『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[映画『るろうに剣心:京都大火編』を観た(寸評)]

2014-08-02 17:50:37 | 新・物語の感想

☆・・・期待して、公開日の朝一で観たんだけど、いまいち、物語的に派手さがなかったなぁ。

 剣心の佐藤健も、斎藤一の吉田栄作も、蒼紫の伊勢谷友介など、志々雄真実の藤原竜也など、それぞれ主役を張れるイケメンが登場してきているが、まだまだ決戦の二部作の前篇に過ぎないので活躍できていない。

 福山まで出てくるのだが、あれは、下記、「龍馬伝」の大友監督の坂本龍馬とのリンクではなく、剣心の師匠・比古清十郎なんだよね?

 監督の大友啓史は、原作の流れを忠実に描くことによって、物語に歴史的な深みを醸そうとしているらしく、表現の増量を出来るところはしているのだが、どうしても足早感が起こる。

 一作目のバトルのラスボス的存在は、原作では蒼紫だったのだが、一作目のラスボスを刃衛にしたばっかりに、蒼紫の登場が唐突かつ、エキセントリックなキャラに感じてしまった。

 佐藤健は、最近、広末とスキャンダルがあった。

 伊勢谷友介は、かつての広末の彼氏だ。

 そんな絡みで、蒼紫は剣心を狙うのか?^^;

 剣心のアクションは、非常に面白く、よーく見ていると、無駄のない理にかなった攻撃をしていることがよくわかる。

 戦い戦いの連続だが、ヴァリエーションも豊か。

 だが、あまりにものバトルの連続に、正直、何度かウツラウツラしてしまった。

 にもかかわらず、敵となる「十本刀(エスパーダ?)」は、一人しかやっつけてないので、続編は、更なる戦いの連続か?

 戦わない「十本刀」の駒形由美だが、素晴らしく匂い立つオンナっぷりで良かった^^

     

 原作では、すぐに沈めれた、志々雄一派の軍艦「煉獄」だが、今作のクライマックスでは、剣心がリタイアの中、大阪から東京に向かってしまっているようだ。

 剣心は、なんか数日間、意識不明のようだったし・・・。

 後編で、どう折り合いをつけるのか?

 その討伐だけで、かなりの尺が費やされそうだが?

 しかし、薫殿は、一作目に続き、誘拐され過ぎ!

 もし、原作最終章の人誅篇が作られるとしたら、そりゃ、全編誘拐されっぱなしだし。

 今回も、瀬田宗二郎に誘拐されるし・・・。

 一緒に行った女性に、「登場人物の誰が好み?」と聞いたら、「瀬田・・・」とのこと。

 私から見ると、原作の瀬田に比べ、演じる神木隆之介はエラが張り過ぎなんスけど!!

     

                                                    (2014/08/02)