相性の悪い人がいるように、相性の悪い花もあるようで、
丈夫なはずなのにどうしても我が家では上手く育たない花がありますが、
このジニアもそのひとつです。
昔から「ヒャクニチソウ」と呼ばれて、仏壇花としておなじみなので、
その印象が強くて以前は好きな花ではなかったのです。
でも、気まぐれでミックス種を蒔いて育てた時、
花色がいろいろあって楽しめることや、
丈夫で切り花にできること、
長期間咲くことなどが分かり、
便利な花だと再評価し、それからは花壇用の苗を買うようになりました。
(狭い庭で種から育てるのは大変でしたから、種まきするのは1回こっきりで止めたのでした。)
ところが、梅雨の時期に根腐れを起こしたり、夏の暑さにやられたり、
どうも毎年はかばかしくありません。
今年も赤とオレンジ・白を寄せ植えして、あわよくばアレンジに利用しようと思っていたのに、
全くぱっとしないまま6月には早々とオレンジはお亡くなりになり、
他の2つも半分枯れ気味で秋を迎えたのでした。
ところが、ここへ来て赤が再生してきています。
早速一輪挿しにしてキッチンに飾ってみましたが、
これだけで楽しむにはやはり華がない花(?)ですね。