘する声も聞かれ、これを理由にむやみに検査をすることに反対する意見もある。こうした状態で検査対象を拡大させると、結果、医療崩壊につながりかねないという懸念からである。

 このように、専門家の間でも意見が分かれるPCR検査についての状況であるが、PCR検査とは一体どのようなものか、すでに優れた解説がいくつも見られるが、自分なりに理解するためにここで整理しておこうと思う。

 PCR検査については、ウィキペディアでは「ポリメラーゼ連鎖反応」の項で採りあげられていて、次のようである。

 「ポリメラーゼ連鎖反応(ポリメラーゼれんさはんのう、英:polymerase chain reaction)は、DNAサンプルから特定の領域を数百万〜数十億倍に増幅する、分子生物学の分野で広く使用されている一連の反応または技術である。英語表記の頭文字を取ってPCR法、あるいは単純にPCRと呼ばれる場合が多い。」

 新型コロナウィルスへの感染検査を行う方法としては、現在この方法が唯一であるとされていて、採取した検体を、
 「DNAポリメラーゼと呼ばれる酵素の働きを利用して、一連の温度変化のサイクルを経て任意の遺伝子領域やゲノム領域のコピーを指数関数的(連鎖的)に増幅することで、少量のDNAサンプルからその詳細を研究するに十分な量にまで増幅する・・・」。

 ウィルスの場合、上記のDNAをRNAと読み替えることが必要なようであるが、ここにあるように、採取した検体中のウィルスのRNAを短時間のうちに数百万〜数十億倍に増幅することができる技術で、こうして増幅させたRNA(の一部)を発光分析法などで検出するので、極端に言えば検体中に1個のウィルスがあれば、感染しているかどうかの判定ができる極めて感度の高い検査法とされる。

 一方、これまで見てきたように、ウィルスに感染しているかどうかの判定に、このPCR法を用いた場合の検査精度がそれほど高くないという話は、上記説明とは矛盾するように思える。しかし、実際の検査現場では、検体採取からPCR増幅操作に至る過程で入り込むいくつもの要因により、検査精度はある程度低下しているのが実情のようである。

 さて、こうした検査で用いられる用語として、感度と特異度というものがある。次の表のように定義されていて、検査精度はこの感度と特異度がどれくらいかで決まるといえるが、検査対象中にどれくらいの陽性者が含まれているかもまた、感度、特異度とからんで検査結果に影響を及ぼす。新型コロナウィルス検査の場合のこの感度、特異度の数値はまだ厚生労働省のHP、国立感染研究所のHPを見ても発表されていない。専門家のブログなどをいくつか調べてみたが、感度については60%~80%、特異度については80%~99%と仮定して議論されている(2020.10.1 追記:特異度についてはその後99.9%以上との主張が見られるようになっている。 https://www.mag2.com/p/news/462533)。
ウィルス感染検査における各用語のまとめ(筆者作成)

 表に示すように感度とは、検査を行って、感染者を正しく陽性と診断する割合のことである。また、特異度とは感染していない健常者を正しく陰性と診断する割合である。ある集団(a+b+c+d)人を検査すると、感度と特異度が100%でない以上、どうしても偽陽性者(c)と偽陰性者(b)が出ることになる。
 
 集団を対象とした検査で判明するのは、《検査》陽性者(a+c)と《検査》陰性者(b+d)で、真の感染者数(a+b)や真の健常者数(c+d)はこのままでは見えてこない。

 集団の中のある個人について見ると、或る人が陽性と診断されても、それは陽性的中率(a/(a+c))の範囲での正しさであって完全ではない。同様にある人が陰性と診断されても、陰性的中率(d/(b+d))の範囲での正しさであるから、感染者である可能性は否定しきれないことになる。

 では、これらの式に数字を入れて、偽の陽性者や、偽の陰性者がどれくらい出るか、感度と特異度を入れて具体的に計算してみる。数値には、実際に起きた例を参考にして、クルーズ船D・P号で発表されている数字を用いてみた。3711名の乗員・乗客に一斉にPCR検査を実施し、712名の陽性者が見つかったとの想定である(実際とは異なる)。結果は次のようである(数字の1桁台には計算上の差異が生じているが)。

D・P号の場合の偽陽性者数と偽陰性者数の推計(感度=70-95%、特異度=90-99%と仮定して筆者推定)
  
 ここに見るように、PCR検査で712名の陽性者(したがって2999名の陰性者)が出た場合、感度70%、特異度90%とすると、陽性者中には175名の偽陽性者が含まれている可能性があり、また、陰性者と判定されても、230名の偽陰性者が含まれている可能性があるという結果になる。偽陽性者、偽陰性者ともに無視できない人数である。

