貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

仏頂禅師との真摯な交流から・・・!

2022-04-14 11:03:30 | 日記
令和4年4月14日(木)
 江東深川  臨 川 寺   
        
 延宝8年(1680)、
深川に移り住んだ芭蕉は、
二歳年上の仏頂禅師の人柄に
感服し、足繁く参禅する。

 芭蕉庵と呼ばれた草庵が、
臨川寺とほんの五百メートルほど
しか離れていなかったことも、
二人の交流を深めたのだろう。
 芭蕉庵は新しい俳風を模索する
一門の拠点となり、
また、
号を桃青から芭蕉翁と改めたのも
この頃。
 禅味が加わった芭蕉の作風は、
従来見られなかった高い精神性を
俳句の世界にもたらし、
文芸としての価値を
世間に知らしめる。
 ~つづく~