命光不動尊のブログ

貴方の知らない神道や仏教の教えが命光不動尊にはあります。

功徳について、もう一言

2015年11月30日 21時47分17秒 | ひと口法話

善いことをすれば良い結果になることは因果応報、当たり前のことで

善いことをして悪い結果になることはありえません。

また、見返りばかりを求めて、善いことをしても、逆に何も期待せずに善い行いをしても

結果は同じです。善いことには良い結果が出ます。

しかし、見返りばかり求めて善いことをするのは非常に打算的な感じがしますが

良い結果というのは両方あるのです。つまり、自分だけにくるのではなく

相手にも良い結果をもたらします。ただ、自分の見返りだけを求めて一方的になることは

純粋に清らかな行為とはなりません。自分の行為が他人の役に立つか立たないかということを

慎重に考える必要があります。人の役に立つ行為なら、ためらうことなく実行すればいいでしょう。

 

先祖供養も同様に一方通行ではいけません。心を込めたまごごろが大事です。

自分がこの世に生まれ、命があるのは親をはじめとするご先祖様があってのことです。

ご先祖様を敬い、尊び、感謝の念を持って供養することはすばらしい功徳を積むことになります

たとえば、当山独自の供養である「一粒満腹長者供養」は供養する側も、供養をされるご先祖様も

心から喜びが溢れるような非常に手厚い供養法で信者様をはじめ皆様に大きな功徳となっております。

この供養法は山主がご本尊様より感得なされた秘法秘傅により、ご供養を受けられるご先祖様に

霊界において直接、布施行をして頂きます。この布施の行というのは最も功徳を積める善い行為なんです。

この積善行為により、多大な陰徳を積むことが出来ます。陰徳とは簡単にいえば、霊界で使えるお金のようなものです。

つまり、霊界において陰徳という預金をしていることになります。

霊界に銀行があり、そこに預金がたくさんあれば、あなたやあなたの身の回りで

問題が起こったときには大難が小難となり、小難が無難となって目に見えて功徳を実感されることでしょう。

この供養によって救われた方はたくさんおられます。また、救われたご先祖様も数多くおられます。

悩みのある方、本当に善い供養がしたい方などに当山ではこの「一粒満腹長者供養」を特に

お薦めいたしております。

このように先祖供養をはじめとして、善いことをする、人のためになることをするというのは大きな功徳を積む

と同時に心豊かな人生へと導きます。

常に感謝と思いやりの心でもって一日一善を心がけましょう。

合掌


功徳について

2015年11月30日 21時36分02秒 | ひと口法話

善い行いをしようと思うときになぜか抵抗感を感じるときがあります。

例えば、寄付や募金をしようとするんだけれど、なんか「惜しいなぁ」と心の中で

ふと思ったり、知り合いにモノをあげるときも何か見返りを求めている自分がいたり、

電車でお年寄りに席を譲ろうとするときに「断られたらどうしよう」とか人目を気にして

上手く行動できなかったり・・・そういった気持ちを感じたことはないでしょうか。

功徳を積むことが単純においしいご飯をお腹一杯食べるというような誰しもがやりやすい

簡単なものであるならば誰でも毎日のようにすることでしょう。しかし、功徳を積むという

善い行いはそれほど単純なことではございません。

心というのは本来、怠け癖があり悪いことをしたがるものです。

例えば、人に何かあげるより貰うほうが好きだし、働くよりも遊ぶほうがいい。早起きするよりも

朝寝坊するほうが楽チンなんです。

しかし、そういう悪に惹かれる心に打ち勝ち、善い行いをするところに功徳の価値があるように思います。

悪は犯しやすく、善はなしがたい

この真理をしっかりと理解して悪い心と競争しなくてはなりません。

合掌