気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

『ALWAYS 三丁目の夕日』を見ました。

2006-11-13 21:05:06 | yaplogから

昨年の公開時見たいと思っていたのに見逃していた『ALWAYS 三丁目の夕日』を
DVDを借りてきて見ました。

昭和33年、東京タワーが出来る直前の下町を描き、
去年数々の映画賞を取った作品ですが、
もう初っ端からウルウルしっぱなしでした。

舗装されていない土の道路、路面電車、
三種の神器と言われたテレビや冷蔵庫、そして洗濯機にまつわるエピソード、
駄菓子屋のくじ、力道山、集団就職。

みんな貧乏だったけど、
未来に希望が持てた時代の明るさと優しさが、全編に漂っていて、
本当にいい映画でした。

特に、主役の茶川竜之介(吉岡秀隆)に押し付けられた
古行淳之介(須賀健太)君の健気さには泣かされました。

集団就職で青森から鈴木オートにやってきた六ちゃんを演じる
堀北真希の可憐な演技も良かったけれど、
なんと言っても鈴木家のお母さん役の薬師丸ひろ子(こんな役が演じられる歳になっちゃったんだね)が、
あったかくて母性を感じさせる演技で秀逸でした。