貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

老婆心ながら・・・老爺心は?

2020-11-24 13:44:40 | 日記

老婆心ながら・・・老爺心は?

令和2年11月24日(火)

「老婆心ながら・・・。」

と男性でも使う言葉。

本当なら、「老爺心(ろうやしん)」かな?

 しかし、辞書にもこの言葉はなし。

 そんなつまらないこと(?)に

釣られたお寺の掲示板。

 港区の天現禅寺!

 住職の言葉が掲示板に!

「自分の孫をいたわるような真心。

どんなときでも人に優しく接し、

相手の心をしっかり把握し、理解し、

その心を安らかにさせてあげることが

できれば素晴らしいこと。

その老婆心をはっきすることで、

今日一日を、毎日を過ごしましょう。」

 「老婆心とは、優しく孫をいたわる真心」

というのが、本来の意味。

 ところが、「親切心が過ぎて、不必要な

までに世話を焼くこと。」の意味で、今まで

使われてきた。

 そして、男性、特に役職の方が、

「老婆心ながら・・・」と前置きし、

相手に受容されるよう話す出過ぎた

というか、忠告のへりくだりとして使わ

れている。

 私は、まだ若いと思っているのかな?

未だに使ったことがない。

 時々家内のやり方に不快感を感ずるのは、

殆ど出過ぎた親切心、つまり老婆心の

マイナス部分。

 老爺心というのも、やっぱりあるんだろう

なとも思うけど……如何に?