老婆心ながら・・・老爺心は?
令和2年11月24日(火)
「老婆心ながら・・・。」
と男性でも使う言葉。
本当なら、「老爺心(ろうやしん)」かな?
しかし、辞書にもこの言葉はなし。
そんなつまらないこと(?)に
釣られたお寺の掲示板。
港区の天現禅寺!
住職の言葉が掲示板に!
「自分の孫をいたわるような真心。
どんなときでも人に優しく接し、
相手の心をしっかり把握し、理解し、
その心を安らかにさせてあげることが
できれば素晴らしいこと。
その老婆心をはっきすることで、
今日一日を、毎日を過ごしましょう。」
「老婆心とは、優しく孫をいたわる真心」
というのが、本来の意味。
ところが、「親切心が過ぎて、不必要な
までに世話を焼くこと。」の意味で、今まで
使われてきた。
そして、男性、特に役職の方が、
「老婆心ながら・・・」と前置きし、
相手に受容されるよう話す出過ぎた
というか、忠告のへりくだりとして使わ
れている。
私は、まだ若いと思っているのかな?
未だに使ったことがない。
時々家内のやり方に不快感を感ずるのは、
殆ど出過ぎた親切心、つまり老婆心の
マイナス部分。
老爺心というのも、やっぱりあるんだろう
なとも思うけど……如何に?