お医者さまで、作家でもある私の好きな鎌田實さんの笑顔が入った写真の広告が新聞に載っていた。
残しておこうと思って切り取ったので書いて見た。
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がんばらない。 がんばりすぎないのが、いいんです。
からだの衰えや、病気、それにまつわる介護。
誰にでもやってくるものだからこそ、
すべてを前向きにとらえた方が
いいと思うのです。
シニアになっても、自由に外に出かけたい。
介護する人、される人になっても、
笑顔を忘れずにいたい。
そんな毎日を実現させるコツは、
「がんばりすぎない」こと。
人やモノに頼ったり、
ちょっとした工夫をすることで、
からだや心の負担は、ずいぶん軽くなるものです。
自分らしく、豊かな人生を楽しめるように、
肩の力を抜いた「がんばらない」生き方。
もういちど、考えてみませんか。
・・エールの・・ントの広告より転載。
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これは「がんばらない介護生活」を応援するメーカーさんの広告にあった言葉。
大切な言葉であろうと思う。
誰もがそんなに強くはないけれど、でも対処して行かなくてはならないときには、やはりこのような思いは大事だと思う。
東北の人たちに「がんばって」と言うのは酷だ、充分にがんばっているのにとかを良く聞いた。
すでに日々病気と闘いがんばっている人に、更にがんばってと声をかけるのにはためらいがある。
しかし・・人によって事がらによって、場合によっては「がんばって」は励ましのかけ声になる。
母は電話の後必ず「がんばろうで」を言う。 あんたもがんばりなさいよ、母さんもがんばるから・・の思い。
私も良く言う「がんばろうね」 それは人に言いつつ、私もがんばるよと自分に言い聞かせている思い。
自分にも言う「がんばろう」とガッツポーズ(ガッツは死語?)かな。 良く言う、心の中で。
昔から、がんばろう・・の言葉は好きだ。 自然に言える、今は。
でもいつか、この広告のように言い聞かせることがあるかも知れない。
先日、今は亡き高齢の神戸の夫人のことや日々することが溜まって行くことを半分嘆きながら夫に話していた時、
「そんなにがんばらんでもええやん、肩の力抜きいや」
(2018年)
たのしみは 予定無き朝 麻雀の 誘いににやりの 夫を見るとき
(今は 不謹慎です・・が・・元気で留守が嬉しい私です)