気の向くままに2

その日の気分で、思いついたことを書いていきます。

八幡平の花(その3続き)

2005-08-26 21:50:41 | yaplogから

ヤプログは写真が5枚までいいはずなのに、
どうしても5枚目が拒否されてしまったので、
しょうがないので、今日は記事を2つに分けることにした。
花の時はクリーム色なのでここに入れちゃおうかな、
「タケシマラン」の赤い実。
木道をすれ違った人たちが
木々や草の生い茂っている薄暗い所を指差して
「ほらほら、あったよ。」と言っていたので、
私も覗いてみたら、
暗い木陰のずっと奥のほうで、
小さいけれど真っ赤な実が「私を見つけて!」と言っているようだった。


八幡平の花(その3)

2005-08-26 21:33:33 | yaplogから

今日は黄色の花を紹介しよう。
やはり最初は満開だった「ニッコウキスゲ」。
ユリ科の多年草で、中部地方より北の方の高原や湿原などに生えているそうだ。
良く咲く年と咲かない年があるという。
今年は当たり年なのか、
八幡平でも大群落を形成していたが、
朝開いた花が夕方には萎んでしまう一日花なので、
私達が見たのは昨日とは違う花だと言うことになる。

次は「キンコウカ」。
やはり中部地方より北の方の高山帯の湿原に多くみられる多年草だ。
「キンコウカ」という名前は花の色が黄金色をしているので
「金光花」と名付けられたと言われているそうだ。
こんなに綺麗な花なのに、これを食べた牛が死ぬほどの毒草だと言うことだ。

3つ目は「トウゲブキ」。
北海道と東北の高山の湿地に生える。
確かに葉っぱは蕗と同じ形をしているが、花は可愛いね。
キク科の花。

4番目は「ミヤマキンポウゲ」。
やはり高山帯の湿り気の多い草地に生える小さくて可愛い花だ。
本当に絵の具の「黄色」そのものだった。





八幡平の花(その2)

2005-08-25 18:33:57 | yaplogから

昨日に続き、白い花達。
まず、「トリアシショウマ」。
今まで、花の咲く様子が鶏の足に似ているから、
「鳥足升麻」と名付けられたのかと思っていたが、
調べてみたら、生え初めの茎と葉の形が似ているのだと分かった。
勝手に分かった振りをするのはいけないね。
その若い芽の時には山菜として食べられ、
特に天婦羅にすると美味しいそうだ。


次は「コバイケイソウ」。
7月に咲く花なので、残念なことに花の時期はとっくに過ぎていたので、
ネットで開花時の写真を無断で借用してきてしまった。


3つ目は「ワタスゲ」。
これは花なの?それとも実?
風に揺れる風情が素敵だな。


そして「サンカヨウ」これももし咲いていたら白い花だということで、
ここに紹介する。
花の時期に見たかったな。

またまた、花は白だよ、「チングルマ」。
この実の形が「稚児車」という子どものおもちゃに似ているところから、
チゴグルマ→チングルマとなったそうだ。花もいいけど、この実の感じもいいね。



八幡平の花(その1)

2005-08-24 22:55:36 | yaplogから

今日から紹介するのは、2005年8月17日(水)、
八幡平頂上付近で見つけた花達である。
私は高山植物のことは全くの素人なので、
帰ってきてから花や葉っぱの形などの特徴をもとにして、
ネットで名前を調べたのが多く、
もしかしたら間違っているかもしれないと、ちょっと心配。
1つめは「モミジカラマツ」今回出会った花の中で一番のお気に入りだ。
花の終わった後(それとも蕾?)のクリーム色の星みたいな形が面白い。


次は「ウメバチソウ」。
可愛い白い花で、山地や平地の湿地に生える多年草だが、
小さすぎてちょっとピンボケなのが、残念。

たった1本見つけた「シロバナトウチソウ」。
漢字で書くと「白花唐打草」。
唐から渡ってきた打ちひも(組みひも)に花の感じが似ていることから名づけられたそうだが、私にはブラシに見えた。

「ヤマハハコ」遊歩道のちかくのそこここに咲いていた。
つやつやした白っぽい葉っぱが魅力的。
確か、ヨーロッパの山に咲く「エーデルワイス」と親戚だったはず。
ほらね、似てるでしょう?
「エーデルワイス」と言えば、
子供の頃に見た「サウンド・オブ・ミュージック」の中で歌われていた。
優しい調べが印象的だったので、
どんな素敵な花だろうと勝手に頭の中で想像を膨らませていて、
後で写真を見た時、予想とは全く違う地味な花で、
ちょっとガッカリした覚えがある。




歩こう、歩こう~♪(その3)

2005-08-23 21:08:19 | yaplogから

八幡平頂上は標高1613m。
展望台に上がってみた。
四方をアオモリトドマツが覆っているせいか、
ガスがかかっていたせいか、
あまり眺望がいいとは言えなかったが、
美味しい空気を吸って、気分爽快だった。
帰ってきてから調べてみたら、
アオモリトドマツは氷河期からの生き残りの生物だそうだ。
何百万年もの長い間、
氷河時代と気候が似ている(?)この場所に種を落として、
存在し続けてきたのかと思うと、
シャッターを切った時には不気味に思えた、その黒っぽい松かさもまた愛おしい。

帰りは、「メガネ沼」や「鏡沼」を通る直線コースを一気に下って駐車場についた。
日頃から良く歩いている母親も最後まで元気だった。
「今でなければ来られなかった。いい経験させて貰った。」と何度も言っていて、
A型なのにマイペース過ぎて周りを疲れさせるのが玉にキズの人なのだが
(母さん、ごめんねー)、連れて来て良かったなと思った。
予想通り、一番へたっていたのは私だったようだ。

最初から帰りは温泉に入って汗を流そうと計画していたのだが、
このあたりは温泉が非常に多く、
何処にしようか最後まで悩んだ。
「後生掛温泉」の泥湯も捨て難い魅力があるが、
母と義弟に世界でも珍しいと言う強酸性の源泉100%を味わわせたくて
「玉川温泉」に立ち寄ることにした。
100%の源泉は体の悪い所がピリピリして痛いと言うことだが、
どこも痛く感じない。
悪いところがない健康体なのか、それとも単に鈍感なだけなのか…。
(たぶん、後者?)
ぬるめのお湯でずっと浸かっていても全く湯あたりしない気持ちよさだった。
(後で聞いたら、20分以上入っては駄目だと書いてあったそうだ。)
前夜、トムヤンクンの鍋で火傷をしていた私は右手をずっとつけていたのだが、
何の変化も無く、1回で直そうと言うのは甘かったようだ。
温泉旅館の次男坊として育った義弟も、
今までの温泉の概念を打ち崩されたようで、
「温泉と言うより、ここのは薬湯だよ。」とその刺激に驚いていた。

いろんな所に寄り道しながらの欲張りドライブだったが、本当に楽しい1日だった。