貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

年魚市とは?

2019-11-19 13:35:23 | 日記

年魚市とは?

令和元年11月19日

 今朝は、歯科の定期検診。

昨日忘却の彼方で、お詫びの

電話。

 運良く今朝1番の方が

キャンセルされ、検診ができる。

 有り難き事と運のよきことに

深謝!

 さあ、名古屋ももう少し。

 白毫(びゃくごう)寺参拝!

 

 ほんとにお陰様で!

 私も自分らしく!

 山門で一礼。

 白毫寺は元亀2年(1571)の創建。

昔、このあたりは、「年魚市潟」、

知多の浦を望む勝景の地。

 「年魚市」とは?

 「あゆち」とよむ。

 「年魚」は、川魚の鮎のこと。

「香魚」という漢字も「あゆ」。

 寿命が一年なので、「年魚」

という字が当てられる。

 越年年魚もいるのだが。

 肉に香気がり、美味なので、

「香魚」という字が当てられて

いる。 

 万葉歌人などが歌に詠んだ処。

 説明書きにあるように、

「年魚市潟は、鳴海から熱田に

かけて海辺の湾入した遠浅の

地形を指している。

 万葉の歌に

『年魚市潟は 潮干にけらし

 知多の浦に 朝こぐ舟も

 沖による見ゆ』

『桜田へ 鶴鳴き渡る

 年魚市潟 潮干にけらし

 鶴鳴き渡る』

とあり、歌枕として有名な地

となっている。

 年魚市は「あいち」と転じ、

県名の語源となる。」

 そして、

「年魚市潟」展望地として、

昭和48年(1973)名古屋市

の名勝に指定される。 

 また、源頼朝が京都へのぼる

途中、ここに休んだので

「棧敷山」ともいわれている。


 蝉時雨の喧噪とした中、

芭蕉句碑と対面。


 

芭蕉の句は、

「はる風や 

  戸部山崎の 

    やねの苔」