貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大田原市: 旧浄法寺邸 一族あげて歓待十四日の長逗留!

2024-10-20 10:07:26 | 日記
令和6年10月20日(日)
大田原市: 旧浄法寺邸 
<よく分かる案内板>
    
 芭蕉と曾良は、
元禄2年(1689)4月4日、 
浄法寺図書(俳号桃雪)
に招かれる。
<芭蕉公園の中>

 『奥の細道』によれば、
「黒羽の館代浄法寺
何がしの方に音信(おとづれ)る、
思いがけぬあるじの悦び、
日夜語つづけて云々」
とある。
<旧浄法寺邸>

 一族をあげて歓待されたので
居心地がよかったのだろう。
<芭蕉の里説明>

 黒羽で十三泊、
あしかけ十四日の長逗留である。
 とりわけ桃雪邸には
八泊もする。
<芭蕉句碑など>
<芭蕉句碑>

 芭蕉句碑には、
「山も庭も 
  動き入るるや      
     夏座敷」  
 ダイナミックなタッチで、
黒羽の山河と
浄法寺家の庭園の美しさを
絵画的に表した句が生まれる。

 現在残っている旧浄法寺邸は、
芭蕉が逗留した建物ではないそうだが、
武家屋敷の趣を多分に残し、
当時の雰囲気を味わう
ことができる。
 

 また、
手作りの作品も多く、

親しめる処である。