☆・・・最近、点数が甘めなので、やや下げてみた^_^;
(今年の43作目)『俺たちに明日はない』…4.0
言わずと知れたアメリカンニューシネマの傑作。
日本では、俺の生まれた年に公開。
でも、全く古くささはなく、
行く町行く町で、金を下ろすように強盗を繰り返し旅を続ける、元祖「無軌道な若者」のボニー&クライドの青春を大画面で見ることが出来て感動。
作品は良く出来てるけど、俺は、こいつらを友達には持ちたくない(キッパリ!)。
(44作目)『プレーム兄貴、王になる』…3.5
これまた、毎回面白い、…膨大だろう作品群の中から、選りすぐられて日本で配給されるインド映画。
もう、いい男と、極上の美女が織りなす、歌って踊って戦って心に染みる大エンターテイメント!
いつも、お腹いっぱいになる長尺です。
(45作目)『ランボー ラストブラッド』…3.5
凄いね、スタローン脚本は、ランボーにけして安住の地を与えない。
ささやかな幸せは、いとも簡単に崩壊させられる。
ランボーは、それはもう、ジェイソンの如き残虐さでメキシカン人身売買マフィアに怒りが剥く。
容赦ないランボーの怒り。
いっそ、爽やかである。
これは、生ぬるい時代へのランボーの怒りでもある。
そして、これからは、幸福だった思い出とともに生きると言うランボーに、こっちは哀しくなるのだ。
ランボーは生きてる。
もう一作、戦場で最後を迎えさせたい。
(46作目)『風の谷のナウシカ』…4.0
これも大画面で見たかった名作。
地味に感じていたのだけど、こんなにもアクション豊富で、プロットが複雑なのは分かるけど、ストーリーも詰まっている。
また、宮崎アニメ特有の「神は細部に宿る」的に細やかな演出。
俺、つくづく影響を受けて生きてきたことが実感出来る。
しかし、宮崎駿の兵器描写の生き生きとしてることと言ったら^_^;
(47作目)『エジソンズ・ゲーム』…3.5
原題直訳は「電流戦争」、つまり、電力供給業界の覇権争いの話。
エジソンと争うと言ったらニコラ・テスラが思い出させられるのだが、テスラは準主役で、エジソンと戦うのは、実業家ジョージ・ウェスティングハウス。
エジソンは2人の主役の一人であるが、おやおや、知ってはいたけど、頑なで性格悪い、嫌がらせばかりしている。
対して、ウェスティングハウスは、ファーストシーンのパーティーからして、席を外すときに、一人一人の名前を言って去り、もうその時点でいい人物だと分かる。
最初から、ウェスティングハウスは協力しあおうと言ってるのだが、エジソン! エジソンだけが意固地になっているから、その意思が変わるまでの2時間の話^_^;
(48作目)『プロメア』…3.0
これ、去年から、かなり長くロングランしていたよね。
このコロナ禍の中、まだ需要があるらしく再上映だ。
俺も観る。
2時間ノンストップとも言える強烈にパワフルな演出で面白かった。
都市の消防隊の話に、炎の怪人が出てくるのはおろか、最終的に地球の命運を左右していく展開は圧巻だ。
でも、独特の淡いピンクやブルーのポップな色づかいは個性的だけど、おじさんには違和感が残った。
(2020/07/03)