横浜FMが首位と勝ち点1差に迫る
スペイン帰りの柴崎岳が、スタメンで出るというので久しぶりにJ1を観た。鹿島アントラーズのホームがすごい雰囲気だ。首位戦線が混迷し、なんでも1位のヴィッセル神戸から5位の浦和レッズまで優勝の可能性があるなどと言われている。これは観なきゃ。
そんなわけで9月24日の第28節、4位の鹿島と2位の横浜F・マリノスが対戦した。鹿島は前半15分に鈴木優磨のヘッドで先制点をあげるが、続く34分には横浜FMのFWアンデルソン・ロペスが同点にする。
さて次の1点をどちらが取るか? の争いになった。それは横浜FMだった。後半5分にまたしてもロペスが2点目を取り、彼らが逆転勝ちした。
これで2位の横浜FMが勝ち点3を得て、首位・神戸への挑戦権を得た。神戸の勝ち点55に対し、横浜FMは54。わずか「1」の違いだ。9月29日の第29節で、ホームの横浜FMと神戸が直接対決する。必見だ。
ロペスが2ゴールを上げ逆転だ
試合開始から鹿島が前の3〜4枚でプレスをかけ、いかに横浜FMにビルドアップさせないか? の戦いを仕掛けている。で、横浜FMは立ち上がりからギクシャクした。かくて前半15分に狙い通り、鹿島が鈴木優磨のヘッドで先制点を取る。
その流れの中で22分に横浜FMが敵のプレス網を初めて突破し、フィニッシュ寸前まで行く。やっぱりアンデルソン・ロペスだった。次いで30分頃から徐々に横浜FMが敵を押し込み始めた。34分にヤン・マテウスが右サイドからクロスを入れる。これをロペスが左足で押し込んだ。同点だ。
後半に入ると早々の5分にパスを受けた横浜FMのFWヤン・マテウスが、ボックス内右でシュートを放った。GK早川友基が弾いたところ、その真ん前にいたロペスが右足で詰めた。本日2ゴール目だ。横浜FMがついに逆転した。
これで完全に横浜FMが息を吹き返した。おかげで鹿島はブロック守備を続けるハメになる。そのブロックの外周でパスを回されている。岩政監督は流れを変えようと後半12分に仲間と垣田を下げ、MFアルトゥール・カイキとMF土居聖真を投入した。
だが流れはまったく変わらない。逆にだんだん形勢が不利になって行く。同16分、ヤン・マテウスがボックス右から浮き球のパスをゴール前へ入れる。これにナム・テヒが頭で合わせる。だがGK早川が足1本でわずかに防いだ。
鈴木優磨のラストチャンスは潰える
そして18分。こぼれ球に反応した鈴木優磨がきれいなシュートを放つが、惜しくもゴール右に逸れる。ボールに対する出足と反応がハッキリ横浜FMの方がいい。鹿島は細かい競り合いで負けている。
29分。横浜FMの低い位置の右サイドから、ライン裏のスペースにダイアゴナルなロングボールが出る。アンデルソン・ロペスが走り、ゴールラインのギリギリでボールを残した。
そしてロペスがマイナスのパスを出す。場所はゴールの真ん前。これを宮市がワンタッチで打ったが右に外した。日本人だなぁ、というワンシーンだった。
48分、最後の攻撃だ。鹿島の土居が右サイドの敵陣中央から、相手GKと最終ラインの間を狙ったクロスを入れる。ファーへ流れた鈴木がこれに左足で合わせるが、左のポストを叩いた。万事休す、だ。
かくて横浜FMは首位・神戸と勝ち点1差に詰め寄った。
スペイン帰りの柴崎岳が、スタメンで出るというので久しぶりにJ1を観た。鹿島アントラーズのホームがすごい雰囲気だ。首位戦線が混迷し、なんでも1位のヴィッセル神戸から5位の浦和レッズまで優勝の可能性があるなどと言われている。これは観なきゃ。
そんなわけで9月24日の第28節、4位の鹿島と2位の横浜F・マリノスが対戦した。鹿島は前半15分に鈴木優磨のヘッドで先制点をあげるが、続く34分には横浜FMのFWアンデルソン・ロペスが同点にする。
さて次の1点をどちらが取るか? の争いになった。それは横浜FMだった。後半5分にまたしてもロペスが2点目を取り、彼らが逆転勝ちした。
これで2位の横浜FMが勝ち点3を得て、首位・神戸への挑戦権を得た。神戸の勝ち点55に対し、横浜FMは54。わずか「1」の違いだ。9月29日の第29節で、ホームの横浜FMと神戸が直接対決する。必見だ。
ロペスが2ゴールを上げ逆転だ
試合開始から鹿島が前の3〜4枚でプレスをかけ、いかに横浜FMにビルドアップさせないか? の戦いを仕掛けている。で、横浜FMは立ち上がりからギクシャクした。かくて前半15分に狙い通り、鹿島が鈴木優磨のヘッドで先制点を取る。
その流れの中で22分に横浜FMが敵のプレス網を初めて突破し、フィニッシュ寸前まで行く。やっぱりアンデルソン・ロペスだった。次いで30分頃から徐々に横浜FMが敵を押し込み始めた。34分にヤン・マテウスが右サイドからクロスを入れる。これをロペスが左足で押し込んだ。同点だ。
後半に入ると早々の5分にパスを受けた横浜FMのFWヤン・マテウスが、ボックス内右でシュートを放った。GK早川友基が弾いたところ、その真ん前にいたロペスが右足で詰めた。本日2ゴール目だ。横浜FMがついに逆転した。
これで完全に横浜FMが息を吹き返した。おかげで鹿島はブロック守備を続けるハメになる。そのブロックの外周でパスを回されている。岩政監督は流れを変えようと後半12分に仲間と垣田を下げ、MFアルトゥール・カイキとMF土居聖真を投入した。
だが流れはまったく変わらない。逆にだんだん形勢が不利になって行く。同16分、ヤン・マテウスがボックス右から浮き球のパスをゴール前へ入れる。これにナム・テヒが頭で合わせる。だがGK早川が足1本でわずかに防いだ。
鈴木優磨のラストチャンスは潰える
そして18分。こぼれ球に反応した鈴木優磨がきれいなシュートを放つが、惜しくもゴール右に逸れる。ボールに対する出足と反応がハッキリ横浜FMの方がいい。鹿島は細かい競り合いで負けている。
29分。横浜FMの低い位置の右サイドから、ライン裏のスペースにダイアゴナルなロングボールが出る。アンデルソン・ロペスが走り、ゴールラインのギリギリでボールを残した。
そしてロペスがマイナスのパスを出す。場所はゴールの真ん前。これを宮市がワンタッチで打ったが右に外した。日本人だなぁ、というワンシーンだった。
48分、最後の攻撃だ。鹿島の土居が右サイドの敵陣中央から、相手GKと最終ラインの間を狙ったクロスを入れる。ファーへ流れた鈴木がこれに左足で合わせるが、左のポストを叩いた。万事休す、だ。
かくて横浜FMは首位・神戸と勝ち点1差に詰め寄った。