順調に脱皮を繰り返し、2匹の幼虫が4齢になったが、この頃庭のキハダの木で、妻がもう1匹別の幼虫を見つけた。いつ産卵し、いつ孵化したのかが判らないので、この幼虫の脱皮タイミングなどの詳しい観察と撮影は諦めたが、保護するために室内で他の2匹の幼虫と共に飼育することにした。新たに加わった幼虫は以下Cと呼ぶことにする。
飼育ケースに入れたA、B、Cの3匹のカラスアゲハの幼虫の様子は次の様で、特にCはよく動き回る。4齢になったAとBの体長はほぼ同じで、共に26mmほどであるが、Cは約11mmとかなりの差がある。
飼育環境の温度差はあるとはいうものの、CはA,Bとは明らかに産卵時期が異なっている。
カラスアゲハの4齢幼虫2匹と3齢幼虫(2023.9.26, 6:33 ~ 19:03 30倍タイムラプス撮影後編集)
この後、4齢幼虫は餌を食べなくなり、翌日夕方にまずAが脱皮し終齢幼虫になった。次のようである。
カラスアゲハの4齢幼虫Aの脱皮(2023.9.27, 19:42 ~ 23:43 30倍タイムラプス撮影後編集)
続いて4齢幼虫Bも次の日の朝、脱皮して終齢になった。
カラスアゲハの4齢幼虫Bの脱皮(2023.9.28, 9:41 ~ 13:02 30倍タイムラプス撮影後編集)カラスアゲハの4齢幼虫Bの脱皮
このように、カラスアゲハの♀が産卵するのを目撃してから17-18日で無事2匹は終齢幼虫に成長した。飼育環境は22-24度Cの室内である。
最終的には蛹になるところまで見届け、記録したが、これまでの様子をグラフにすると次のようである。

※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます