『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
ここでは、気軽に読めるエントリーを記していきます^^

[近況報告 (149・二週連続「GOGOMONZ」で読まれる^^)]

2012-03-08 06:29:00 | GOGOMONZ(ゴゴモンズ)

☆NACK5の「GOGOMONZ」に、毎週火曜のテーマとして「浮気じゃないけどLOVE」と言う投稿コーナーがあり、

 これは、彼女や奥さんにじゃないけど、「ちょっとときめいてしまった日常」について報告するコーナーだ。

 私は、先週、鬼丸師匠やカオリンに読まれたことに調子づき、今週は、このコーナーに投稿していた。

 内容は、このエントリーの「ハイヒール」の項を、ラジオ向けにアレンジして送った。

 <(鬼丸師匠、カオリン、グッド・アフタヌ~ン!)
 さて、この間のバイトの時の話なんだけど、私が、とある駅への石畳を歩いていると、後ろから「カッ、カッ、カッ!」とハイヒールの靴音だろう…、を響かせて、女が、電車に乗り遅れないように走ってきた。
 だが、ちょうど私の横で力尽き、息を切らしながら、私と並走した。
 いや、この広大な宇宙の中で、なんで、こんな風に狭っくるしく、見知らぬ男女が並んで歩かなくてはならないのか^^;
 前後には誰もいないのだ。
 その、スーツ姿の女の人も違和感はあるのだろうが、電車に乗り遅れるかもしれない…、さりとて、私を抜かす余力はなく、微妙な均衡の中、私と並んで歩くのだった・・・。
 まあ、私は女好きなんで、なんか嬉しかったですけどね^^;
 (顔も見なかったけど、そんな女性に、「浮気じゃないけどLOVE」デスティニー!! でした^^)>

 そしたら、読まれた!^^v

 最後の「LOVEデスティニー!」でカオリンが「ウフフ^^」と笑ってくれた。

 でも、師匠鬼丸! 上記の文章の「だが、ちょうど私の横で力尽き、息を切らしながら、私と並走した」の部分を一行抜かして読んでいた。

 故に、話が微妙に意味不明になってしまっていた。

 師匠鬼丸、途中で気付いてくれて、「ああ、並走したのね」とフォローしてくれたけど、それでも、文章の面白効果が薄れてしまって、

 読まれたのは嬉しかったけど、なんか煮え切らない思いがいっぱいになってしまった^^;

                                                    (2012/03/08)


[映画『戦火の馬』を観た(短信)]

2012-03-06 23:59:15 | 物語の感想
☆第一次大戦を背景に、信頼しあっていた少年と引き裂かれた馬・ジョーイが、多くの人々との巡り合いの中で、戦場を生き抜き、少年と再会するまでの物語。

 ・・・と書いてみたら、意外に、この作品は「名犬ラッシー」みたいな人情ロードムービーであることに気づいた^^;

   ◇

 昨今のスピルバーグ作品らしく、この作品も、かなり淡白な作りである。

 それを、老いたスピルバーグのドラマ性の希薄さと取るか、大人の抑制と取るかは、見る者による。

 最近の「スーパー8」も「カウボーイ&エイリアン」も、多くの映評ブロガーには不評であったが、私にはなかなか面白くかった。

 ただ、この作品も、かなりサッパリした作りのようなのだが、映評ブロガーには、それほど不評ではないようである。

 作品のジャンルで許されているような気がする。

 良かれ悪しかれ、そのテーマ性の深度は浅いのであるが、それが上品さでもある。

 さて、ジョーイは、第一次大戦の敵味方の両軍や、戦争に巻き込まれる人々の間を駆け回るのだが、

 この映画を見て、私がつくづく思ったのが、

「ああ、スピルバーグは、やっぱり、『コンバット』が好きなのだな」だ。

 『コンバット』は、小隊をメインに、その作戦に関わる者たちの人情を上手く描いていた。

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 最初にそれを確信したのが「プライベート・ライアン」の時で、

 その、クライマックスでの、敵を待ち受けるゆっくりした時間の流れの中での、それぞれの登場人物の想いを込めた「静かなる緊張」のシーンなどが挙げられよう。

 今回の作品でも、ジョーイが訪れる、各局面が、それぞれ「コンバット」の小さなエピソードの如く連なる。

 先ずは、戦争前の、少年とジョーイの交流から始まり、

 戦争が始まり、軍馬としてジョーイが徴兵(?)されるのだが、ジョーイを引き受けるイギリス軍将校(騎兵)が人格者で、大切に扱われるも、ドイツ軍奇襲で戦死する。

 ジョーイはドイツ軍の捕虜馬(?)となり、野砲の引き役となる。

 その過酷な様は、言葉でしかイメージできなかったものを具体的に見せてくれて、それだけでも、この映画の価値があると思われた。

 途中、弟を慮る兄との、兄弟による軍脱走が、ジョーイへの騎乗によって為されたり、

 その兄弟が発見され、射殺された後は、ジャム製造を営むお爺さんと孫(美少女)にジョーイは養われるも、再び、ドイツ軍に奪われたりする。

 私は、こんな美少女エミリー(セリーヌ・バッケンズ)と静かに暮らすジジィが羨ましかった^^

   