 次に、一度に行う検査数を絞るなどして、精度を上げて複数回に分けて検査を行った場合を想定し、2つの場合について計算した。先ず感度はそのままにして、特異度を99%に上げた場合で見ると、偽陽性者は10名となり大きく減少する。一方、偽陰性者は301名とむしろ増加する。更に、感度を95%、特異度を99%とした場合を見ると、偽陽性者、偽陰性者ともに減少し、それぞれ16名、37名という計算結果になる。陽性的中率も上がり97.8%になり、陰性的中率は98.8%である。

 こうしたシミュレーション結果を見ていると、実際の現場で厚労省が採っていた対応の意図が見えてくるように思う。精度の低いまま多数の検査を実施するのではなく、検査数を絞り検査精度ができるだけ高くなるような検査方法を採っていたのではないかと思えるのである。

 この計算結果は、真の感度や特異度が判っていないので、単なる推定でしかないが、こうしたことを前提として今回現場で採られた隔離措置や解放措置を見ていくと、また違った側面が見えてくるのである。

 さて、もう一つの話題である岡田教授が提案していた、1000人程度のランダムサンプリングによるPCR検査を行い、感染拡大状況を推計する方法について考えてみる。ここでも感度と特異度をそれぞれ70-99.5%、80-99.9%の範囲で変えながら、PCR検査の有効性を見ていこうと思う。

 ここでは都合上、実際の感染者数割合が0.1%、1%、10%、30%になるような場合を想定して、その計算結果を示している。

1000人のランダムサンプリングによるPCR検査のシミュレーション(感度=70-99.5%、特異度=80-99.9%と仮定して筆者推定)

 この結果を見て先ずわかることは、想定感染者数が1000人に1人(0.1%)と低い場合、PCR検査の感度が70-80%、特異度が80-90%の範囲では、1人の感染者に対して、偽陽性者が101ー200人も出ることになり、陽性的中率も0.3-0.7%と極めて低くなるということである。この状態では、ある特定の個人が感染しているかどうかを調べる目的では無意味なことは当然であるが、これが、ある地域の感染拡大状況の把握という点で有効な検査と言えるかどうか、これは専門家の見解を待たないと何とも言えない。

 感度を99.5%、特異度を99.9%まで上げたと想定すれば、陽性的中率が50%を超えることがわかるのだが、これもまた、実際に可能なことかどうか、私には今のところ判断材料がない。

 感度と特異度が低いままの状態で、感染率が1%、10%、30%に上昇した場合についてシミュレーションしてみた結果が、Case5-7である。感染率が1%の場合ではまだ陽性的中率は低く7.8%であり、感染率が10%程度になると陽性的中率が50%を超えてくることが判る。ただ、世の中で感染率が10%にもなった状況は、すでに感染爆発状態であり、もはや感染拡大状況を調べ、対策を立てるという段階を超えていることになる。

 岡田教授の主張は、検査件数が少ないために、実際にはもっと多くの感染者がいるのだが見逃されている可能性があるというものであった。3月30日現在の日本の感染者数は1,866人なので、平均の感染率は約0.0015%ということになる。仮に、現時点ですでに公表されている数の100倍~1000倍の感染者がいるとすれば、平均感染率は0.15%~1.5%になり、感度・特異度によってはPCR検査で検出可能な範囲に入って来るのではと思う。

 ここでの検査の目的は、あくまでも感染者を特定するものではなく、集団中の感染者数を推定するものであるから、陽性的中率が低くても、陽性者数から感染者数を推定することはできるのではと思える結果である。

 3月27日のニュースに次のようなものがあった。

 「日本の状況「世界が当惑」 感染増を回避、理由分からず
 共同通信社 2020/03/27 10:49
 【ニューヨーク共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は26日、新型コロナウイルスの日本での感染状況について『厳しい外出制限をしていないのに、イタリアやニューヨークのようなひどい状況を回避している』と指摘、世界中の疫学者は理由が分からず『当惑している』と伝えた。
 日本が医療崩壊を避けるため、意図的に検査を制限しているとの見方を紹介。米コロンビア大の専門家は、日本のやり方は『ばくち』であり『事態が水面下で悪化し、手遅れになるまで気付かない恐れがある』と警鐘を鳴らした。」

 この指摘の背景となる主要各国の感染者数推移は、3月26日付の読売新聞にも掲載されていた。

 各国の公式発表の数字が不完全だとの指摘は、最初の感染国中国でも言われてきたことであり、イタリアでは防災庁のアンジェロ・ボレッリ長官自ら「感染者が1人確認されれば、他に10人感染者がいるとみてよい」と語り、実際の感染者は60万人を超える可能性も示唆したとされる。
 
 その意味で、厚労省にはPCR検査に関する正しい感度と特異度の数値を公表するとともに、潜在感染者がいるのではという国内外の疑念を払拭してもらいたいと思うのであるが。

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