昭和12年(1937年)早稲田大学で八幡学園の児童による小展覧会が開催され、清の作品は大きな注目を浴びた。
37-22=15 清15歳の時だった。
翌年には、清の作品を中心とした作品展が開催され、安井曽太郎など第一線て活躍する日本洋画の巨匠たちから絶大なる賞賛を得た。
清本人には、画家であるという意識は芽生えておらず、日課として貼絵を制作していた。
写真は、「農園」 貼絵 1937(昭和12)年 15歳
「僕は学園へ来てから 農園というものは初めてで 農園というものは何をやるのかと思ったら 畑の方をやることで 学園の農園は二つある 向うの方の農園と もう一つは運動場の隅っこの方にある農園で そこには鶏小屋が二つあって 毎日卵を二つ三つ産みました」