前夜雪が降り、朝方には止んでいるが、1-2cmほどの雪が積もっている。歩き始めてすぐに、歩道の雪の上に変わった文様が付いていることに気が付いた。丁度私の散歩のルートと重なっているので、それを見ながら歩いてゆくと、雲場池の遊歩道につながっている。水鳥たちの写真を撮りながら、そのリズミカルな跡を辿るように進んでいくと、雲場池の最奥部に行き着いて、右に折れ、更に一般道に延びている。いつもの帰路を戻ることを諦めて、この跡をさらに辿ると、鹿島の森を抜け、右折して近衛レーンに入った。そして、再び離山通りに出たところで、この跡が2本合流していた。
最初見た時には何だろうと思ったが、すぐにこれが犬が付けた跡だと気が付いた。以前何かで後脚が不自由になった犬に車輪を2つ付けて散歩させている様子を見た事があったからである。横に並んでついている人の靴跡から、この犬と飼い主とは、私とは逆のコースを散歩して、再び旧軽井沢銀座方面に帰って行ったことが推察された。
もう2年程、毎朝雲場池を散歩しているが、この補助車を付けた犬に出会ったことはない。おそらく、この犬は雪が大好きなので、昨晩から降った雪を楽しもうと、飼い主と一緒に散歩に出かけてきたのだろう。少し遠い所から車でやってきて、駐車場に車を入れて、そこから雲場池までを一周したのかもしれないと想像された。
優しい飼い主と、雪が好きで、新しく積もった雪の上を楽し気に歩く犬の姿が目に浮かんでくるようであった。
雲場池を半周してついている雪の上の跡(2022.1.14 撮影)
雪の上の足?跡(2022.1.14 撮影)
今朝の雲場池(2022.1.14 撮影)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます