7月21日から25日にかけて東北の名山三座、鳥海山、月山、早池峰を登ってきました。
今回は、21日に苫小牧からフェリーを使い、22日朝に秋田港に入港し、そこから日本海に沿って南下して鳥海山の中腹にある鉾立山荘に1泊、翌日22日に鳥海山、23日に月山、24日に早池峰を登り、その夜に八戸からのフェリーで北海道に戻るという結構ハードな日程でした。
実は2年ほど前にも原チャリで東北の名山巡りをしています。
この時は、苫小牧から八戸に渡り八甲田山、岩木山、八幡平、岩手山を登り、早池峰に向かウ予定でした。
しかし、早池峰に向かっている途中で原チャリが故障してしまい原チャリを処分して帰ってくるというトラブルがありました。
今回はホンダのリード(110cc)という中古のスクーターを手に入れたので、このスクーターを使っての山旅になります。
このスクーターの魅力は座席下の収容能力です。
ヘルメットが2個入る収容力ですのでキャンプ用品も十分に収容できます。
7月21日の夕方、苫小牧から秋田行のフェリーに乗り込み、翌朝秋田に到着。
ここから日本海に沿って南下します。
途中、象潟にある蚶満寺によります。
「象潟」とは、かつては松島同様無数の小島が浮かぶ入り江でした。
昔は、「九十九島、八十八潟」、あるいは「東の松島、西の象潟」と呼ばれたようです。
それが、文化元年(1804年)の大地震(象潟地震)で干潟に変わったのです。
その象潟にある蚶満寺は、奥の細道で有名な松尾芭蕉も訪れたことがあるお寺なのです。
鳥海山のふもとにあるので、今回はぜひ寄ってみたかったところです。
国道を左に曲がると駐車場があります。
駐車場にスクーターを止めて左に曲がり歩いて行くと松尾芭蕉の銅像がありました。
この田んぼだったところが昔は海だったのです。
そして松が生えている所が海に浮かぶ小島でした。
松林の先に山門が見えてきます。
山門は、なかなか立派な造りです。
本堂です。
鐘撞堂です。
タブの木です。
六地蔵が祀られています。
手入れの行き届いた風情のあるお寺でした。
裏手には昔海だった名残の舟を舫う石などがあり、ここがかっては海だったことを忍ばせてくれます。
念願だった蚶満寺を参拝できたので鳥海山の中腹にある鉾立山荘へ向かいます。
鉾立山荘は鳥海山の中腹にあり、素泊まりの小屋になっています。
今回はこの鉾立山荘で神戸の山女たちと待ち合わせです。
急な道路をあえぎながら登ります。
排気量の少ないスクーターには酷な道です。
へアピンカーブを何度も曲がり、喘ぐようにして走り鉾立に到着です。
鉾立には立派な駐車場が何か所もあり、たくさんの登山客で溢れています。
その一角に鉾立山荘がありました。
なかなか立派な建物です。
この辺りは雲の中で涼しく、ホッとしました。
無事に同行者とも合流して明日の登山を待ちます。
7月22日
朝起きて外を見ますが、相変わらずの曇り空です。
というより、鳥海山の中腹から上に雲が張り付きその雲が動かないのです。
昨夜、天気を見るために外に出ましたが、下界のにかほ市の街の明かりが良く見えていました。
4:50分、出発です。
鉾立山荘のすぐ近くに象潟口の登山口があります。
雲の中で涼しく、整備された登山道を登ります。
鳥海山は高山植物も多いと聞いているので楽しみです。
さっそく現れた鳥海アザミです。
6:25分、御浜(おはま)小屋に到着です。
小屋の裏手右下に鳥海湖が見えるはずですが雲に隠されて何も見えません。
この辺りから高山植物のお花が目を楽しませてくれます。
今年は、コバイケイソウの当たり年のようで大きな群落が花をつけています。
7:05分、七五三掛(しめかけ)の分岐まで来ました。
ここから先は、風が強いので外輪山コースを取らずに千蛇谷コースへ進みます。
千蛇谷コースには雪渓があるので神戸の山女は嫌がっていましたが、視界の無い風の強い外輪山コースは避けるのが賢明な判断です。
その心配した雪渓はそれほど残っておらずホッとしたのですが、その先の急坂もなかなかのものでした。
8:30分、大物忌(おおものいみ)神社に着きました。
ここで少し休憩します。
この社の入口にある大岩に鳥海フスマの花が咲いていました。
少し休憩して元気が出たので山頂へ向かいます。
山頂は神社の前を少し戻り右手に向かいます。
すると目の前は岩が折り重なった小山となっています。
この岩を登らなければなりません。
9:15分、新山の到着です。
ここが鳥海山の山頂になります。
辺り一面のガスで何も見えません。
記念写真を写すと寒いのですぐに下山します。
下山は気楽に花を楽しみながら下ります。
13:15分、象潟口の登山口へ戻ってきました。
やれやれ、ガスで景色を楽しめない山となってしまいましたが、たくさんの高山植物に癒された山旅でした。
思ったより早く下山できましたので神戸の山女たちとはここで別れ、私は次の月山に登るために羽黒山のキャンプ場を目指してスクーターで走ります。
