メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ二泊四日のNY2013 その7 《コリアンレストランでびっくり編》

2013年08月16日 | NEWYORK

PIPPIN終演後、おなかがすいたメガヒヨ。
温かい食事が取りたいなと思い、32st.の韓国街にある「G」という有名なお店に入った。

そこではいつもビビンパをお願いする。名物ソルロンタンの上澄みスープが添えられるので。
夜遅いので空いていた店内。あっという間に注文の品が出来上がって来た。美味しそう!!
いただきま~す♪

箸をつけようとした瞬間、通りがかったウェイターがテーブル備え付けの調味料・塩、ネギ一式を取り去って行ってしまった。
え? まだスープに味をつけてないって!
(韓国料理の一部には、客が味つけをするものもある。)

「ちょっと待って!」


メガヒヨの声に他のウェイターさんが気付いて、その彼を制止してくれた。
後者のウェイターさんが気まずい雰囲気を取り繕うように、ビビンパの食べ方を説明してくれる。
いや、それは分かっているのよ…。気遣いはありがたいけど。

店内を見回すと、片づけに掛かられたのはこのテーブルだけ。
他の白人・アジア人のテーブルはまだしも、空席のとこでさえ調味料はそのまま。
使い終わったから片したなど、そのような誤解ではない。
もしかしてこれって、日本人のメガヒヨに対する意地悪なのかな?
…どひゃああ!! つまりは人種差別ってやつ!?
本で読んだりテレビで見たりはしてたけど、自分がされたのは初めてだよ。長いこと生きてるけど。

う~ん…。でもこれってかなり傷つくなぁ。
されたのは些細なことかも知れないけれど、店内で自分一人だけがターゲットにされたわけだもの。

そりゃあね。心の持ちようは自由なので、日本のことを嫌いなのはかまわないよ。
私生活においてどんなに外国の悪口を言おうが、法に触れない限りはその人の勝手だと思う。
だけど職場にはソレを持ちこんじゃいけないでしょっっ!!
さらに彼が勤務するのは食べ物を扱う職場。
商品が口に入るものなだけに、特定の客だけに失礼な態度を堂々と取る様は、不快を通り越して怖かった。
日本みたいに「お客様は神様です。」なんて待遇は期待しないけれど、対価を払う客にこの仕打ちはあんまりだってば。

で、お会計だけど、チップの額をどうしようか迷った。嫌な思いをしたものね。
でもその彼以外のスタッフは問題はなかったし、たぶんこのテーブル担当は別の人の様なので、少なく払ったら申し訳ない。
というわけで、フツウにTaxの2倍分払ってきた。

このソルロンタンで有名な店「G」は、普段は日本人客も多い。
せっかく人気店で働いている彼。くだらない意地悪はメガヒヨだけで終わらせて、今後は普通に接客をしてほしい。
だって美味しいものの前でいがみ合いなんて、勿体無いものね!!