『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『渇き。』を観た(寸評)]

2014-06-26 23:59:00 | 新・物語の感想

☆・・・話が、役所広司扮する、家族も職も全うな精神状態も失った男が、別れた妻から乞われて、娘の失踪を探って知った娘の実態・・・、

 と知っていたのと、

 この娘の視線が、なんとも「淫靡」なことで、絶対に見ねえ・ストレスお仕着せ作品だから・・・などと思っていたのだが、今日(6/27)の朝の気分が「見てみたい」気分だったので赴いた。

 この少女(小松奈菜)は何なんだろう。

 あまりにもエロい視線だ。

 なんかこの物語の中で示される「売春」に代表されるようなカテゴリーと同じ「AKB」の出身の女の子なんだろうか?

 しかし、禍々しい淫靡さだなぁ・・・、

 などと思っていたら、モデル出身らしい。

 私の好みではないので、それ以上調べるつもりはない。

 ただ、人生史上、このような女と、たまに対峙しなくてはならないときがあるよね・・・。

         

 さて、観た結果、「娘の本性の衝撃」がメインに据えられておらず、それにメチャクチャにされた周囲の人間それぞれの生活や、そこかしこに立ち現れる暴力の数々のほうが派手で、

 やや焦点の搾れない作品になっていて、私はかえって、安心して見れた。

 また、「娘の本性の衝撃」だが、わりとおとなしい性格なので、物語では埋没しかかっている。

 クライマックスで、無表情ながらも、その所業に嫌だなぁと思っていると、ちゃんと殺されるし(「白夜行」の女のほうがムカつくし・・・、さすが加害ストレス王・東野!)、

 この作品には、余りにも多くの死体が転がるのだが、

 そのほとんどが、死んで当たり前の野郎なので、そのタイミングの良い暴力描写の数々に、かなりの爽快感がある。

 また、不幸の内に死んでしまう人々もいるが、その人物らの、それからの人生の苦悩を考えると、まあ、死んだほうが見ていてスッキリする(←超問題発言)。

 この作品の中島監督にしても、三池崇史監督にしても、なーんか、私の中では飽きてきたよ・・・^^;

 ただ、時系列が混在モンタージュされていて、そもそもが幻影?・・・、途中から妄想?・・・てな作りは素晴らしかった。

                                                      (2014/06/26)



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