貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

長野市:正見寺(宝蔵院)など

2016-12-25 14:02:13 | 日記
長野市:正見寺(宝蔵院)など

 宝蔵院は、正見寺に変わり、西光寺は個人

宅、繁華街の真っ只中で、寺名なるものはな

く、諦める。

 松代町に向かう。奥多摩時代だったか?

「某関東大会」が松代であり、その夜露天風

呂に行く。

 素晴らしいお風呂で、農家の方が一日の癒

やしに見え、いろいろ世間話をした事が記憶

に残っている。いろんな意味で好印象の町。

今年の大河ドラマの六文銭のこともあり、も

う少しゆっくりしたかったが・・・。

 しかし、時の流れはすっかり平均化してし

まった感じも否めない。

 虫歌観音堂も「虫歌の湯」もカーナビは案

内しているのだが、面影もなく狐につままれ

た。時も化け物である。



正見寺





辞世の詩


長野市: 吉田神社   

2016-12-25 13:55:22 | 日記
長野市: 吉田神社   

   9月10日 10:20~10:25

 芭蕉の句は、

 雲折 人を休むる 月見かな

他の人の句碑もあり。

 神社の樹木は大きく育っていた。

吉田神社



芭蕉句碑 「折 人を休むる 月見かな」



多の俳人の句碑と・・・。





長野市: 往生寺   

2016-12-24 10:36:06 | 日記
長野市: 往生寺   

9月10日 9:25~9:35

 刈萱上人の最後の修行地としての遺跡

「かるかや堂」

  花の世は 仏の身さへ おや子哉

            一茶
刈萱往生寺







一茶の句碑 

 花の世は 仏の身さへ おや子哉



藤村碑と由来説明



刈萱句碑



刈萱地蔵尊『夕焼け小焼けで 日が暮れて・・・」


6 長野市: 善光寺   

2016-12-23 09:11:26 | 日記
6 長野市: 善光寺  

 9月10日 8:10~9:05


 北門駐車場に車を置き、善光寺詣となる。

 「びんずる市」の準備が始まっている。

 10時半頃から一日いろんなお店や体験が

できるワークショップが並ぶらしい。

 「びんずる」とは、お釈迦さんの弟子であ

る十六羅漢の筆頭で、「びんずるさん」と呼

ばれ親しまれている人のこと。

 御堂内に座っておられる。

 この方は、病気を治す力があり、撫でると

その部位の病気が治るという信仰があり、

「撫で仏」ともいわれている。

 正月6日に「びんずるさん」の像を台座ごと

引き回す「びんずる廻し」という行事もあり。

 昭和46年からは、長野市民の夏の風物詩と

して「長野びんずる祭」が定着しているという。

 明治44年に信濃教育会の講師として招かれ、

その時参詣した夏目漱石や信濃町生まれので

二つの句を奉納した小林一茶、そして「歩行禅」

という言葉を好み、全国を漂泊した種田三頭火

の歌句碑は新たに造られていたが、芭蕉の句碑

はなし。巫女さんに確認もした。

因みに 芭蕉が詠んだのは、

「月影や 四門四宗も 只一つ」

という句であった。

善光寺







漱石歌碑





一茶歌碑





山頭火歌碑






5 坂城町網掛: 十六夜観月堂   

2016-12-22 08:53:32 | 日記
5 坂城町網掛: 十六夜観月堂

  9月10日 6:10~6:35

  朝早くから40代初めかな?

  ご夫婦がそれぞれ野良仕事をしておられる。

草取りをしておられた奥様に声をかけ、

観月堂を確認。

入り口が至極わかりづらい。「

 車は道端にどうぞ」というかけ声に甘え、

徒歩で登る。

 上信道の陸橋と千曲川、背景となる小高い

山々、朝日が積乱の雲間から威光のよう。

 十六夜を詠った句碑いくつもあり。

「十六夜や展望一の千曲川」

「十六夜やここら 芭蕉の杖の跡」

       等。

芭蕉の句碑は見当たらず、「桃青霊神」の

石碑があり。これは珍しい。

いさよいもまた更科の郡かな 芭蕉

という句の誕生も伺え、懐古できる絶好な

処。因みに、更科八景の一つだそうだ。

観月堂からの朝ぼらけ



観月堂上り下り石段



観月堂







桃青(芭蕉)霊神の碑



十六夜を詠んだ句碑たち