山主の父は、天満で商売をしており、
その父から商売の基本を教えられたそうです。
その天満の商売人の思想とは、
家で賄えるものは、家で賄え。
家で賄えないものは、町内で賄え。
それでも賄えないものは、初めて外で賄え。
これが、商売の基本であると教えられたそうです。
最近の人は、直ぐにインターネットで、
顔も見たこともない人達から
物を買うことが当たり前のようになってきているが…
いざという時、インターネットで買い物をしていると
今すぐ、入用なものは手に入らなくなってしまい、
いざという時、困るのは自分であると。
橋本に越してきて約20年、
なかなか地元で物を揃えるのは、本当に難しいです。
山主は今でも、長年お付き合いしてきた堺の商売人さんたちとは、
今でも大事にお付き合いをしており、
いざという時は、助かっております。
お互い様の精神がないと、商売は成り立ちません。
日本にあるものに満足しないで、
なぜ、他の国に求めるのでしょうか。
南無大師遍照金剛