『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[『映画館でキレた話』の巻!]

2020-06-06 18:01:57 | 新・街を行く

☆・・・俺は、あんま恐れてないけど、基本 常識には沿って、社会的なルールは守って、コロナに対応している。
 だから、6月から再開した映画館などが、コロナ対策の、ややまだるっこしいシステムにしていても、素直に従っている。
 さて、この映画館は、5台ある自動券売機の3台を停止し、チケットを買う際の「横3密」を防止していた。
 だったら、5台並んだ1番目と3番目・5番目を使えば、間に間隔を置きつつ3台使えるのになぁ…、と思うのだが、そうすると、その3台に至る行列の通路のスペースがないらしい。
 で、俺はいつも、ネット予約をするので並んだりしないのだが、ミッピルンからムビチケ(映画マネーカードみたいの)を頂いたので(ありがとう(^.^))、喜びいさんで、ムビチケを当日券にすべく左側の列に並んでいた。
 この行列も「縦3密」を防いで間隔を置いている。
 さて、右列も左列も、二台の、それぞれ、前方の右券売機、左券売機に向かって並んでいる。
 が、待っている行列の前方左側のヤツが、2つの列の中心に立っていた(図・緑の◎)。
 行列は「仕切りベルト」で分けられているが、券売機前エリアはそれがなく、行列の先頭は勝手に自由に動けた。
 なんかやな予感がした。
 確かに、例えば、左側の年配の方などは券売機の操作が遅く、右側の券売機の方が早かった。
 だから、真ん中に立つ男は、「俺は左側に並んでいたけど、左のおばはんが遅いので、右が先に空いたら、右に並んでいるヤツよりも先にやる権利がある」とばかりに、中心に立っているのだ。
 そんな権利はない。
 それが必要か不必要かは別にして、いちお今は、コロナ対策がベースとなり、映画館再開のルールが決められている。
 いつもの、一本行列から、空いた券売機に向かうルールは適用されない。
 だったらなんで行列は2列あったんだよ、って話になるじゃん?
 果たして、右側の券売機が先に操作を終え、真ん中野郎は、左の列に並んでいたにもかかわらず、右の券売機に向かった。
 右側の先頭に並んでいた人は、それを黙認した。
 俺は何よりも、券売所の左右に立っていたスタッフに腹が立った。
 お前ら、なんのためにいるんだよ! と、思った。
 右側のヤツなんて、スタッフのユニフォームじゃなくて黒服じゃねぇか!
 館長だべ!
 でも、まあ、俺個人に害はないので、おら、気にしないことにした。
 しかしッ!
 それから、行列の順番が狂いはじめた!
 左側のヤツが右券売機に行ったばかりに、今度は、右側の行列のヤツが左の券売機に行った。
 すると、その次は左側のヤツが右券売機に。
 更に右側のヤツが左券売機に!
 館長は、本来、3密回避のための2列行列だったはずなのに、なんか知らないけど、それぞれの行列のヤツを、逆側の券売機に導いてドヤ顔だ!
 いや、あんた!
 本来、なんのために2列にしていて、券売機を2台だけの稼動にしているんだよ!
 あんたは、コロナ対策のために立っているんだろ?
 お客の導線をクロスさせてドヤ顔ってなんなんだよッ! と思った。
 思いはしたけど、俺は、とりあえず映画さえ見られればいいやと、木枯し紋次郎のように「あっしには関わりねえことでござんす」と気にしないことにした。
 が、俺の番になった。
 館長は、左側の列に並んでいた俺を、右側の自動券売機に促した。
 だが、俺は、「どこかでやめなきゃ、ずっと行列が交差し続けちゃいますよ。本末転倒でしょ? 俺は左を待ちます」と言って断った。
 館長は、ちょいとホッとした表情をした。
 しかし、このままでは、遅かれ早かれ、また同じことは起こる。
 俺は余計なお節介を言った。
「ここに「仕切りベルト」を伸ばしておかないと、また、この列の先頭がそっち、あっちの列の先頭がこっちと、ずっと交差しまくりになりますよ」
 すると、館長は「すいません」と言う。
 言って動かない。
 俺は冷静にキレた!
「いや、すぐ、いま、ここに、「仕切りベルト」を伸ばして下さいと言ってるんですよ、ナウ!」
 すると、やっと館長 動いて、「仕切りベルト」を伸ばす。
 俺は、瞬間に考えて、初めてムビチケを使うので、絶対に、この館長に説明を受けなくてはならない。
 それは恥ずかしい、ので、…帰った!
 きっと、この館長、自分が怒られた理由は分からないだろう。
「コロナヒステリー」の男と思われているかも。
 いや、俺は、コロナなんてどーでもいい、店では、客商売だから、したくないマスクもしてるだけ。
 ただ、この映画館はコロナ対策しているわけだから、その指針にそって動いて欲しいだけなのだよ。

 …かつて、町内では、血の繋がってない近所のおじさんおばさんが、間違っている者を叱ったものだった…。 

                               (2020/06/06)


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