貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

千住:矢立はじめの地碑

2022-04-22 14:39:39 | 日記
令和4年4月22日(金)
大橋公園:奥の細道矢立初めの地碑
 
 「奥の細道」三千里の旅の始まり
の句を詠んだ場所
<矢立初めの地>
に建てられた記念碑が、
真正面に見える。

 千住大橋公園である。
 元禄2(1689)年3月、
芭蕉は、弟子の曾良を伴って深
川(江東区)から船で遡上して
千住(足立区)に降り立ち、
陸奥へと旅立つ。
 
「・・・むつましきかぎりは
宵よりつどひて、舟に乗て送る。
 千じゆと云所にて舟をあがれば、
前途三千里のおもひ旨にふさがりて、
幻のちまたに離別の泪をそゝぐ。」 
                         
「行春や 
  鳥啼き魚の 
     目は泪」
と、旅立ちの地である
千住の情景が記されている。

 碑の背面には、
芭蕉のことと当時の千住のことが
説明されている。
 また、公園には、「
おくのほそ道行程図」や、
紀行文と芭蕉らの出立の様子が
描かれた屏風絵が掲示されている。


 大橋芭蕉公園とでも
名称替えしても良い程?!