次女と買いものに出かけていた長女が「ちづこさんからお手紙きてるよ」と手渡してくれた葉書。
普段聞きなれない名前だったが、文面を読んでにっこり。 気づかないはず、還暦旅行で一緒だった同級生から。
中学で一緒になった彼女とは、同じクラスの時があって彼女の家にも良く遊びに行ったことがある。
なぜそんな関係になったのかは思い出せないが、気さくでさらっとしていて頭がいいそして笑顔がいい、
私にはそんな彼女が魅力だったのかも知れない。
城之崎温泉に宿泊の夜、宴会の前に部屋へみんなが集まってきたとき今からの人生をどう楽しんでいくか等、
自ずとみんなでそんな話になり、色々話していたら、「気の効かないガイドさんの話よりよっぽどこっちの話がいい」
そんな中で彼女が 「私は絵手紙を楽しんでいるのよ」そう言っていたが・・。
”そよ風が 心地よい季節” 美味しそうな苺が描かれた絵手紙。 新緑の季節の風を感じる。
文面は相変わらずの達筆で、”再会が一気に学生時代の自分たちに戻れるなんて感激です。”
そして私たち夫婦へもったいないメッセージが書かれてあって、(とんでもない、ちづちゃん)こそばゆい気がした。
そして書かれてあるような”素敵な夫婦に”・・なれるように、努力・・しないといけないな・・と改めて思った。
デジブックで作った旅行のみんなへのメッセージのが届いたようで”CDありがとうね!!”と結ばれてあった。
喜んでもらえて嬉しい便りだった。 メールもいいが、便りも暖かい・・中々書いていないなぁ・・最近。
昔は筆まめ・・とか言われたことあったのに、母ではないが昔出来ても今出来ていないでは自慢でも何でもない、そう。
(あ・・デジブック、夫の小学校側だけで、私の方はまだなんだよね・・わ~・・)身を縮める私。
生まれて初めて透明水彩絵の具なるものを、ネットで買った。
家族には内緒である。 熱しやすい私のことだ(また始まった・・)そう思われるのもしゃくだし。
届いた時は偶然にも私一人だった。 しめしめ。
でも欲しかった~。 うまいこと午後一人になったのでこそっと書いてみた。
小雑誌の絵をまねした。 まねる・・まねぶ・・まなぶ・・学ぶ・・まいっか。
こそっと内緒でアップ。 一度使ってみたかった~。 似通ったような絵の具の色名も英語なので
分からない、日本語は老眼鏡でも見えにくいし~、白色ってないし~、テキトー。
◆サツマイモ ヒルガオ科 サツマイモ属 花言葉:乙女の純情
昨日も暑かったが今日はもっと暑かった。 昨日初めて部屋を除湿した、もちろん今日も。
いよいよ明日、初人間ドッグ。 いくら悪ければ治療すればいいと言ってもちょっと心境は違う。
肝臓の結果は良くないにしても、何が出てくるか分からない。 昨年の今頃胆嚢に良性のポリープ、
ちらっと悪性に変化していなければいいがとか、胃、肝臓以外検診はしたことはないから少し不安。
まぁいいや、その不安を取り除くために検査するんだから、まな板の上の鯉(空元気~)
説明書を読んだり、色々な申し込み表を書いたり、書類の中に癌、癌と文字を見るとちょと嫌だなぁ。
暑いし写真はやめにして、ブログ友だちに影響されて心静かに色鉛筆で絵を描いた、3年ぶり。
水をはった入れ物にサツマイモをつける。 すると根が出て若芽が出てくる。
炊事に立つ窓辺に置いているが、段々と伸びて葉が出てくるようになると実に楽しいものである。
どんどん伸びて結構暑い夏を爽やかに、生き生きを演出してくれるに違いない。
今日やっと新芽が出た。 まだまだなのでアイビーを一枝挿している、ここからも根がでた。
明日また義父には珈琲たててあげよう。 天満宮にもお参りして行こうか。
* 紫陽花・今日の一枚 *
銀行ではないが、おまとめ何件・・最近はこんな形が多くなった。
屋上でもう一ヶ月以上咲いては散り、また咲き続けている花。
名前・・う・・ん、思い出せない! 葉はさつきの葉と似ている。 華やかな屋上の演出者。
2月11日(日) 建国記念の日
夫は綿密に計画を立てて行動すると言うより、どちらかと言うと行き当たりばったり的な所がある。
でもそれが結構ぐいぐい行く性格で、もぅ~と思いながら後で良かったと言うことが結構ある。
今日の場合は私。 私はB型、思い立ったらマイペースで・・そんなところも(大いにある)
ご近所さんから去年もらっていた、京都国立博物館のチケット2枚、1月28日までと思っていた。
掃除がてらウォールポケットを整理していたらなんと2月18日までではない!(いい加減やわ私!)
「お父さん! まだ行けたよ京都行こ!」 打ちっ放しにでもと思っていた夫興味なさ下だが「おう」
展くんのお母さんの誕生日プレゼント持参の予定だった次女夫婦、お母さんの都合が悪くなり
急遽一緒に行くことに。 それも午後1時を過ぎていたけれど、まぁ明日も休みだし。
駐車場無料!空き待ち。 「あんたどうせあちこち撮りまくるんやから降りて先に行ってき」
(そんな~)待ち時間20分だった。 娘夫婦は向かいの三十三間堂あたり散策へ。
初公開とあってかなりな人である。 年齢層の高い夫婦連れが目立つ、どこへ行っても。
(そこの紅いジャンパーの夫君邪魔!) 私を一枚も撮らないのに、いつも自分は写ろうとする。
館内ではヘッドフォンで音声ガイダンスに添って。 老眼では絵の説明を読むのに難儀するから助かる。
鑑賞は別々、お互いに興味が違うから同じようには進めない(って言うか、入って5分もう夫は見えない!)
