：：：：：：２２日（土）：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
一階に置いてある会社の商品、今日は棚卸し。
朝からサンドイッチ作り、独身男性の為にそして喉の痛い夫の為に。
以前は、私も手伝って表にも商品を出してやっていたのですが、ここ３、４年は商品も減ってきて私はパス。
お昼に終る頃、社長さん夫妻が来られました。 一緒にお昼をと言う事で。
昼食は我が家自慢の”ドライカレーと野菜サラダ”好評でした。
夫が日立造船入社を急きょやめ、神戸の社長さんのところへ下宿したので今に至っているのだと思います。
遠距離ではきっと心が離れてしまう・・そんな夫でしたから、春休みに男兄弟４人いる夫の実家を訪ねられて、
「大阪で商売している、会社へ誰か来てくれないか」そんな社長さんの話に夫は飛びついたのです。
京都の病院へ就職する何日か前、「日立造船をやめて神戸へ行く」我が実家の近くの海辺で話した夫。
その時の驚きと、恋？愛？密かな実感で驚きと喜びを隠せなかった私、な～んちゃって！ 恋愛小説じゃん！
デートは私の住む京都か下宿の神戸、初めて訪ねた私を、ご夫妻は温かく迎え入れてくだいました。
それ以来、ご家族とのお付き合いをさせていただくようになったのです。
夫とは遠縁で、夫の両親の仲人は社長さんのご両親、私たちの仲人は社長さんご夫妻親子二代の縁なのです。
高熱後ヘルペスが家族に蔓延、「僕は感染しない！」と健康体を自負していた展君も昨夜３８度を越す熱が！
（なんやそれ！）笑うしかありません。 幸い三連休、その間に治さないとね。
もらいもののような左眼が悪化してきた次女は、展君と病院を変え眼科へ行行きました。
”眼のヘルペス”だそうです。 口の中だけではなく、眼や身体にも出来るようです転移するらしい。
そりゃぁ、一つ布団で親子三人、川の字になって寝ているのです、なつめ、次女、展君うつらない方がおかしい。
あ～これで、我が家の無傷は私だけ！ そんなに強くも無いのに私、自分で自分を褒める（偉い！）
食事は大分とれるようになった夫、重症な次女、そして高熱の展君、いつ我が家は無菌状態になるのだろう！
そんな夫婦の間で全快のなつめは寝さされない、安全な私と寝ました。
布団は蹴るし、動くし・・その度に目が覚める、何度も・・子育て時代を懐かしみながらの夜でした。
そうだ逃避行・・夜、日曜息子は仕事と言う愛ちゃんと電話しながら、お弁当持って出かけようか、そんな約束をした。
：：：：：：２３日（日）勤労感謝の日：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：:：：：：：：：
いいお天気、若夫婦から逃避行？ 展君は熱もあるし次女は眼のヘルペスが思わしくないし、
二人をゆっくり休ませようと（いえ、私ももらったら困るので・・）お休みの愛ちゃんとひろとを迎えに行き、
午後のＵＳＪのクリスマスのショーを見たいし、ならばそれまで近所の舞洲で孫たちを遊ばせようと出かけました。
少し風はあるけれど、お弁当を食べて・・
ひろとの野球、息子の仕込みよろしく、投げるのも打つのもそしてスライディングも上手！面白い。
夫は息子とキャッチボールなどすることは無かったが、親の興味次第で小さくとも能力を引き出せる事を実感。
二人を寝さそうと車で舞洲をぐるぐるドライブしながら、「お昼寝したら、ＵＳＪへ連れて行くよ！」
なつめは行きたい一心で寝たが、ひろとは中々眠れない、うとうとした頃にそろそろ到着。
なぜかひろとがベビーカーでなつめが歩き・・日曜だ、大勢の人。
愛ちゃんが 「年間フリーパスの人、除外日ですって！」 「え～！ 気がつかへんかったな～」
起きたらＵＳＪのお約束だったのに、Ｕターンでなつめは泣いて座り込み。 約束だ破ったんだものね。
「仕方ない、天保山へ行こう」 こちらも日曜とあって大勢の人。 大道芸を見て時を過ごしました。
夕日を見る人たちに混じって・・ 落陽を待つ。
５時に、イルカ君が海遊館のイベント広場のイルミネーションツリーの点灯です。
昨年までと変わっていたツリー、孫と一緒なのでちゃんと撮れませんがまた一人自転車で来ようと思います。
２２メートルのツリー、青は”海の恵み” ピンクは”幸せの光” ブルーは”希望の光”だそうです。
ＵＳＪには行けなかったけれど、孫たちはこれで・・ＯＫです。
：：：：：：２４日（月）：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
雨です、なんだか少し疲れが・・と言うか・・次女が少しづつではありますが快方に向かっているので、ほっと。
長男夫婦と同居している夫の姉夫婦が、雨の中をわざわざ大阪城のイベントで買った新巻鮭を届けてくれました。
電話で我が家のことを話すと「大変やなぁ、届けたら帰るからね」
義姉の顔を見たらなぜかふっと涙が込み上げて来て、義姉もうるうる・・義姉だって聞いて欲しいことあったはず。
孫たちの心配、夫、次女、展君へ・・気を許す間のない私、気持ちが詰まっていたのでしょう。
「今度四人で温泉へ行こうよ、いっぱい話しよう」 傘をさして嬉しい１０分の立ち話でした。
義姉に会って１０分話しただけで、気持ちが少し楽になりました。
義姉はいつ声をかけても、急な寄り道でも「上がって上がって」と笑顔で気さくに歓待してくれます。
夫もすぐに「上がって！」と言う方なので、（え！今？）散らかっている時等少し嫌だなぁと思う時がある私。
接待するのは、好きなんだけど。 いつでも笑顔で・・そんな義姉を見習わなくてはといつも思う私なのですが。
：：：：：：２５日（火）：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：：
今日は義父の月命日、朝好物だった珈琲をたてお供えし(お父さんみんなを頼みます)思わず言いました。
次女が大分良くなったのと入れ替わりに、今は展君がいけません。 すごいです、ヘルペスの威力。
夜、やっとご飯を口に出来た娘。 「ご飯が食べられるって、すごい幸せやわ」嬉しそうにしみじみ言います。
人は煩うと、当た前のような日常の有り難味がいっそう感じられて、まんざらでもないのですが。
「お母さん、私が完全に治ったら美味しいものご馳走するからね一緒に食べよう、何がいい？」
妊婦さんには、食べものを口に出来ないことは、酷です。 おかゆさえ喉を通らなかったのですから。
美味しいもの・・１週間主婦が出来なかった娘の、せめてもの申し訳なのでしょう。