幕開きは川崎Fのハイプレスから
今年もJ1が幕を開けた。第1節の開幕戦は川崎フロンターレとFC東京。4-3-3同士の対戦だ。
この日の川崎は立ち上がりからハイラインを取り、最終ラインからビルドアップしようとする東京に対し、積極的にゾーンを押し上げ前からプレスをかけた。
そのため東京のボールホルダーは判断が遅くなり、味方のサポートも遅れてうまくゲームを作れない。
全体に川崎は「止める、蹴る」「止める、蹴る」と2タッチの処理でボールの動きがリズミカルなのに対し、東京は1人がボールを持ってから「次のプレイを考える」という各駅停車だ。これが両チームのリズムの違いを生んでいる。
ところが川崎がハイプレスをやめるに従い、次第に東京も中盤でボールを動かすようになった。そんななか前半27分、東京期待の高卒ルーキー、松木玖生がゴールを視野に入れ果敢にミドルシュートを放つ。いいシュートだった。
こうして東京は次第に前線へ人数をかけるようになり、厚い攻めを見せるようになる。これに対し、川崎はラインを下げて受け止める。虚々実々の駆け引きだ。
だが、かくて後半35分。川崎は途中出場したFW遠野大弥の左コーナーキックにFWレアンドロ・ダミアンがニアで頭に合わせ、ゴールへ叩き込む。このまま試合はゲームセットとなった。
川崎がうまくワンチャンスをモノにしたな、という印象。FC東京にも得点機はあった。川崎自慢のポゼッションサッカーはまだまだこれから、といったところである。
今年もJ1が幕を開けた。第1節の開幕戦は川崎フロンターレとFC東京。4-3-3同士の対戦だ。
この日の川崎は立ち上がりからハイラインを取り、最終ラインからビルドアップしようとする東京に対し、積極的にゾーンを押し上げ前からプレスをかけた。
そのため東京のボールホルダーは判断が遅くなり、味方のサポートも遅れてうまくゲームを作れない。
全体に川崎は「止める、蹴る」「止める、蹴る」と2タッチの処理でボールの動きがリズミカルなのに対し、東京は1人がボールを持ってから「次のプレイを考える」という各駅停車だ。これが両チームのリズムの違いを生んでいる。
ところが川崎がハイプレスをやめるに従い、次第に東京も中盤でボールを動かすようになった。そんななか前半27分、東京期待の高卒ルーキー、松木玖生がゴールを視野に入れ果敢にミドルシュートを放つ。いいシュートだった。
こうして東京は次第に前線へ人数をかけるようになり、厚い攻めを見せるようになる。これに対し、川崎はラインを下げて受け止める。虚々実々の駆け引きだ。
だが、かくて後半35分。川崎は途中出場したFW遠野大弥の左コーナーキックにFWレアンドロ・ダミアンがニアで頭に合わせ、ゴールへ叩き込む。このまま試合はゲームセットとなった。
川崎がうまくワンチャンスをモノにしたな、という印象。FC東京にも得点機はあった。川崎自慢のポゼッションサッカーはまだまだこれから、といったところである。