貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

日野市: 高幡不動尊  

2017-05-26 13:24:00 | 日記
日野市: 高幡不動尊  

2017(平成29)年 1月25日 11:55~

 真言宗智山派別格本山、

高幡山明王院金剛寺は古来関東三大不動の

一つに挙げられ高幡不動尊として親しまれ

ている。

 その草創は、古文書によれば大宝年間(701)

以前とも或いは奈良時代行基菩薩の開基

とも伝えられるが、今を去る1100年前、

平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇

の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と

定めて山中に不動堂を建立し、不動明王を

ご安置したことに始まるといわれている。

 入ってすぐ目につくのは、土方歳三の立像

である。

 流石に、日野市を代表する偉人である。

新選組土方歳三の菩提寺高幡山金剛寺には、

近藤勇・土方歳三両雄の碑や、土方歳三の

銅像、又大日堂には土方歳三の位牌や新選組

隊士慰霊の大位牌等、

 更に奥殿では歳三の書簡ほか多くの新選組

資料が展示されているそうだ。

次に、目にとまったのは、五重塔。

 本堂でお詣りして、芭蕉句碑を探訪してか

らと、石碑見つけとなる。

 山口誓子の句碑はすぐ見つかる。

結局、散策好きなのか、山好きなのか、

気付いたときには、不動ヶ丘への小径を

登っていた。

高幡城趾がある山なのかな?

空は高く青い。

 見事に富士山頂が浮かんでいる。

 前の山と富士山が見事に重なり、白い泉で

縁取りしたようであった。

 うっとり、うっとり!まったり、まったり!!


 不動ヶ丘の山中に「山内八十八カ所巡拝路」

があった。

 本堂近くから登ったため、途中で気がついた

ときには、八十番で、ほとんど逆さ巡りとなる。

 取り敢えず、第一番と最終の八十八番の写真

を掲載し、巡拝記念としたい。

お守りな置いてある受付で芭蕉の句碑を尋ね

たが、至極曖昧で言われた場所にはなかった。

 五重塔を下り、巡拝入口付近で見つかった。

 名月に ふもとの霧や 田のくもり  

                  芭蕉

他にも句碑は多くあり。

~その2は、「山内88カ所巡拝路」と「句碑」紹介

高幡不動尊入口



社殿





新撰組土方歳三銅像



五重塔





芭蕉句碑



山口誓子の句碑



富士が見えた!