日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 神戸花鳥園へ・・ *

2010年11月13日 | 風景・お出かけ

昨日から黄砂・・今日の方がひどいかも。 阪神高速神戸線・・集中工事の為麻耶からは迂回、麻耶で降りるのだけれど
と言うことでめちゃくちゃ渋滞。 「12時過ぎに着きますから」と言って家を出たのに、1時間ゆうにオーバー。 
黄砂で山並みも見えないし、寝不足の夫はイライラ。 途中から様子を入れたが、神戸の夫人の方が待ち疲れたようだ。

やっとのことで麻耶出口へ、街路樹が美しく紅葉していて、「きれいやね!」はしゃぎながら夫の気をそらせた。
待ちくたびれた夫人を迎えに行き、ポートアイランドの神戸空港右手前にある神戸花鳥園へ向かう。

 2時到着。 南入り口の普通車600台、観光バス50台の駐車場はガラガラ。 夫人が一緒の我々にはとても有難い。
入場料は大人1500円、65歳以上1000円、小人700円なり。 駐車場は1時間まで無料、終日500円。

入口には、フクロウやお土産売り場、そこを抜けると・・ペンギンや、オシドリ、カモや鯉が共存した池がある。 
餌をやると鯉を踏み台にして色の鮮やかなオシドリが真っ先にうまくキャッチして食べる。
口だけパクパク開けて、鯉がなんだか哀れに見えた。 子ガモは池から出て餌をもらおうとしている。

 南ロビーには花いっぱいの空間、沢山の種類のベゴニアが枝垂れている。

 花の下で・・

 なばなの里にもこんな空間があるが、きれい~。 花の下は800席のレストラン。



「おなかがすいたなぁ」夫人に言われて「ほんまやわ、花に見とれ忘れてた!」もう2時半である。
バイキングレストラン「華花」、 1380円はお安い。 ラストオーダー3時半。 人が少ないので落ち着いて食べられる。
私が料理を取ってくるのだが結構食べて「もう食べられへんわ」と言いつつ、私がチョイスしてくればさらっと完食!
でも、しょちゅう来れない私たちには、夫人の食欲は正直安心で有難い。

食べているときに、上から時々花びらがはらりと落ちたり、雀がちょんちょんと寄って来たり、なんだか楽しい光景。 

 

 色とりどりの花・・

 自分が楽しみに来ている訳ではないので、夫人の歩行を気遣いながら撮るものだからブレた写真がいっぱいだ。

 

夫がオオハシに餌を。 インコもなつく。 つがいかと思われる白鳩オウギバト、みみずくちゃんと写真を撮ってくれる。
フクロローの飛行ショーは、食事をしていたときみたいで見られなかった。

 一年中咲いているらしい熱帯性スイレンの空間。 100種類あるらしい、。 

色々撮りたかったが我慢、それに適当にさっと撮るのでボケが多いが、透明感のあるスイレンの美しさは格別である。

 

世界のフクシアが200種類もあるらしい。 今日のところは夫人に合わせて我慢我慢。

一昨年飛行場が好きだと言われ、神戸空港へ連れて行ってあげた帰り、花鳥園の文字を目にしていた。
昨年から「連れて行ってあげますよ」と言いながら中々果たせず、やっと・・休憩しながら3時間の滞在だった。
疲れたのではなかろうか。  一日中曇りに加えて黄砂である、室内で過ごせて正解だった。
もう5時・・外は暗くなっている。 お疲れと思い、部屋まで送って行ってすぐに帰ることにした。

帰りの高速はスムーズだった。 家に着いて電話をしたら、「嬉しくてお友達にすぐに電話したのよ」そっか。
「自分ではもうとっても行くことなんて出来ないから、連れて行ってもらって良かった、嬉しかったわ」
1か月前に毎日顔を覗かせてくれていた仲の良いお友達が亡くなられ、少し気弱になっておられたのだ。
そのお友達の形見分けのコートを着ておられた。 
高齢で一人暮らし・・足元も手も弱くなられたが、心中はいかばかりか、測り知れないものがある。

撮った写真をパソコンで見ながら、自然な笑顔が何枚も写っていたので、喜んでもらえた・・ってほっとした。

神戸花鳥園  神戸市中央区港島南町7-1-9 TEL078-302-8899