個人の半世紀は走馬灯!
令和2年11月10日(火)
50年前、西巣鴨の近くに仮住まい。
時々巣鴨で降り、地蔵通りを
歩いて賑わいを楽しんだ。
巣鴨駅前に、このお寺があるとは
つゆ知らず。
豊島区巣鴨にある真性寺。
由緒沿革にも記されているように、
奈良県桜井市の長谷寺の末寺である。
創建年代等については不詳。
聖武天皇の勅願により行基菩薩が
開いたと伝えられている。
江戸時代に入り元和年間(1615~1624)
に中興される。
江戸時代には江戸六地蔵の第四番が
安置され、また江戸幕府8代将軍
徳川吉宗もたびたびこの寺に立ち寄る。
大きな傘をかぶり、杖を持つお地蔵様。
江戸の六街道の出入口に置かれ、
旅の安全を見守る。
(巣鴨は中山道の出入口)
芭蕉翁と杉風の俳句が句碑として
残されている。
つづく。