貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

草の戸の変貌も愉しみに!

2022-04-11 11:31:40 | 日記
令和4年4月11日(月)
 仙台堀川の水辺の(俳句)の散歩道     
水辺の散歩道を歩く。

芭蕉俳句の散歩道あり。

 先ずは、深川の句。
 『おくのほそ道』最初の句だ。
 「草の戸も 
   住替る代ぞ
     ひなの家」


 元禄二年(1689)、
芭蕉46歳の時の句。
 この草庵も人の住み替わる時となり、
これからは雛飾りのある
賑やかな家になるのであろうな、
の意。

「草の戸』は芭蕉の深川の草庵。
「ひなの家」は、三月三日の雛飾りが
しつらえられている杉風の別邸。
 杉風の歓待を受けながら、
これから出かける奥州の旅に
話の花が咲いたであろうことが
想像される。