令和4年4月10日(日)
採茶庵(さいとあん)
芭蕉は、元禄2年(1689)3月27日、
採茶庵から「奥の細道」の旅に出発。
当時は、仙台堀
当時は、仙台堀
(仙台藩の蔵屋敷があったことから
仙台堀と呼ばれ、現在の仙台 堀川)に
浮かぶ船に乗り、
隅田川を遡って千住へ。 『奥の細道』が生まれていく。
採茶庵は、芭蕉の門人、
杉山杉風(さんぷう)の別宅である。
芭蕉は「奥の細道」の旅に出る前に、
それまで住んでいた隅田川と
小名木川の合流地点の岸辺にあった
芭蕉庵を手放し、
門人、杉山杉風の別宅に厄介になる。
「・・・住る方は人に譲り、
杉風が別墅に移るに、・・・」
が、本文。
採荼庵に芭蕉を住まわせた
採荼庵に芭蕉を住まわせた
杉風という人は、どんな人?
日本橋で幕府御用の魚問屋を営み、
豊かな経済力で芭蕉の生活を
支えていたという。