今日も30度近い状況。上着なしでいくというよりも、もう半袖にしたい、と思うような昨今であります。もうあと少しで夏になりますねえ。楽しみです。橋下発言、波紋を呼んでいますね。なんとも困ったものですねえ。維新は、もう終わりだ、という見方も増えていますね。大阪都構想は、いったいどうなるんでしょうか。橋下さん、国政か大阪都構想か。二兎を追う者は一兎をも得ずでしょうかねえ。うーんどうなるんでしょうか。
ということで、今回は三度目のヘンデルであります。ヘンデルの代表作といえば、一昔前なら、「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」でしたよね。今はどうでしょうか。オペラやらも盛んに演奏されているのでねえ。どんな人だったかは、よくわかりません。ただ、イギリスの国王の保護も受けているから、なかなかのやり手だったんでしょうかねえ。
そんなヘンデルの作品から、「王宮の花火の音楽」であります。と言っても、今回久々に聴きました。加えて、いろいろと勉強も少ししました。水上の音楽には、組曲が三つもあるんですね。それも初めて知ったし、王宮は五つの楽章からなって、水上の音楽の三分の一くらいだということも、初めて知ったのでした。この「王宮」は、1748年にオーストリア継承戦争終結のために開かれたアーヘンの和議を祝う祝典のためにヘンデルが作曲したもの。祝典自体はロンドンのグリーンパークで1749年に催されました。初演では、当時のイギリス王ジョージ2世の考えで勇壮な響きを出すため管楽器と打楽器のみが使われたが、ヘンデルは弦楽器を使うことを強く主張したため、現在ではその版も広く演奏されていることだそうです。
それはさておき、私がこの曲をあまり聴かなかったのは、なぜか。それは、バロックで金管、特にトランペットが、ぱかすか鳴る曲ってのはどうも苦手だったんです。例えば、ブランデンブルグ協奏曲でも、1番ってのはあまり好きではないのです。そして、バロックってメロディのはっきりしている曲はほんとにそうなんですが、一方でけっこうはっきりしないというか、あまり残らないものあるのですね。この「王宮」も、この両者の要素がかなり強いようなので、どうも苦手でありました。そうは言っても、いつまでも子供のようなことではいけないと思って、まあ今回の取り上げることになったのでありました。
それで、演奏なんですが、ジャン=フランソワ・パイヤール指揮のパイヤール室内管弦楽団であります。パイヤールはヴィヴァルディの四季が一世を風靡し、バロックブームのとき、盛んにその名を聞きましたが、ピリオド楽器が台頭する中で、あまり聴かなくなったんでしょうか。創始者のパイヤールさん,2013年4月15日に逝去されていたことを知りました。1962年に続き、二度目の1990年の録音です。
「王宮」は、序曲(ニ長調)、ブレー(ニ短調)、平和(ニ長調)、歓喜(ニ長調)、メヌエットI(ニ短調)・II(ニ長調)の全5楽章で構成されている。約20分ほどの曲。はやり、祝典用の曲ですので、華やかな雰囲気は大切でしょうし、その点このパイヤールの演奏は、威厳に満ちた華美さは、十分であります。管楽器はそれほどの活躍がされず、全体的に調和の取れた、上品な演奏なんであります。後半の三曲は、親しみやすいし、中でも、平和と歓喜でしょうか。でも私は、メヌエット好きなので、終曲もいいですねえ。古楽器系の演奏も聴かなければならない、と思いました。
このCDは、バロックの激安BOXに収めれているものです。こういったときの、こんなBOXものは便利ですねえ。
(Baroque Masterpieces -60CD Limited Edition SONY BMG 88697303862-1,2 2008年 輸入盤)
ということで、今回は三度目のヘンデルであります。ヘンデルの代表作といえば、一昔前なら、「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」でしたよね。今はどうでしょうか。オペラやらも盛んに演奏されているのでねえ。どんな人だったかは、よくわかりません。ただ、イギリスの国王の保護も受けているから、なかなかのやり手だったんでしょうかねえ。
そんなヘンデルの作品から、「王宮の花火の音楽」であります。と言っても、今回久々に聴きました。加えて、いろいろと勉強も少ししました。水上の音楽には、組曲が三つもあるんですね。それも初めて知ったし、王宮は五つの楽章からなって、水上の音楽の三分の一くらいだということも、初めて知ったのでした。この「王宮」は、1748年にオーストリア継承戦争終結のために開かれたアーヘンの和議を祝う祝典のためにヘンデルが作曲したもの。祝典自体はロンドンのグリーンパークで1749年に催されました。初演では、当時のイギリス王ジョージ2世の考えで勇壮な響きを出すため管楽器と打楽器のみが使われたが、ヘンデルは弦楽器を使うことを強く主張したため、現在ではその版も広く演奏されていることだそうです。
それはさておき、私がこの曲をあまり聴かなかったのは、なぜか。それは、バロックで金管、特にトランペットが、ぱかすか鳴る曲ってのはどうも苦手だったんです。例えば、ブランデンブルグ協奏曲でも、1番ってのはあまり好きではないのです。そして、バロックってメロディのはっきりしている曲はほんとにそうなんですが、一方でけっこうはっきりしないというか、あまり残らないものあるのですね。この「王宮」も、この両者の要素がかなり強いようなので、どうも苦手でありました。そうは言っても、いつまでも子供のようなことではいけないと思って、まあ今回の取り上げることになったのでありました。
それで、演奏なんですが、ジャン=フランソワ・パイヤール指揮のパイヤール室内管弦楽団であります。パイヤールはヴィヴァルディの四季が一世を風靡し、バロックブームのとき、盛んにその名を聞きましたが、ピリオド楽器が台頭する中で、あまり聴かなくなったんでしょうか。創始者のパイヤールさん,2013年4月15日に逝去されていたことを知りました。1962年に続き、二度目の1990年の録音です。
「王宮」は、序曲(ニ長調)、ブレー(ニ短調)、平和(ニ長調)、歓喜(ニ長調)、メヌエットI(ニ短調)・II(ニ長調)の全5楽章で構成されている。約20分ほどの曲。はやり、祝典用の曲ですので、華やかな雰囲気は大切でしょうし、その点このパイヤールの演奏は、威厳に満ちた華美さは、十分であります。管楽器はそれほどの活躍がされず、全体的に調和の取れた、上品な演奏なんであります。後半の三曲は、親しみやすいし、中でも、平和と歓喜でしょうか。でも私は、メヌエット好きなので、終曲もいいですねえ。古楽器系の演奏も聴かなければならない、と思いました。
このCDは、バロックの激安BOXに収めれているものです。こういったときの、こんなBOXものは便利ですねえ。
(Baroque Masterpieces -60CD Limited Edition SONY BMG 88697303862-1,2 2008年 輸入盤)
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