霊感の強い良い信者さまが
ご実家のお墓参りに行かれ時のお話です。
いつも通り墓参りに行きますと
最近、付近の墓石が取り除かれた状態になっていたそうです。
そのお墓は、実家にお墓にお参りした際には「お相伴させていただきます」と、
何度かお線香を手向けたことのあるお墓だったこともあり、
気になっていたそうです。
しばらくしてその墓石のあった場所から視線を感じ、
見ると二体の霊が立って、
その信者様をじっと見ていたそうです。
その場所には二体の霊がこの場所に執着し、
新しい改葬先に行くことを拒んだのか、
もしくは、お骨が残された状態で行くに行けない状態なのか
定かではありません。
しかし、ハッキリ言えることは、墓石がなくなったからといって、
ご先祖様が簡単に次の改葬先に行けるわけではないのです。
多くのご先祖様は、住み慣れた土地から
新しい土地に行くことを良しとしておられないのですから。
況してや、子孫の都合で墓じまいするなどは、
以ての外(もってのほか)です。
墓じまいや改葬してから
「悩みごとや揉め事が起こりました」と
ご相談に来られる方が多いのですよ。
南無大師遍照金剛