貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

ひとみどりの初穐

2019-11-09 08:52:58 | 日記

ひとみどりの初穐

 令和元年11月9日(土)

 昨日は歩数はここ数ヶ月の

新記録。

 21,291歩 !

 1時間早起きの効用かな?

 それでも、16キロ未満の距離だ。

 今朝は、名古屋市に入る。

 成海神社参拝!

 

 朱鳥元年(686)、草薙神剣が

熱田に還座された時に、日本武尊

の縁由により鎮座。

 日本武尊を主祭神に祀り、

妃神の宮簀媛命とその兄神である

建稲種命を配祀している。

 熱田神宮の東に位置すること

から「東宮大明神」と千三百年の

間親しまれる。

 だるま塚もある。

 だるま塚を目にしたのは初。


 芭蕉句碑の句は、

「はつ穐や 

 海も青田の 

   一みどり」 。

 元禄元年。

 鳴海下郷知足亭滞在中の作。

 青田から海までも眼前に広がる

視界が緑一色に塗りつぶされた

大きな鳴海潟の景色を賞して、

主人への挨拶とした。

 芭蕉の推敲に推敲を重ね、

納得のいく俳句ができあがる。

鹿島紀行附録では、

 「鳴海がたや 

  青田にかはる 

     一みどり」

幽蘭集では、     

「初秋は 

  海やら田やら 

    みどりかな」