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☆原作も大好きだったが、この映画化も、とても良かった。
何よりも、佐藤健演じる主人公・剣心が、この映画のキャッチコピーであった「草食系最強!」を見事に体現していて素晴らしかった。
そもそも、「草食系」などという言葉のなかった時代の作品で、私は当初、その「なよった」主人公が苦手だったのだが、原作の中盤からの「十本刀」との対決辺りから夢中になり始めた。
そして、この映画では、「草食系(「おろ」「ござる」)」と「最強(人斬りの過去)」の狭間の豹変を、佐藤健が実に巧みに演じていて、とても格好よくて、なんとも可愛い点もあり、良かったなぁ^^
原作から、今回の映画化への脚本の改変も巧みで、よくもまあ、これだけ原作のエピソードを盛り込んだなぁと感心した。
やや、テーマ及び話の展開に難も感じるが、それ以上に、話を単調にするのを避けた作り手の意図に感心。
クライマックスでは「愛と誠」でのヒロインと全く同じシチュエーションになる薫殿(武井咲)は、他の作品と全く同じ演技(^^;)で可愛くて、
女医・恵さんや、「悪一文字」の左之助、弥彦も、エピソードがなかなか描きこまれていて良し!
今回の敵役の観柳は、「あしたのジョー」の丹下段平とは上下逆の付け歯で、香川照之がノリノリ演技をしていた。
吉川晃司の鵜堂刃衛は外見が元々そっくりで、斉藤一の江口洋介は、原作を読み込んでいるのだろうか、特徴を掴んだ表情・演技をしていた。
また、原作の人気キャラ・蒼紫を、続編も出来るか分からない状態で、スパッと登場させなかったのも潔かった。
ただ、牛鍋屋「あかべこ」の女将・妙さんは登場していたが、看板娘の燕ちゃんが出ていなかったのは惜しいな^^
(2012/08/24)
たまたまたどりつきました。
赤べこの、看板娘の燕ちゃん出てましたよ~。
赤べこのシーンでは発見できませんでしたが、
毒で道場に運ばれてきた人の一人だったとおもいます。
確かに、道場に運ばれてきた少女に、やたらと可愛いのがいましたな^^
今、マンガを読み直しているのですが、「剣心」の頃の和月先生は、少女の燕ちゃんも、なんか大人みたいに描いているんですよね。
私の記憶の燕ちゃんは、もっと幼かったはずなので、映画版の娘でグッドです!!^^v
すっかりセブンイレブンに乗せられてます。
タッケールくん、最高です。
眼福でした。
素敵です。うちの息子だったらどうしましょう!ですよ。
コミックスの合間の作者のコラムは、作者の作品にかける思いが伝わってきていいんですわ^^
なお、わが母親は、非常にこの作品を気に入り、
後から読んだマンガよりも映画のほうが剣心にあっていると、オリジナルないがしろの本末転倒発言^^;
おそらく、佐藤健クンの「薫殿!」がグッときたのかと・・・。
母親の名は「かおる」なんです^^;
毎週、金曜日に分厚い一冊が。
あたしよりも、マンが基地外の息子たちが読んでます。
はい、お母様に一票。
TVでやってるアニメよりも、原作漫画よりも、タッケールが剣心と言うことで。
ああ、アタシも「○○○殿!」と呼ばれてみたい!!!
おばさんの願い。
>>タッケール
確かに、可愛いけど頼りになるし、優しくて強いし、悪いところがないですね^^