貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

観音の甍みやりつ……

2020-11-19 11:09:17 | 日記

観音の甍みやりつ……

令和2年11月19日(木)

 小春日和が一週間続く。

 昨日から、網戸掃除とガラス磨き、

開始!

 網戸を数えたら、一階だけで、

大小合わせて16枚。一仕事で、

年々労も重たくなってきた?

 さあ、わくわく浅草寺へ。

 浅草寺に伝わる縁起には、

観音さま示現の日、一夜にして

辺りに千株ほどの松が生じ、

3日を過ぎると天から金の鱗を

もつ龍が松林の中にくだったと

記されている。

 この瑞祥が、後につけられた山号

「金龍山」の由来となる。

 また現在、浅草寺寺舞として奉演

されている「金龍の舞」も、これに

因む。

 宝蔵門の右側の弁天島に、

芭蕉句碑がある。

 弁天島では、近くの幼稚園児が

元気に遊んでいる。

 弁天島の頂には、弁天堂がある。

 その正面段下に、芭蕉句碑が

整然と立っている。

  芭蕉の句は、              

「くわんをんの 

  いらか見やりつ 

      花の雲」

   句碑は、この句を上部に、

下部に芭蕉座像が線画として

刻まれている。

  欠損も激しく、微かに分かると

いう程度。