 しかし、連合軍とドイツ軍の戦闘は、熾烈を極める。

 既に廃墟の町に、高台から砲撃を加える図も圧倒的なビジュアルで、

 また、ヨーロッパの人にとっての「グレート・ウォー」である第一次大戦の、地獄の「塹壕戦」も、俯瞰映像でダイナミックに見せてくれる。

 雪が舞い散り、その厳しさが具体的にわかる。

 また、戦争の渦中の混戦…、その中間地帯で、「有刺鉄線」にがんじがらめになったジョーイを、白旗を掲げてフランス兵が救おうとするのだが、…と、そこへ、有刺鉄線カッターを持ったドイツ兵…。

 そこで、ジョーイを媒介にした敵味方の奇妙な交歓が描かれる(ある意味「小芝居」^^;)。

 いかにも「コンバット」的だし、スピルバーグの好みだし、私の興味を引く^^

 正直、ジョーイの通ってきた道のりは、少年との友情よりも素晴らしく感じてしまった^^;

                                                       (2012/02/06)

[映画『ライアーゲーム -再生-』を観た(短信)]

2012-03-03 23:59:38 | 物語の感想
前回の映画版で完結した「ライアーゲーム」だが、私は、かような、多くのヴァリエーションを求めることのできるコンテンツを、すんなりと終わらせることに勿体無さを感じていたら、こうして復活して何より^^

 与えられたオリジナルのゲームシステムの中で、億レベルの獲得金を、権謀術数の中で勝ち取るのが「ライアーゲーム」で、それに勝ち抜いてきた秋山(松田翔太)が、数年後、大学の教授に成っており、ゲームに参加する主人公を継続している。

 ヒロインは多部未華子で、前回の戸田恵梨香と同じく、素直でお人好しなタイプの女の子を演じている。

 戸田が演じていたヒロインは、テレビ版からの流れで、「ライアーゲーム」と言うシステムへの半信半疑の気持ちが、本気へと変化していく様が段階を追って語られていたのだが、

 多部の新ヒロインは、安易に「ライアーゲーム」のマジな危険さを信じ、本選へと誘われてしまう。

 そこが不満で、ヒロインは、小さな「ライアーゲーム」を経験し、「ゲーム」が警察など介入できないシビアな世界であることを悟るプロローグが欲しかった。

 それが、所見のお客さんへの世界観説明にもなると思うのだが(尤も、本戦が始まると、すぐにグイグイと内容に牽引される)。

 しかし、多部未華子、可愛いなぁ。

 未華子の見所は、ちんまさと、困ったような風の一重の大きな瞳と、張りのある声であろう^^

 秋山を演じる松田翔太も格好良い。

 こんな、ニヒルさに嘘っぽさの出ない役者は珍しいと思う。

 ロン毛も似合っていて、長髪の男特有の胡散臭さが感じられない^^

 私にはビタ一文無い魅力なので、ちょいと憧れる。

 今回の「椅子取り」ゲームは、いまだ原作で継続中なので、原作のほうも、その直前までしか読んでいないのだが、

 肝心の「椅子取り」はそっちのけで、背後に隠れる幾つかの要素(メダル・多数決・仲間集め・脱落者が鍵)が、原作者がオリジナルで考えたゲームシステムの中でも、かなり複雑なルールなので、

 それを映画作品として分かりやすく語っていてくれたことに感心した。

 ただ、「椅子取り」の描写自体は最初だけで、後は、広間での「結果発表」が連続するだけなのだが、その歪な連続を違和感無く面白く見せてくれる展開には感心した。

 (・・・ちょっと、眠たいので、寝ます。続きは、明日 書きます^^)

                                                       (2012/03/03)

[沈黙の朝日新聞]

2012-03-02 21:43:06 | 保守の一考
☆産経の阿比留瑠比記者のブログを読んでいたら、こんな記事があった。

   《「民間事故調」報告書報道にみる朝日の異様さ(2012/02/28 08:20 )》

 要約すると、「福島原発事故独立検証委員会」(民間事故調)の調査報告書を読むと、どの新聞も、際立つ菅直人首相の原発事故対応の異常性に着目せざるを得ず、その点について、良かれ悪しかれ記事で指摘しなくちゃならないはずで、実際、どの大手の新聞も、それについて紙面を費やしている。

 だが、朝日新聞だけは、その問題について、ビタ一行も書いていない。

 また、この記事によると、先日の、「言うだけ番長」こと前原誠司政調会長による『「言うだけ番長」呼称けしからん事件』による、記者会見からの産経新聞記者締め出し問題においても、大手各誌が、何らかの主張を発し、また、言論媒体を考えるにおいて由々しき「言うだけ番長」のやり方であるが故に、意見を発せざるを得ない中で、

