貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

足立区: 千住大橋①千住大橋の由緒と川沿いに!

2024-06-23 15:52:54 | 日記
令和6年6月23日(日)
足立区: 千住(せんじゅ)大橋①      
「通勤客や車は少ないだろう」
と思い立ち、急遽朝行く先を整理。
 足立区の北千住に絞る。
8時前に、出発。
 お茶の水で乗り換え、
北千住駅で降車。
 隅田川を目指して歩くこと20分。
 国道4号線の日光街道に出ると、
大橋が見えてくる。

 千住大橋は、
隅田川にかかる橋で、
北岸は足立区千住橋戸町、
南岸は荒川区南千住六丁目。

 前回は車で来たのだが・・・。
 旧橋(下り方向)・新橋(上り方向)
の二橋で構成されており、
旧橋の上流側に
東京都水道局の工業用水道専用橋
である千住水管橋がほぼ
並行している。
<背後の橋が千住大橋>

 今修理中で、手前が水道管橋。
 最初に千住大橋が架橋されたのは、
徳川家康が江戸に入府して
間もない文禄3年(1594年)
11月のことで、
隅田川最初の橋である。
 当初の橋は
現在より上流200mほどの処にあり。
 当時
「渡裸川の渡し(戸田の渡し)」
と呼ばれる渡船場があり、
古い街道筋にあった場所と推測。
 水管橋を降りるとすぐ釣り船が一艘。

 壁に、
「おくのほそみち 旅立ちの地」
と太字で、その紀文がかかれ、
蕪村筆による
芭蕉と曾良が描かれている。 
<蕪村の屏風絵「芭蕉と曽良」>

 隣には、
「千住大橋と荒川の言い伝え」とか、
「河川の移り変わり」「潮待ち茶屋」
のこと等、
板碑に河川の歴史が分かるように
記されている。 
  
  
               
 ~つづく。