メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

2009王家の紋章祭り~キャスティング編~

2009年06月16日 | メガヒヨ様のご妄想
なんやかんやいいつつ、「王家の紋章」が好きなメガヒヨ。
ありえないと思いつつも、日本人俳優によるキャスティングをしてみた。
あくまで妄想なので、苦情は一切受け付けません(笑)

メンフィス…松山ケンイチ
メンフィスといえば、奇行!!
そして奇行が日本一サマになる俳優といえば松山ケンイチでしょう。
あのブルマみたいな変な戦闘服姿、
お風呂からあがってザザザザー (赤面する侍女付き)、
第30巻で毒を盛られてゲェゲェ吐く所、などなど。
どのシーンをとってもかっこいいなぁ…(うっとり)

アイシス…小雪
松ケン絡みというのもあるけど、美しさ、威厳を考えるとやっぱりこの方でしょう!!
衣装もメイクもとても似合いそう

キャロル…北乃きい
選ぶの難しいけどねー。小柄で目が印象的なのでこの子かな??
いじめられても打たれ強いし。
でも大きさ的には、矢口真理くらい小さくないと説明つかないかも(笑)

ウナス…溝端淳平
テティ…柳原加奈子
ミヌーエ将軍…阿部寛
ナフテラ…市原悦子

イズミル王子…水嶋ヒロ
ルカ…佐藤健
ハザズ将軍…藤村俊二

ラガシュ王…豊川悦司
アリ…鷲尾真知子

アマゾネスの女王…天海祐希

ミノス王…冨浦 智嗣
ミノア王太妃…浅野ゆう子
ユクタス将軍…ガレッジセール・ゴリ
フォティア…福田沙紀

サソリ男ズアト…バナナマン・日村

あ、メガヒヨの大ひいき細田よしひこ君が入ってない…。
イズミル王子にしたかったけど、ちょっと違うかな。
作品は違うけど、同じく細川智栄子氏の『伯爵令嬢』のリシャールに推したい。
このキャラクターは長髪巻き毛な美形貴族なんだけど、盲目なのに馬車で暴走して、しょっぱなからヒロインに逆切れする。
よっしーなら最高のキレ演技を見せてくれそう

2009王家の紋章祭り~第54巻発売~

2009年06月16日 | メガヒヨの本棚・CD棚
メガヒヨは細川智栄子氏作「王家の紋章」の読者である。
本日は年に一回となったコミックスの発売日だった。

1976年から連載が続いているこの作品。
ご存知ない方のために説明すると…
現代の女子高生キャロルが、エジプト王家の呪いによって3000年前の新王国時代にタイムスリップする。
タイムトラベラーの鉄則「歴史に干渉しない」をことごとく無視して現代の知識を披露する彼女。
「神の娘」として崇められ、挙句の果てはエジプト王妃の座にまで就いてしまう。
そんなキャロルを古代の諸外国が見過ごすはずは無く何度も敵国にさらわれて、
夫である王メンフィスはその度に彼女の救出をするハメになるのであった。

このような話が30年以上も少女マンガ雑誌で繰り返されているのである。
作者の細川智栄子氏はすでに70歳代半ばとのこと。

さて、本日発売の第54巻。
内容は、主人公キャロルの何度目かの誘拐の決着編。
第49巻で拉致されて、ようやく旦那のメンフィスの元に戻った。
ちなみにこの誘拐事件に物語本編の進展を促すものはなく、連載は一向に終わる気配は無い。
同時期に連載開始された『ガラスの仮面』でさえ「紅天女」の試演に入っているというのに。
いや、雑誌に定期連載されているだけ王家の方がマシか…?
(どっちもどっち…)

ところで、こうも連載が長くなると色々つっこみ所も多くなる。
最初はアイシスがタイムトラベラーだったんじゃないかとか、
メンフィスは18歳で死ぬはずだったのではとか、いちいち取り上げていたらきりが無い。
でも一番気になるのはキャロルのキャラクターそのもの。
「こんな16歳いないってば!!」

連載開始後30年以上も経っているので、キャロルの言葉遣い、振る舞いが時代にそぐわなくなっているのである。
何かを食べて、「んんんんん…おいしい!!」
象を見て、「うわ~~っ び、びっくりしたわん」
サソリに襲われ、「わたしのお袖にへばりついていたのよ」

現役女子高生にはない可愛げと、おばさんっぽさが同居したこの言動。
メガヒヨの従姉(50歳)が丁度そんな感じで話している。
いっそ1970年代の女子高生という設定そのまんまでよかったのにね。
(現在、コミックスでは21世紀の娘という設定にスライドしている。)

この第54巻も突っ込み甲斐のある一冊だった。
でも一番突っ込みを入れたいのは、さんざん文句いいながらも新刊を買い続けるメガヒヨ自身になのかも知れない(笑)

王家の紋章 54 (プリンセスコミックス)
細川 智栄子
秋田書店

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