この間、職場で上司が生の落花生について熱く語っていました。
静岡に行った時、酒のつまみに出された生の落花生の煮たのが美味しくて
(本当に涎を垂らしそうな顔でその美味さを何度も何度も語ってました)、
その味が忘れられず、
とうとう自分の畑で作ってしまい、
やってみたけど似ても似つかぬものになったと言うのです。
「20分も煮たけど、しわしわで硬くて食えたもんじゃない!
どうすれば柔らかくなるのか知らないか?」
と泣きそうになりながら私に聞くのですが、
落花生が東北で作れると言う事すら初耳の私に何が教えられると言うんでしょうか?
でも、彼の言葉で食いしん坊魂に火が付いた私は、
勤務中にもかかわらず、早速検索開始し、
作り方をコピーして上司に渡したのでした。
人のことでも、美味しいはずの物が美味しくなかったというのは我慢ならない私なのです。
大喜びした彼は、
次の日、お礼にと一袋の生落花生をくれたので、
私も初めて作ってみたのですが、
これが物凄く時間がかかるおつまみなのでした。
海水くらいのしょっぱさの塩水に1時間浸して、
その後なんと1時間も煮るのです。
それで出来上がりではなくて、
塩味をしみこませるために暫くそのまま待てとのこと。
その通りやったら出来上がった時は夜の10時を過ぎていました。
でもね、これが美味いのなんの!
止められない止まらない~♪
後をひく美味しさで、
その夜のビールは最高の友を得て、
どんどんはかどったのでした。