いわゆるシルバーウィークであります。昨日までは、岡山などへの外出がありました。お彼岸の墓参もいたしました。今日から後半は、家でゴロゴロであります。実は、この連休も仕事があったのですが、例の新型インフルの影響で、お休みになりました。うーん、なんともですねえ。それで、家で休日を満喫しております?
そんなわけで、今日は、R・シュトラウスの歌曲です。エディタ・グルベローヴァのソプラノとフリードリッヒ・ハイダーのピアノ。1990年ベルリンでの録音。このCD、発売されてすぐに買ったと記憶しているので、おそらくもう15年以上も前に買ったんでしょう。2枚組。4000円くらいはしていたのでしょうねえ。そんなCDを引っ張り出してきたのは、ヤフオクにこのCDが出品されているのを見ました。それで値段が、なんと7980円で出てました。今はこのCDは、廃盤であることからの価格だそうですが、いや~、そんなに価値があるんですか、と思って、持っていることがたいそう嬉しくなったのでした(笑)。まあ、そうは言っても、これは売値ですから、これで買う人がいることとは別問題なんでね。このオーションの行方には興味をもっております。それで、このR・シュトラウスの歌曲集ですが、全部で38曲収められています。1883年から1948年まで年代順に並んでます。まあ、R・シュトラウスの主な歌曲は入っているといっていいでしょうか。なんとなく、ロマン派の黄昏を感じさせるような雰囲気があります。いいですねえ。ただ、この曲目を意識しながら聴くことを、私はしないので、曲の名前がなかなか覚えられないので、困ります。加えて、これは輸入盤なんでねえ。曲名はすべてドイツ語なんで…。
エディタ・グルベローヴァは,「圧倒的な美声と驚異的な技巧を兼備したコロラトゥーラ・ソプラノ」と言われています。高音もらくらく、声も愛らしい美しさ、ゆれがほとんどなく、安定感抜群の歌。いわば、完璧な歌唱を聴かせてくれるソプラノですねえ。R・シュトラウスといえば、『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタの名唱を思い出しますね。この歌曲でも「献呈」「万霊節」「あした」「冬の捧げ物」などの有名な曲も、美声と伸びのある高音に安定したフォームで、実にいいです。実に足腰のしっかりした歌で、好きですね。「ツェツィーリエ」や「愛の讃歌」などでの高音の伸びは素晴らしく、そこには爽快な気持ち感じさせてくれますね。中でも好きなのは、第一曲目の「赤いばら」です。これは、2分あまりの曲で、他の歌手ではあまり聴いたことのない曲ですが、新鮮な美しさとグルベローヴァの滑らかで艶っぽい歌唱が聴けます。ただ、グルベローヴァの高音の伸びのある歌声は、曲によっては疲れるところがあります。また、歌の表情がそれほど変わらないところもあって、さすがに2枚組を聴き通すのは、つらいときもありますね。「夜」などでも、もっと柔らかい歌が聴きたいなと思ったりもします。とは言っても、他の歌手で聴いていると、グルベローヴァの高音と安定感をつい求めてしまうんですねえ。
グルベローヴァさんは、1946年のお生まれですから、還暦を過ぎたころですねえ。このCDは40台半ばの脂の乗りきったころのものですね。実に魅力的な歌声であります。
(TELDEC 2292-44922-2 1991年 輸入盤)
そんなわけで、今日は、R・シュトラウスの歌曲です。エディタ・グルベローヴァのソプラノとフリードリッヒ・ハイダーのピアノ。1990年ベルリンでの録音。このCD、発売されてすぐに買ったと記憶しているので、おそらくもう15年以上も前に買ったんでしょう。2枚組。4000円くらいはしていたのでしょうねえ。そんなCDを引っ張り出してきたのは、ヤフオクにこのCDが出品されているのを見ました。それで値段が、なんと7980円で出てました。今はこのCDは、廃盤であることからの価格だそうですが、いや~、そんなに価値があるんですか、と思って、持っていることがたいそう嬉しくなったのでした(笑)。まあ、そうは言っても、これは売値ですから、これで買う人がいることとは別問題なんでね。このオーションの行方には興味をもっております。それで、このR・シュトラウスの歌曲集ですが、全部で38曲収められています。1883年から1948年まで年代順に並んでます。まあ、R・シュトラウスの主な歌曲は入っているといっていいでしょうか。なんとなく、ロマン派の黄昏を感じさせるような雰囲気があります。いいですねえ。ただ、この曲目を意識しながら聴くことを、私はしないので、曲の名前がなかなか覚えられないので、困ります。加えて、これは輸入盤なんでねえ。曲名はすべてドイツ語なんで…。
エディタ・グルベローヴァは,「圧倒的な美声と驚異的な技巧を兼備したコロラトゥーラ・ソプラノ」と言われています。高音もらくらく、声も愛らしい美しさ、ゆれがほとんどなく、安定感抜群の歌。いわば、完璧な歌唱を聴かせてくれるソプラノですねえ。R・シュトラウスといえば、『ナクソス島のアリアドネ』のツェルビネッタの名唱を思い出しますね。この歌曲でも「献呈」「万霊節」「あした」「冬の捧げ物」などの有名な曲も、美声と伸びのある高音に安定したフォームで、実にいいです。実に足腰のしっかりした歌で、好きですね。「ツェツィーリエ」や「愛の讃歌」などでの高音の伸びは素晴らしく、そこには爽快な気持ち感じさせてくれますね。中でも好きなのは、第一曲目の「赤いばら」です。これは、2分あまりの曲で、他の歌手ではあまり聴いたことのない曲ですが、新鮮な美しさとグルベローヴァの滑らかで艶っぽい歌唱が聴けます。ただ、グルベローヴァの高音の伸びのある歌声は、曲によっては疲れるところがあります。また、歌の表情がそれほど変わらないところもあって、さすがに2枚組を聴き通すのは、つらいときもありますね。「夜」などでも、もっと柔らかい歌が聴きたいなと思ったりもします。とは言っても、他の歌手で聴いていると、グルベローヴァの高音と安定感をつい求めてしまうんですねえ。
グルベローヴァさんは、1946年のお生まれですから、還暦を過ぎたころですねえ。このCDは40台半ばの脂の乗りきったころのものですね。実に魅力的な歌声であります。
(TELDEC 2292-44922-2 1991年 輸入盤)
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