日々雑感 ~写真と思い~

今日と言う日は、二度と来ない。 
だから今日を大切に・・そんな私のデジカメ散歩 

* 兄夫婦の結婚記念日 *

2011年10月25日 | 行事

実家の兄夫婦の結婚35周年であった。
昔から親子兄弟で誕生日や結婚記念日はお祝いの電話など欠かすことの無い習慣、母が率先していたから。
引っ越しやなんやらで忘れないようにと、心していた。 
夫の方にはそのような習慣が無かったので少し気がひけるが、兄嫁さんには特にお世話をしてもらっている由。
感謝以外の何ものでもないし、お祝い電報や何やと気持ちを届けている。

30周年は姉が音頭をとってくれて姉妹4人で薔薇のブリザードフラワーを送った。
今回は個人で多分・・と思い、鉢物とメッセージを送る事にして昨日長女が来てくれたのでゆいちゃんをみてもらい、
自転車を走らせた。 今日届くようにと。
迷ったが大きな幸福の木にした。 母が2人には本当に良くしてもらい幸せ幸せと言うものだから。
A4サイズに背景に飾りのテンプレートを印刷、毛筆で頭に兄夫婦の名前をひらがなで並べて、その下に言葉を並べ
お祝いの言葉に託した。 それをしっかりラミネートしたのをお店の方に同梱してもらった。

夜電話があって、兄嫁さん、兄、母と代わった。
昨年の結婚記念日は、兄が検査で胃に悪性腫瘍が見つかり手術となった。 3人目の孫が21日に生まれたばかりの時に。
胃を全摘して随分と体重が落ちた兄、お嫁さんの出産、産後を家で預かって、母の世話も兄の世話も、そして週2の
ヘルパーさんの仕事もこなして来られた兄嫁さん。 1人何役もこなされた。 
そんな事がらを乗り越えて、今年の4月は米寿を迎えた母に吉野の桜を見せてあげたいとの兄夫婦のたっての希望で、
大阪、奈良、京都と何処も満開の桜の時に、親孝行の桜の旅をし私たちも便乗させてもらった。
この事は本当に良かった感激だったと3人から改めて言われた。
とりわけ母は「こんなに幸せな者はおるじゃろうか」と涙声だった。

長男へ嫁いだとは言うものの365日、目をかけ心をかけて下さる兄嫁さん、そして昔から孝行な兄。
申し訳ないかな自分たちの事でいっぱいで、母さえ忘れる日があるかも知れない私たち・・申し訳ない限り。
いつも明るい兄嫁さんの声で、生活が見えるようでほっと救われる。

兄が12月の終わり頃4人目の孫が生まれるので「来月からお嫁さんが産休で、息子と孫と3人が帰って来る、
賑やかになるわい」嬉しそうに言った。 「極早生のみかんを送るから」と付け加えて。
実家が安泰だと私たちも幸せをあやからせてもらえるようで、心から安らかな感謝の気持ちになる。 



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