 ただ、朝日新聞だけは、その問題について、ビタ一行も書いていない、とのこと・・・。

 朝日新聞の異様さは、多くの識者に、これまでも語られ続けていることなのだが、

 私も、最近、驚かされたことがあった。

 山口県光市の母子殺害犯の死刑判決が出た翌日だ。

 翌日、私、朝日新聞を見る機会があったんだが、社説は、「山口県光市母子殺害事件の判決」について書かれていなかったのだ。

 私がいつも購入している産経には、当然、「死刑判決」についての社説が記されている。

 気になって、他の大手新聞を、最近、図書館で調べた。

 多少の意見の異なりはあれ、いずれの新聞も、「山口県光市母子殺害事件の判決」を記している。

 朝日新聞だけが、判決が出た翌朝に、こんなにも世間を騒がせた事件を語ることをしない・・・。

 ・・・朝日系(左翼系)市民運動家であった菅が糾弾されるべき異常性を示しても、似非が見え見えだが、「反原発政治家」でもあることだし、朝日新聞は語らない。

 ・・・憎っくき対抗思想ライバル新聞社(朝日にとっての産経)と言えども、日ごろ、朝日の標榜する「言論の自由」を脅かされれば、マスコミを代表し声明を発表してもおかしくはない、・・・が、都合が良い(悪い?)ので、朝日新聞は語らない。

 ・・・「死刑反対」を標榜するが故に、朝日新聞は、その「死刑判決」の事実を、社を以って無視する・・・。

 もはや、最低限の「公平・平等・中立」を守ることさえ出来ない朝日新聞には、報道を語る資格はないな・・・。

 別に、朝日新聞が、私の考えと、全く異なる主張をしたっていいんだよ、でもね、沈黙をもってして、なかったことにするという思考(思想)回路は認められない・・・。

                                                     (2012/03/02)

[映画『ヒューゴの不思議な発明』を観た(短信)]

2012-03-01 23:57:57 | 物語の感想
☆かなり技巧を凝らした作品だった。

 3D作品を撮るにあたって、スコセッシ監督が思い描いていたであろうイメージが惜しみなく注ぎ込まれていたと思う(残念ながら、仕事の後、歯医者に行って、それから映画館に向かったので、時間的に2D作品しか上映していなかった^^ この作品は3Dで見るべきだと思う)。

 おそらく、私が勝手に決めたのだが、元々は駅であったオルセー美術館の、「駅の時代」を舞台に(私、ルーブルに行かず、オルセーには行ったことのある男^^v)、時計塔内部や、パリの町並みの俯瞰を存分に描きこんで、

 蒸気機関車、手品、カラクリ人形、サイレント映画…、と人を喜ばすギミックをふんだんに用いている。

 「人を喜ばすギミック」の最先端が「3D映画」とスコセッシは考えているが故に、その題材に、大衆の映画と言うメディアに対しての原初の衝撃を重ね合わせているのは必然だ。

 スコセッシの感覚は、手堅くきっちりと、されど、若々しいセンス・オブ・ワンダーにも溢れている。

 だが、正直、物語自体が、エンターテイメントとして楽しめるかと言うと、やや物足りない。

 途中から、主人公が入れ替わったかのようなテーマの流動も見られ(少年からガンジーに^^)、その物語性の拡散によりクライマックスの感動も薄い。

 画面作りは、グリーナウェイ作品なみに素晴らしく娯楽しているんだが・・・。

 しかし、このような時は、役者の演技で楽しむも良し。

 父親の遺した物を開く鍵を探すと言う同じ展開の『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』でも、その主人公の少年があまりにも美しかったので見とれたものだが、この作品の主人公(エイサ・バターフィールド)も非常に可愛い。

 碧眼の三白眼がクールで、でも、丸みを帯びた顔が可愛い。

 いやはや、私も、少女・幼女・赤ちゃんときて、ついに美少年指向の時代を迎えてしまったのだろうか?(「んなこたぁーない」byタモリ)

 この少年、鼻の穴の演技が谷村美月と双璧である^^

 また、まったく予備知識なく、この作品を見ていたのだが、顔馴染みの美少女が出てきた。

「誰だっけ? この娘」と思い出していたら、ハニャ~ン^^ クロエ・グレース・モレッツ嬢じゃないですかぁ~^^

 ヒットガールですよ、相変わらず、胸がなくて可愛い^^

 また、ベン・キングズレーの貫禄の演技も冴えるし(この人の『パスカリの島』ってなかなかの傑作ですよ)、

 クリストファー・リーも、まだまだ現役、色んな映画で活躍しているねぇ^^

 ・・・改めて、3D版で観に行きたいと思っている^^

 それから、この邦題は、見る者に「ハリーポッター」シリーズ的な作品との先入観を与えるのでよろしくない。

 この作品は、ティム・バートンがやきもちを焼くようなタイプの作品と認識したほうがよい。

                                                     (2012/03/01)