貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大垣市:奥の細道結びの地記念館

2017-05-06 11:24:39 | 日記
大垣市

奥の細道結びの地記念館

 2015年10月30日 午前9時~

 大垣市制90周年を記念し、

「憩いと賑わいの空間」づくりの拠点として

整備された。

 なお、周辺整備も含めた事業費は約40億円。

 芭蕉と親交のあった俳人、谷木因邸跡地に

建てられている。

芭蕉46歳 2400キロ。150日余の

生涯最大の旅も結びとなる。

 タイムスリップ!

 そして、私の一回目の「奥の車道」も

取り敢えず終了となる。

 何でもやり遂げれば、また違う感慨も湧く。

 露通も此みなとまで出むかひて、みのゝ国

へと伴ふ。駒にたすけられて大垣の庄に入ば、

曾良も伊勢より来り合、越人も馬をとばせて、

如行が家に入集る。前川子・荊口父子、其外

したしき人々日夜とぶらひて、蘇生のものに

あふがごとく、且悦び、且いたはる。旅の物

うさもいまだやまざるに、長月六日になれば、

伊勢の遷宮*おがまんと、又舟にのりて 、
 
 蛤のふたみにわかれ行秋ぞ

 (はまぐりの ふたみにわかれ ゆくあきぞ)

奥の細道むすびの地記念館



大垣舟町川湊



対岸の風景



芭蕉と木因の立像



芭蕉翁



橋より



船着き場 今も船一艘あり 見事な水路 伊勢への川下り





水路沿い



四季の広場





芭蕉句碑



栄えた大垣市





思えば、昨年の11月2日に、電車に揺られ、

深川の芭蕉庵に出向く。

 いくつもの芭蕉との縁にて、これだと計画を

練り、先ず、平成48年頃まで2年間ほど住ん

でいた深川に・・・。

 芭蕉への思い半分、懐古への思い半分・・・。

そして、取りあえずこれで結びとなるという

大垣方面へ車をとばす。そして、完了。

記録の日は、平成27年11月1日。

 ちょうど一年がかりだったと気づく。

 大きな事故もなく、車での寝物語も積み重ねて

芭蕉道を歩く。

 古希の70歳を越えてしまう。

 思い出しては、暇を見つけては、まとめに入り、

やっと平成28年1月末に一通りを成文化する。

 ○○○園の完成と時を同じうすることとなり、

感無量!

 これから批正し、仕上げることにする。

      H28年1月26日記

☆☆☆  補  記  ☆☆☆

 平成28年(2016年)3月31日で○○園を退職。

屋舎解体と事業報告の文成で、4月20まで

(解体工事開始前)まで週4日ほど残務整理を

する。

 その後、笈の小文・野ざらし紀行の追跡と、

まだどちらも中途だが、体調と算段・・・。

 5月半ばあたりから腰痛に悩まされ、6月末

やっと自分の躰に戻りつつ有り。とにか奥の細道」

だけでもまとめないと事務上のことがたまる一方、

 片や記憶の薄れは進行が早いので、少し集中し

て仕上げる方向で切磋琢磨。

 やっと2回目の手直しが終わる。

       H28年7月6日 記

昨日、神津善行さんの音楽会に行き、始まる前に

○○図書館で、2日目の推敲。○○でのオペラを楽し

む会ですっかり和やかな気分になったところで、

七夕の日に、打ち直し、ページ打ちもそろえ、

ほぼ完了。 
       
 家族の協力も有り、何とか第一弾の蕉道追いも

まとめることができた。織り姫との遭遇か、

7日の夕に完成する。