露をのせたまま揺れる萩
令和2年11月11日(水)
玄関前の皇帝ダリアが咲き始める。
淡い薄紫色。
今年は台風も来ず。突風に少し耐え、
伸びに伸び、一階の屋根を越え、
二階に届きそうな背高のっぽの
皇帝ダリアとなる。
1㍍以上はいつもより高い。
さて、巣鴨真性寺の芭蕉句碑。
芭蕉翁と杉風の俳句が句碑として
残されている。
芭蕉の句は、
「白露も
こほれぬ萩の
うねりかな」。
元禄6年。
萩の葉に露が溢れるようについて
いる。そよ風が吹いて、それが大きく
うねっているが、萩は上手に露をのせ
たまま揺れている。の意。
杉風の句は、
「萩植て
ひとり見習ふ
山路かな」。
紅梅も見事!