JR兵庫駅南も再開発で高層アパートが建ち並びましたが、キャナルタウンを少しはずれると、運河と狭い道路に町工場が立つ古い町並みが残っています。
そんな町には大衆食堂がよく似合いますね。特に神戸では和洋中華です。
おっ!このお店では「しのだ」ですね。
向こう側から「麺類の部」「丼の部」「洋食の部」「中華の部」とお品書きが整列しています。
店内はこんな具合です。白いテーブルが二列に並んでいます。よく見ると、
水彩画が飾られています。ご主人の作とのことです。
隅には、画材とジオラマが。ご主人はなかなかの粋人のようです。
しのだ、350円です。
このへんです。
この記事のときに通りかかって様子を見ていたのですが、その後この方やあの方、その方があいついで紹介されました。生地がうすく焼きにくいとのこと、コテマニアなので非常に気になっていました。
入り口に置かれている大きな古いソフトクリームの機械、今はもう動かないとのことです。
店内は薄暗く、奥の席に腰掛けると気分がおちつきます。
鉄板つきテーブル、むかし家にもこんなのがあったけ、大阪ガスのガスクッキングテーブル。
ぶた焼き300円は昭和50年くらいの価格でしょうか。(小学生のころ家の近所ではこの5分の1くらいの値段でした)
で、ぶた焼きとたこ焼き、玉子一ヶで注文。
すると、即座に出てきます。早っ!たこは冷凍ですが、量が多いのです。
このチープなアルマイトの手つきカップが良いですね、厨房器具マニアなのでウチにもありますがステンレスなので雰囲気がイマイチです。
妻は玉子を生地に混ぜて。これだと焼きやすいです。
私はまずたこを焼きます。空いたカップでフタをすると早く火が通りますが、やけどしそうなのでやめました。切り身が大きいので、テコで切っておきます。
だいたい火が通ったので、のっけます。
ぶた焼きもきれいに焼き上がりました。
生地がほんとユルく、たこは焼き汁が出てくっつくので難儀ですが、ソースを塗ってしまえば全然OKです。(笑)
やらかい生地の、そのまた、たこの周りは一段とトロっと、かつ熱々です。コテで食べる醍醐味ですね。
このへんです、木曜休み。