桓武天皇が日常を過ごされた御常常御殿や御学問所等、どれだけの枚数の障壁画だったろうか。
まだ当時の絵師たちによる、当時を偲ばせる御殿の儀式や祭り、人々の生活や様子などが伺える。
1000年もの年月を経たものでも、今でもり立派に当時を再現するようで、保存のすごさを感じる。
一生懸命観たので、外へ出たときの空気と梅の香にほっとする。
晴れたり曇ったり、時に雨粒も。 京都だから・・しかし京都市内は嬉し懐かし。
大阪市の変貌とはかけ離れ、30年以上経っても驚くほどのことでもないと感じるのは古都京都だから?
4時を過ぎていたが北野天満宮へ寄ろうよと言うことに。 5時で閉門!
菅原道真公、学問の神様なので今の時期多い。 本殿へは行列が長くて並ぶのを断念。
私は結婚する前の5年は京都、2年は駅の近く後の3年は北野天満宮へ歩いて15分位の所にいた。
ショックだったのは、20年以上も久しく訪れたのはいいが、良くここを通って千本通りの市場に
買い物に行っていたのに。 境内をあちこち歩いても中々当時の感覚が戻らないのだ。
こんなんだったかな・・え~、こんなところにこんなのあったかな。 あ・・記憶が・・。
25日には梅花祭があるが、境内は結構咲いていたが梅林の梅はまだ。
駐車場にあったさざれ石。 国歌『君が代』 ♪~さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで~♪
短い時間だったが、独身時代の懐かしい場所に心もすがすがしく、夫とデートした時を思い出す。
(夫は覚えていない!!)
食事をして家についたのが9時前だった。
2月12日(月) 振り替え休日
昨日何をするにも睡魔に勝てず10時には寝てしまった。 当然ながら3時頃に目覚めた。
寝るのも惜しいので熱い珈琲を入れ、なんとなくブログサーフィンをした。
あるところに目が止まり、と言うのも絵を描いておられる方だったのでカテゴリの絵をみていた。
最新記事に、弟さんが梅田の阪急百貨店9階の画廊で第8回油彩展を開かれていると、なんと13日まで。
ご自分の書いた絵と、もう一枚は写真だと思ったら弟さんの絵だった。 見事な写実な絵である。
(よし、行ってみよう!) 夫は打ちっ放しと飲み会。 「行ってきなさい、どこへでも」投げやり。
思ったら即、熱しやすいそんな私の性格分かっているから。
行こうと思ったら帰ってきた。 「行きたい?」「いや」「じゃぁ干してるお布団入れてもらえるかな」
「布団くらいよう入れるわ」(入れたことないくせに・・)
バレンタイン商戦でデパート内には人がいっぱい。
画廊には20点くらいだったろうか。 写実な油彩と水彩画、実に細やかなタッチなので感動。
そして明るくて穏やかな絵。 筆遣いがすごいのでずっと近寄ってみていたら、
「油絵は離れて見た方が・・」「はぁ、あまりに細やかな筆使いだったもので・・」一枚一枚丁寧に見ていたら
「どなたかお友達の紹介ですか?」「いいえ、実は初めてお兄さんのブログを拝見して知りました」
「あぁ、《僕の菜園日誌》でしょ」とにっこり。 ご兄弟揃って絵画、おまけにハンサム。
写真には撮れないが、絵は目に焼きついている。
素晴らしかった《中司満夫さん》の油彩画展、かくして私の休日は鑑賞の日々となった。
デパートも久々にうろうろ出来たし、気分はすかっと爽やか。 女ってやはりね!
行き当たりばったり的、夫のことをそう書いたが、実は私もそうかも。
せわしい気持ちでは書けないけれど、後になるともっとせわしいから今やらないと・・と理由をつけ、
ミニ色紙や年賀状の挿絵を書く。 (こんなんしてる場合じゃない、やることいっぱいあるのにな・・)
天気が悪いのでこんな日は洗濯も乾かないし、雑巾がけもね・・やっぱりこれ。
これもやらないといけない事だから・・と、そんなことを思いながら書く、雑念の多い私。
年賀状は100枚ほど、いつも27日くらいから書き始めていた私にとって、こんな早くから書くなんて。
(決して早くない・・よね) 表裏筆ペンで書くので本当は早くから書いて当たり前なんだけど。
小学、中学時代の担任だった恩師にも何人か、お世話になった時からずっと出している。
いつもの短い帰省では訪ねることも出来ないが、そのかわり母が先生達に会って話をしてくれるらしい。
中にはお寺の住職さんがいたりするから。 それでももうみなさん70歳をとうに過ぎておられる。
校長先生や教頭先生から、届かなくなったとき翌年は奥様から丁重に亡くなられたことや、
生前のお礼などを書かれた便りが届いたものである。
今年は喪中につき・・の葉書二枚である。 そんなことに少しほっとしている。
遠方に住まわれている先生には、近年夫とのツーショット写真を載せるようにしているのだけれど、
こんな文明の時代、電話でもすればいいのに、私のHPのアドレスを書き近況報告とさせて頂いている。
他は更新もないHPだけど、ブログでは日々の出来事を見ていただけるから。
来年は一度電話をして元気なお声を聞いて話してみるのもいいなぁと思う。
出来ることなら、住所を頼りに恩師や年賀状だけになった友人たちに会う旅などしてみたいものだ。
新しい年へのひとつの願望を今密かにみつけた私は、いつしか無心になって挿絵を書いていた。
最近のお気に入り、展くんがガーゼを脇にはさませてなつめをお風呂のママの所へ連れて行く。