軽井沢からの通信ときどき3D

移住して11年目に入りました、ここでの生活と自然を写真と動画で発信しています

モンドノスケ

2016-08-20 18:57:03 | 野鳥
 昨年春に当地に引越しをし、ご近所に挨拶に行った時、Mさん宅の窓際に野鳥用の餌台が備え付けられているのに気がついた。

 そのことを話題にして帰ってきたところ、後日同様の餌台を持ってご主人がこられ、つごう2台もプレゼントしていただいた。屋根付きの立派なもので、それ以来使い続けている。1台はまず庭のモミジの木の下に、もう1台はしばらくしてMさんに習って、ダイニングルームの窓際に設置した。

 すぐに、モミジの木の下の餌台にキジバト、ヒヨドリ、シジュウカラそしてスズメなどが餌を食べに来るようになった。その後、コガラ、ヒガラ、ヤマガラと次第に集まってくる野鳥の種類が増えていった。

 こうして集まってくる野鳥の写真を撮りたくなってきたので、主体をダイニングルームの窓際のものにして、室内から写真を撮ったり、長時間ビデオをまわして集まってくる鳥たちの種類を確認したりしている。

 この一年半ほどの間にダイニングルームの窓外の餌台に集まった野鳥の種類は20種を越えた。これらは、今後順に紹介することにして、今回はキジバトの「モンドノスケ」を取り上げる。

 通常、集まってくる野鳥の個体の識別は難しくてできないものだが、このキジバトだけは少し違っている。ある時、眉間のところに他のキジバトとは違った特徴のある個体がいることに妻が気づいた。

 そこでこのキジバトは、時代劇の早乙女主水之介に習って「モンドノスケ」という名前を妻から賜った。羽が生え変わるためか、眉間の傷の様子は時には異なるように見えるが、相変わらずこの特徴は続いている。


眉間に傷(?)のあるキジバト「モンドノスケ」(2016.8.8 撮影)

 元祖・早乙女主水之介は独身だったようだが、キジバトの「モンドノスケ」は奥さんと一緒に餌を食べに来ることが多い。名前をつけてみると不思議なもので、今まで以上に可愛く思えてくる。しばらくやってこないと心配になったりする。

 今のところ我が家の餌台にやってくるキジバトは、この「モンドノスケ」夫婦と、その子供らしいもう一羽だけである。名前をつけて見ているとこんなことも判ってきた。


きれいな奥さんと一緒に餌を食べにやってきた「モンドノスケ(右)」(2016.8.8 撮影)

 最近、我々の気持ちが伝わったのか大分慣れてきたようで、朝うっかり餌を入れるのを忘れたり、遅くなったりすると窓の外からダイニングルームの中を覗き込むようにして餌の催促をするようになった。ますます可愛くなる。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ニックネーム (名付け親)
2016-08-20 21:58:28
我が家のヒーロー?をメジャーデビューさせてくれてありがとうございます♪。
ちなみに家庭内では「モンドノスケ」は長いのでもっぱら「モンちゃん♪」と呼んでいます。
世界中で一番かわいいキジバトだと思っています。
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