令和4年4月27日(水)
足立区: 安 養 院
安養院は、もと千住元町にあり。
鎌倉時代北条時頼が創建したと
伝えられ、西林山長福寺と称する。
慶長3年(1598)兵火の災に遭い、
慶長3年(1598)兵火の災に遭い、
現在地に移り、真言宗西林山長福寺
安養院と改める。
本尊は、金銅仏の阿弥陀如来で、
本尊は、金銅仏の阿弥陀如来で、
鎌倉末期のもの。
中興開基第1世は賢智上人で、
北条氏の臣高梨氏の出身である。
以来歴代の住職と檀家の努力で
以来歴代の住職と檀家の努力で
幸運栄え、
江戸末期から明治初期にかけては
真言密教の檀林となり、
多くの仏弟子を世に送る。
現在の本堂は、大正12年、
現在の本堂は、大正12年、
第22世良道僧正によって再建されたもの。
芭蕉句碑は、
「ゆく春や
鳥なき魚の
目は泪」 。
境内には、観音堂もあり。
かんかん地蔵と呼ばれる石地蔵は、
石でかんかん敲くと願いが叶うという。