5月13日
持経の宿は居心地のいい山小屋でした。
朝4時に目覚ましが鳴るまでぐっすりと寝ることができました。
窓の外を見ると白く霞んでいます。
どうやら天気は下り坂のようです。
ここまで、携帯が圏外なので天気予報を確認することができなかったのです。
2日前に天気予報を確認したときには、雨の予報があったもののそれは昨夜の予報です。
今日も天気はまあまあのはずです。
しかし、崩れることも予想しながら今日の行程を考えます。
昨夜考えたのは葛川辻辺りでビバークの予定でしたが、それをあきらめ行深仙小屋まで行くことにします。
そこで、水をどうするか考えました。
水場が遠いならここからボッカしてもいいかと考えました。
結局、4リットルの水を背負って歩くことにしました。
6:10分、今日の行程は短いのでちょっと遅めの出発です。
小屋の前の林道を少し歩き、左手の山道へ進みます。
ガスガスの登山道を歩きます。
辺りは真っ白で神秘的な雰囲気です。
一登りして降ると平治ノ宿小屋が見えてきました。
7:00分、平治ノ宿です。
小さな小屋ですが、小屋の中はきれいに整理されています。
小さな祠もあります。
ここは休まず通り過ぎます。
転法輪岳を通過します。
鎖場も越えます。
何ていう木か分かりませんが、花が地面に散っておりその白い花がきれいな模様となって心を和ませてくれます。
こんな景色が心を洗ってくれます。
少しずつ霧が深くなってきます。
歩いているとどこからか鈴の音が聞こえてきます。
最初は幻覚?かと思っていると、どんどん鈴の音が大きくなります。
後ろを振り返るとトレランスタイルの人が走ってきます。
登山道の脇に寄って先に行ってもらいます。
こんな所でトレランの人に会うとは思いもしませんでした。
どこからスタートして来たか考えてみましたが、分かりません。
そうこうしているうちに怒田の宿跡に着きました。
雨粒が大きくなってきます。
しかし、林の中ですので樹木の葉に覆われているため身体には雨が当たりません。
ムシムシする林の中を歩いていると行仙岳に到着です。
9:25分、行仙岳です。
鉄塔を超えると雨が本降りになってきます。
ここから行仙小屋までは25分くらいですので頑張って歩きます。
9:45分、行仙小屋に到着です。
とても立派な小屋です。
誰もいない小屋だと思って戸を開けると小屋の中が温かいのです。
ストーブが炊かれ、小屋には男性がいました。
この男性が「新宮山彦ぐるーぷ」の梶野さんでした。
雨はいよいよ本降りとなってきました。
ストーブの周りに雨具などの濡れた物をかけて着替えを済ませます。
梶野さんは、トレランの選手たちのサポートをするために昨日からこの小屋に詰めているとのことです。
トレランの話を聞くと、奥駈け道を前鬼で1泊し、2日間で走りに抜けるイベントだといいます。
でも、マイナーな大会で例年の参加者も10名ほどと小さなイベントです。
今年は参加者が少なく5~6人とのことです。
こんな大会があるとは思いもしませんでした。
先ほど抜いていった人もこの大会の参加者でした。
この後の選手が2名ほど来ましたが、雨がひどいのでトレランを打ち切ろうとしていましたが、この山の中ではタクシーを呼べる場所も限られるようです。
結局、この小屋から2時間ほど走らないとタクシーも呼べないようでした。
お昼頃に梶野さんも下山してしまうと私一人になってしまいました。
幸いにこの小屋は携帯が使えます。
小屋の西側の窓によるとアンテナが立ちます。
天気予報を確認してみると今夜まで雨が続く予報です。
しかし、明日未明には止むとのことですので停滞することにします。
水は梶野さんが汲み上げた物もあります。
薪もタップリあり快適な小屋生活ができます。
今日は行仙小屋泊りを満喫することにします。
明日の行程をどうするか考えていました。
心は、明日は玉置神社まで歩いて今回の奥駈けを終えるつもりになってます。
玉置神社からは町に近すぎて林道などの歩きが多いような気がしています。
また、玉置神社での宿泊は困難なようであり、適当な宿泊先が探せないこともあります。
そこで、玉置神社から十津川まで降り、熊野本宮まではバスを使うつもりです。
☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★
この行仙小屋は、「新宮山彦ぐるーぷ」が建てた小屋のようです。
小屋の建設許可については、あの塩じいーこと元塩川大蔵大臣が一役買っていたとの
ことです。
小屋の建設に当たっては、「新宮山彦ぐるーぷ」の皆さんが地均しから手弁当で
行ったとのことです。
その苦労の作業工程を写した写真などが小屋内に展示されていました。
それらを見せてもらいながらヌクヌクとした時間を過ごしました。
持経の宿は居心地のいい山小屋でした。
