貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

松島市雄島③曽良と芭蕉の句碑と松島吟並序碑、お見事!

2025-02-08 13:38:32 | 日記
令和7年2月8日(土)
松島市雄島③
<芭蕉と曽良の句碑>

  そして、
曽良の句は、
「松島や   
  鶴に身をかれ 
   ほととぎす」
「ここ松島につりあうには、 
鶴の衣に身をまとって
優美になっておいで、
ほととぎすよ。」
という意。
 松島吟並序碑は、
寛政元年(1789)に
雄島の最北端に
建てられた石碑で、
高さは2メートル程。
<芭蕉翁松島吟並序碑>


 瑞巌寺の「奥の細道」碑
と同じ松島湾の章段が
刻まれている。
「そもそも
ことふりにたれと
松島は
扶桑第一の好風にして
凡洞庭西湖を恥す
東南より海を入て
江の中三里浙江の潮を
たたふ島々の数を尽して
欷つものは
天を指臥するものは
波に匍匐あるは
二重にかさなり…
 千早振神の昔
大山すみのなせる業にや
造化の天工何れの人の筆を
ふるひ詞を尽くさむ
「朝よさを 
  誰まつしまぞ
     片心」 
と、碑文の最後に、
芭蕉の句碑にある
同じ句が添えられる。 
~つづく。


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