今回は、21日に苫小牧からフェリーを使い、22日朝に秋田港に入港し、そこから日本海に沿って南下して鳥海山の中腹にある鉾立山荘に1泊、翌日22日に鳥海山、23日に月山、24日に早池峰を登り、その夜に八戸からのフェリーで北海道に戻るという結構ハードな日程でした。
実は2年ほど前にも原チャリで東北の名山巡りをしています。
この時は、苫小牧から八戸に渡り八甲田山、岩木山、八幡平、岩手山を登り、早池峰に向かウ予定でした。
しかし、早池峰に向かっている途中で原チャリが故障してしまい原チャリを処分して帰ってくるというトラブルがありました。
今回はホンダのリード(110cc)という中古のスクーターを手に入れたので、このスクーターを使っての山旅になります。
このスクーターの魅力は座席下の収容能力です。
ヘルメットが2個入る収容力ですのでキャンプ用品も十分に収容できます。
7月21日の夕方、苫小牧から秋田行のフェリーに乗り込み、翌朝秋田に到着。
ここから日本海に沿って南下します。
途中、象潟にある蚶満寺によります。
「象潟」とは、かつては松島同様無数の小島が浮かぶ入り江でした。
昔は、「九十九島、八十八潟」、あるいは「東の松島、西の象潟」と呼ばれたようです。
それが、文化元年(1804年)の大地震(象潟地震)で干潟に変わったのです。
その象潟にある蚶満寺は、奥の細道で有名な松尾芭蕉も訪れたことがあるお寺なのです。
鳥海山のふもとにあるので、今回はぜひ寄ってみたかったところです。
国道を左に曲がると駐車場があります。
駐車場にスクーターを止めて左に曲がり歩いて行くと松尾芭蕉の銅像がありました。
この田んぼだったところが昔は海だったのです。
そして松が生えている所が海に浮かぶ小島でした。
松林の先に山門が見えてきます。
山門は、なかなか立派な造りです。
本堂です。
鐘撞堂です。
タブの木です。
六地蔵が祀られています。
手入れの行き届いた風情のあるお寺でした。
裏手には昔海だった名残の舟を舫う石などがあり、ここがかっては海だったことを忍ばせてくれます。
念願だった蚶満寺を参拝できたので鳥海山の中腹にある鉾立山荘へ向かいます。
鉾立山荘は鳥海山の中腹にあり、素泊まりの小屋になっています。
今回はこの鉾立山荘で神戸の山女たちと待ち合わせです。
急な道路をあえぎながら登ります。
排気量の少ないスクーターには酷な道です。
へアピンカーブを何度も曲がり、喘ぐようにして走り鉾立に到着です。
鉾立には立派な駐車場が何か所もあり、たくさんの登山客で溢れています。
その一角に鉾立山荘がありました。
なかなか立派な建物です。
この辺りは雲の中で涼しく、ホッとしました。
無事に同行者とも合流して明日の登山を待ちます。
7月22日
朝起きて外を見ますが、相変わらずの曇り空です。
というより、鳥海山の中腹から上に雲が張り付きその雲が動かないのです。
昨夜、天気を見るために外に出ましたが、下界のにかほ市の街の明かりが良く見えていました。
4:50分、出発です。
鉾立山荘のすぐ近くに象潟口の登山口があります。
雲の中で涼しく、整備された登山道を登ります。
鳥海山は高山植物も多いと聞いているので楽しみです。
さっそく現れた鳥海アザミです。
6:25分、御浜(おはま)小屋に到着です。
小屋の裏手右下に鳥海湖が見えるはずですが雲に隠されて何も見えません。
この辺りから高山植物のお花が目を楽しませてくれます。
今年は、コバイケイソウの当たり年のようで大きな群落が花をつけています。
7:05分、七五三掛(しめかけ)の分岐まで来ました。
ここから先は、風が強いので外輪山コースを取らずに千蛇谷コースへ進みます。
千蛇谷コースには雪渓があるので神戸の山女は嫌がっていましたが、視界の無い風の強い外輪山コースは避けるのが賢明な判断です。
その心配した雪渓はそれほど残っておらずホッとしたのですが、その先の急坂もなかなかのものでした。
8:30分、大物忌(おおものいみ)神社に着きました。
ここで少し休憩します。
この社の入口にある大岩に鳥海フスマの花が咲いていました。
少し休憩して元気が出たので山頂へ向かいます。
山頂は神社の前を少し戻り右手に向かいます。
すると目の前は岩が折り重なった小山となっています。
この岩を登らなければなりません。
9:15分、新山の到着です。
ここが鳥海山の山頂になります。
辺り一面のガスで何も見えません。
記念写真を写すと寒いのですぐに下山します。
下山は気楽に花を楽しみながら下ります。
13:15分、象潟口の登山口へ戻ってきました。
やれやれ、ガスで景色を楽しめない山となってしまいましたが、たくさんの高山植物に癒された山旅でした。
思ったより早く下山できましたので神戸の山女たちとはここで別れ、私は次の月山に登るために羽黒山のキャンプ場を目指してスクーターで走ります。
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