朝4時に目覚ましが鳴るまでぐっすりと寝ることができました。
窓の外を見ると白く霞んでいます。
どうやら天気は下り坂のようです。
ここまで、携帯が圏外なので天気予報を確認することができなかったのです。
2日前に天気予報を確認したときには、雨の予報があったもののそれは昨夜の予報です。
今日も天気はまあまあのはずです。
しかし、崩れることも予想しながら今日の行程を考えます。
昨夜考えたのは葛川辻辺りでビバークの予定でしたが、それをあきらめ行深仙小屋まで行くことにします。
そこで、水をどうするか考えました。
水場が遠いならここからボッカしてもいいかと考えました。
結局、4リットルの水を背負って歩くことにしました。
6:10分、今日の行程は短いのでちょっと遅めの出発です。
小屋の前の林道を少し歩き、左手の山道へ進みます。
ガスガスの登山道を歩きます。
辺りは真っ白で神秘的な雰囲気です。
一登りして降ると平治ノ宿小屋が見えてきました。
7:00分、平治ノ宿です。
小さな小屋ですが、小屋の中はきれいに整理されています。
小さな祠もあります。
ここは休まず通り過ぎます。
転法輪岳を通過します。
鎖場も越えます。
何ていう木か分かりませんが、花が地面に散っておりその白い花がきれいな模様となって心を和ませてくれます。
こんな景色が心を洗ってくれます。
少しずつ霧が深くなってきます。
歩いているとどこからか鈴の音が聞こえてきます。
最初は幻覚?かと思っていると、どんどん鈴の音が大きくなります。
後ろを振り返るとトレランスタイルの人が走ってきます。
登山道の脇に寄って先に行ってもらいます。
こんな所でトレランの人に会うとは思いもしませんでした。
どこからスタートして来たか考えてみましたが、分かりません。
そうこうしているうちに怒田の宿跡に着きました。
雨粒が大きくなってきます。
しかし、林の中ですので樹木の葉に覆われているため身体には雨が当たりません。
ムシムシする林の中を歩いていると行仙岳に到着です。
9:25分、行仙岳です。
鉄塔を超えると雨が本降りになってきます。
ここから行仙小屋までは25分くらいですので頑張って歩きます。
9:45分、行仙小屋に到着です。
とても立派な小屋です。
誰もいない小屋だと思って戸を開けると小屋の中が温かいのです。
ストーブが炊かれ、小屋には男性がいました。
この男性が「新宮山彦ぐるーぷ」の梶野さんでした。
雨はいよいよ本降りとなってきました。
ストーブの周りに雨具などの濡れた物をかけて着替えを済ませます。
梶野さんは、トレランの選手たちのサポートをするために昨日からこの小屋に詰めているとのことです。
トレランの話を聞くと、奥駈け道を前鬼で1泊し、2日間で走りに抜けるイベントだといいます。
でも、マイナーな大会で例年の参加者も10名ほどと小さなイベントです。
今年は参加者が少なく5~6人とのことです。
こんな大会があるとは思いもしませんでした。
先ほど抜いていった人もこの大会の参加者でした。
この後の選手が2名ほど来ましたが、雨がひどいのでトレランを打ち切ろうとしていましたが、この山の中ではタクシーを呼べる場所も限られるようです。
結局、この小屋から2時間ほど走らないとタクシーも呼べないようでした。
お昼頃に梶野さんも下山してしまうと私一人になってしまいました。
幸いにこの小屋は携帯が使えます。
小屋の西側の窓によるとアンテナが立ちます。
天気予報を確認してみると今夜まで雨が続く予報です。
しかし、明日未明には止むとのことですので停滞することにします。
水は梶野さんが汲み上げた物もあります。
薪もタップリあり快適な小屋生活ができます。
今日は行仙小屋泊りを満喫することにします。
明日の行程をどうするか考えていました。
心は、明日は玉置神社まで歩いて今回の奥駈けを終えるつもりになってます。
玉置神社からは町に近すぎて林道などの歩きが多いような気がしています。
また、玉置神社での宿泊は困難なようであり、適当な宿泊先が探せないこともあります。
そこで、玉置神社から十津川まで降り、熊野本宮まではバスを使うつもりです。
☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★☆彡★
この行仙小屋は、「新宮山彦ぐるーぷ」が建てた小屋のようです。
小屋の建設許可については、あの塩じいーこと元塩川大蔵大臣が一役買っていたとの
ことです。
小屋の建設に当たっては、「新宮山彦ぐるーぷ」の皆さんが地均しから手弁当で
行ったとのことです。
その苦労の作業工程を写した写真などが小屋内に展示されていました。
それらを見せてもらいながらヌクヌクとした時間を過ごしました。
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